2.E‐1077での一番星
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《助けて! 兄さん!》
「ん?」
ジョミーは妹分の声が聞こえた気がして顔を上げた。
《どうしました? ソルジャー・シン》
そばにいたリオが訊く。
ジョミーはそれには答えず聞こえた声が再び聞こえないか精神を集中させる。
しかしその声は聞こえなかった。
(空耳か……?)
ジョミーはそう思った。
《ソルジャー?》
リオが再び話しかける。
ジョミーはその声にはっと我に返る。
《どうかなさったんですか? さっきから上の空でしたが》
「あ、ああ。なんか声が聞こえた気がしてね」
《声、ですか? 何も聞えませんでしたが……》
リオは怪訝そうな顔をした。
「聞こえなかったか……。そうだよな、聞えるはずないものな……」
ジョミーは一人で勝手に納得したように頷いた。
《一人で勝手に納得しないで何があったのか教えてください》
リオは穏やかだが有無を言わさない声で言った。
「リリナの声がした気がしたんだ……」
《リリナですか?》
リオは驚いた顔をした。
《でも彼女は半年以上前に亡くなったはずです》
それまで黙っていたイオが耐えきれなくなったのか口をはさむ。
「ああ、そうみんな考えている……。それにここまで音沙汰なしなんだ。今更聞こえるわけ、ないよな……」
ジョミーは俯いた。
《ジョミーは…ソルジャー・シンは…リリナが生きているとお考えなのですね》
「ああ」
リオの言葉に頷く。
《みんなが死んでいるあの状況だと絶望的だといっても?》
「ああ。僕とブルーとセレーネはそう考えている」
イオの指摘にきっぱりと言った。
「勘と言われても仕方ないがそう思えてならないんだ」
その言葉に二人は顔を見合わせた。
《なら僕たちも信じなければいけませんね》
《ええ。ソルジャーたちが信じるのなら私たちも信じなければ》
「信じるのか?」
ジョミーは驚いた顔をした。
周りが死んでいると言っている中で自分たちの言葉を信じるとは思わなかったからだ。
《リリナとつながりが深いのはジョミーでしょう》
《ええ。その方たちがいうのなら私たちもそう思うのです。それに……あの子はそんなことじゃ死なないとは思ってましたから》
「……ありがとう……」
自分たちを信じてくれたリオとイオにジョミーはお礼を言った。
(リリナ……。どこにいるんだ……)
ジョミーは行方が分からない妹分を思ってぎゅっと手を握りしめた。
「ん?」
ジョミーは妹分の声が聞こえた気がして顔を上げた。
《どうしました? ソルジャー・シン》
そばにいたリオが訊く。
ジョミーはそれには答えず聞こえた声が再び聞こえないか精神を集中させる。
しかしその声は聞こえなかった。
(空耳か……?)
ジョミーはそう思った。
《ソルジャー?》
リオが再び話しかける。
ジョミーはその声にはっと我に返る。
《どうかなさったんですか? さっきから上の空でしたが》
「あ、ああ。なんか声が聞こえた気がしてね」
《声、ですか? 何も聞えませんでしたが……》
リオは怪訝そうな顔をした。
「聞こえなかったか……。そうだよな、聞えるはずないものな……」
ジョミーは一人で勝手に納得したように頷いた。
《一人で勝手に納得しないで何があったのか教えてください》
リオは穏やかだが有無を言わさない声で言った。
「リリナの声がした気がしたんだ……」
《リリナですか?》
リオは驚いた顔をした。
《でも彼女は半年以上前に亡くなったはずです》
それまで黙っていたイオが耐えきれなくなったのか口をはさむ。
「ああ、そうみんな考えている……。それにここまで音沙汰なしなんだ。今更聞こえるわけ、ないよな……」
ジョミーは俯いた。
《ジョミーは…ソルジャー・シンは…リリナが生きているとお考えなのですね》
「ああ」
リオの言葉に頷く。
《みんなが死んでいるあの状況だと絶望的だといっても?》
「ああ。僕とブルーとセレーネはそう考えている」
イオの指摘にきっぱりと言った。
「勘と言われても仕方ないがそう思えてならないんだ」
その言葉に二人は顔を見合わせた。
《なら僕たちも信じなければいけませんね》
《ええ。ソルジャーたちが信じるのなら私たちも信じなければ》
「信じるのか?」
ジョミーは驚いた顔をした。
周りが死んでいると言っている中で自分たちの言葉を信じるとは思わなかったからだ。
《リリナとつながりが深いのはジョミーでしょう》
《ええ。その方たちがいうのなら私たちもそう思うのです。それに……あの子はそんなことじゃ死なないとは思ってましたから》
「……ありがとう……」
自分たちを信じてくれたリオとイオにジョミーはお礼を言った。
(リリナ……。どこにいるんだ……)
ジョミーは行方が分からない妹分を思ってぎゅっと手を握りしめた。
