3.掴んだ手がかり
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「う~ん…。お昼だ~」
午前の講義が終わり、リリナはわくわくしながらカフェテリアへと向かった。
「今日はどれにしようかな」
うきうきしながら彼女は向かった。
「やあリリナ。この間貸した本についてどう思う?」
「この間のレポートよかったわ。どうやって考えたの?」
「勉強教えてほしいんだけど」
「このパスタ絶品だよ」
カフェテリアに向かうと多くの人が話しかけてくる。
「本については今日中に返すから待って」
「それはこう考えてね~」
「勉強は午後の講義が終わってからでどう?」
「本当? ありがとう」
そのたびに彼女は足を止めて話す。
「人気者だね、リリナは」
ハリーが苦笑する。
「あの子、多くの人と喧嘩するし問題起こすけど憎めないのよね」
ケイトは肩をすくめた。
「おおい、ケイト、ハリー、イレーヌ」
そこへサムたちが声をかけてきた。
「ケイト、ハリー、あとキースも」
ハリーが真っ先に気づく。
「リリナはどうしたの?」
スウェナがリリナがいないことに気づく。
「あっち」
ハリーがリリナの方を指さす。そこには多くの人に囲まれている彼女がいた。
「相変わらず人気者なのね」
「血の気が多いけど人気者なのはもう一人の幼馴染と同様だな」
サムはにかりと笑った。
「そうなのか?」
キースが訊いた。
「ええ。まるで一番星みたいに人を引き付けるの」
「一番星、か……」
上手いことをいうとイレーヌは思った。
誰も彼も彼女に反発しつつも引き付けられる。
イレーヌだって彼女のことは好きだ。
だからこそ彼女がいなくなってしまったらどうなるか分からない。
そんな暗い思いを抱えながらイレーヌは人と話しているリリナを見つめていた。
「ごめんごめん。お待たせ~。ってサムにスウェナにキースじゃん。どうしたの?」
リリナはサムたちに気づいた。
「最近話していないからどうしたのかなって思ってさ」
「幼馴染が心配だったのよ。この間上級生と喧嘩したって聞いたし……」
「この二人の付き添いだ」
それぞれ訳を言った。
「あいつら下級生に嫌がらせしていたからすっきりしたけどな」
「でも上級生と喧嘩よ。まかり間違ったらぶちのめされたのはリリナだもの。痛くはない?」
「大丈夫! スウェナは心配性だな。逆に返り討ちにしました」
リリナは笑顔でピースをした。
「そう……。あの人たち素行も悪かったし、成績もよくなかったのよ。きっとリリナやイレーヌに嫉妬しているんだわ。それに彼女に振られた八つ当たりよ」
「嫉妬心を持つ前に己を磨くのが一番なのだがな。そのうえ彼女に振られた八つ当たりだと。くだらん恋愛感情を持つからそうなる」
キースは切って捨てた。
それにスウェナはなにか言いたげな顔をしたが、何も言わなかった。
(スウェナ……?)
リリナは気になったが何も聞かないことにした。それをスウェナが望んでいる気がしたのだ。
「そういえばさ~。貨物船の話聞いたか?」
話題を転換するようにサムが訊いた。きっとスウェナに気を使ったのだろう。そういうことに気遣える人だったから。
「ああ、知っている! Cブロックで展示しているんでしょう? 楽しみだな~」
真っ先にリリナが話に乗った。
「うん。ハリーなんかカメラ用意していたもんね」
「馬鹿、ケイト。こんなところでばらすなよ」
ハリーが慌てる。
それがおかしくてキースとイレーヌを覗いた全員で笑ってしまった。
午前の講義が終わり、リリナはわくわくしながらカフェテリアへと向かった。
「今日はどれにしようかな」
うきうきしながら彼女は向かった。
「やあリリナ。この間貸した本についてどう思う?」
「この間のレポートよかったわ。どうやって考えたの?」
「勉強教えてほしいんだけど」
「このパスタ絶品だよ」
カフェテリアに向かうと多くの人が話しかけてくる。
「本については今日中に返すから待って」
「それはこう考えてね~」
「勉強は午後の講義が終わってからでどう?」
「本当? ありがとう」
そのたびに彼女は足を止めて話す。
「人気者だね、リリナは」
ハリーが苦笑する。
「あの子、多くの人と喧嘩するし問題起こすけど憎めないのよね」
ケイトは肩をすくめた。
「おおい、ケイト、ハリー、イレーヌ」
そこへサムたちが声をかけてきた。
「ケイト、ハリー、あとキースも」
ハリーが真っ先に気づく。
「リリナはどうしたの?」
スウェナがリリナがいないことに気づく。
「あっち」
ハリーがリリナの方を指さす。そこには多くの人に囲まれている彼女がいた。
「相変わらず人気者なのね」
「血の気が多いけど人気者なのはもう一人の幼馴染と同様だな」
サムはにかりと笑った。
「そうなのか?」
キースが訊いた。
「ええ。まるで一番星みたいに人を引き付けるの」
「一番星、か……」
上手いことをいうとイレーヌは思った。
誰も彼も彼女に反発しつつも引き付けられる。
イレーヌだって彼女のことは好きだ。
だからこそ彼女がいなくなってしまったらどうなるか分からない。
そんな暗い思いを抱えながらイレーヌは人と話しているリリナを見つめていた。
「ごめんごめん。お待たせ~。ってサムにスウェナにキースじゃん。どうしたの?」
リリナはサムたちに気づいた。
「最近話していないからどうしたのかなって思ってさ」
「幼馴染が心配だったのよ。この間上級生と喧嘩したって聞いたし……」
「この二人の付き添いだ」
それぞれ訳を言った。
「あいつら下級生に嫌がらせしていたからすっきりしたけどな」
「でも上級生と喧嘩よ。まかり間違ったらぶちのめされたのはリリナだもの。痛くはない?」
「大丈夫! スウェナは心配性だな。逆に返り討ちにしました」
リリナは笑顔でピースをした。
「そう……。あの人たち素行も悪かったし、成績もよくなかったのよ。きっとリリナやイレーヌに嫉妬しているんだわ。それに彼女に振られた八つ当たりよ」
「嫉妬心を持つ前に己を磨くのが一番なのだがな。そのうえ彼女に振られた八つ当たりだと。くだらん恋愛感情を持つからそうなる」
キースは切って捨てた。
それにスウェナはなにか言いたげな顔をしたが、何も言わなかった。
(スウェナ……?)
リリナは気になったが何も聞かないことにした。それをスウェナが望んでいる気がしたのだ。
「そういえばさ~。貨物船の話聞いたか?」
話題を転換するようにサムが訊いた。きっとスウェナに気を使ったのだろう。そういうことに気遣える人だったから。
「ああ、知っている! Cブロックで展示しているんでしょう? 楽しみだな~」
真っ先にリリナが話に乗った。
「うん。ハリーなんかカメラ用意していたもんね」
「馬鹿、ケイト。こんなところでばらすなよ」
ハリーが慌てる。
それがおかしくてキースとイレーヌを覗いた全員で笑ってしまった。
