1.見失った一番星
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「あの時、確かにリリナは攻撃に巻き込まれた……。だけど巻き込まれただけで本当に死んだか見ていないなって思ったの……」
冷静になってセレーネはそう考えていた。
「ジョミーはどう思う?」
「僕も……僕もリリナは死んではいない。そう思います」
「長老たちは死んでいる。そう考えているのに?」
「はい。なんとなくですけどね……。あの子は悪運が強かったからどこかで生きている。そんな気がするんです……」
ジョミーはふっと微笑んだ。
「ああ。そうか。ジョミーはリリナと幼馴染だったね……」
「はい……。お転婆で先生(マザー)によく怒られていました」
今となっては懐かしい思い出だ。
「そうか……。だが生きていてもどこにいるのか分からない……」
「セレーネ」
「私たちは一番星を見失ってしまったんだよ」
ジョミーが『太陽』だとしたらリリナは『一番星』だった。昼を乗り切る力をミュウは手にしたが、暗闇の中を前に進む力は手にしていない。
(リリナ……)
あの時彼女を見失わなければと思ってしまう。
一番星はまだ見えない。見失ったままだ。
これがなければミュウは夜を乗り切れないというのに。
セレーネは広大な宇宙を見つめていた。
いつか輝ける一番星が見つかるかと思って。
冷静になってセレーネはそう考えていた。
「ジョミーはどう思う?」
「僕も……僕もリリナは死んではいない。そう思います」
「長老たちは死んでいる。そう考えているのに?」
「はい。なんとなくですけどね……。あの子は悪運が強かったからどこかで生きている。そんな気がするんです……」
ジョミーはふっと微笑んだ。
「ああ。そうか。ジョミーはリリナと幼馴染だったね……」
「はい……。お転婆で先生(マザー)によく怒られていました」
今となっては懐かしい思い出だ。
「そうか……。だが生きていてもどこにいるのか分からない……」
「セレーネ」
「私たちは一番星を見失ってしまったんだよ」
ジョミーが『太陽』だとしたらリリナは『一番星』だった。昼を乗り切る力をミュウは手にしたが、暗闇の中を前に進む力は手にしていない。
(リリナ……)
あの時彼女を見失わなければと思ってしまう。
一番星はまだ見えない。見失ったままだ。
これがなければミュウは夜を乗り切れないというのに。
セレーネは広大な宇宙を見つめていた。
いつか輝ける一番星が見つかるかと思って。
