3.掴んだ手がかり
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その頃、セレーネは貨物船の中にいた。
「呼ばれた気がしたんだが……」
貨物を積み込む部分を順にみていく。
「これも違う、あれも違う……」
そう。セレーネはあの貨物船を見て呼ばれたと感じたのだ。今を逃すと後悔するとも思った。
だから急いでやってきたのだ。
やがて青く光る物体を見つける。
近づいて除くと震えるナキネズミがいた。
(ナキネズミ……? シールドを発するほどの思念派は持たないはずだが……)
檻を壊して抱き上げるとナキネズミがこちらを見てある映像を送ってくる。
緑の瞳を持つ黒髪の少女が優しくナキネズミを抱き上げる映像だ。
記憶より少し成長している。
「何!?」
セレーネは驚いた。
セレーネが見守っていた14年間ではリリナはナキネズミと接触していなかったはずだからだ。
「今のは……」
ナキネズミを包んでいる幕がすっと消える。
「ああ……、ああ……!」
セレーネは歓喜に震えた。
「やっと見つけた! やっとリリナを迎えに行ける!」
掴んだ手掛かり。
それを失うつもりはセレーネにはなかった。
「呼ばれた気がしたんだが……」
貨物を積み込む部分を順にみていく。
「これも違う、あれも違う……」
そう。セレーネはあの貨物船を見て呼ばれたと感じたのだ。今を逃すと後悔するとも思った。
だから急いでやってきたのだ。
やがて青く光る物体を見つける。
近づいて除くと震えるナキネズミがいた。
(ナキネズミ……? シールドを発するほどの思念派は持たないはずだが……)
檻を壊して抱き上げるとナキネズミがこちらを見てある映像を送ってくる。
緑の瞳を持つ黒髪の少女が優しくナキネズミを抱き上げる映像だ。
記憶より少し成長している。
「何!?」
セレーネは驚いた。
セレーネが見守っていた14年間ではリリナはナキネズミと接触していなかったはずだからだ。
「今のは……」
ナキネズミを包んでいる幕がすっと消える。
「ああ……、ああ……!」
セレーネは歓喜に震えた。
「やっと見つけた! やっとリリナを迎えに行ける!」
掴んだ手掛かり。
それを失うつもりはセレーネにはなかった。
