8.誰もいなくなった町
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一方小龍はビルの屋上へと向かっていた。
エレベーターを駆け上がり、時にはショートカットとして手すりをジャンプして使う。
(あのカードにはリディアが創ったものは効かない……)
事実としてそれはあった。
ルナの攻撃もアップルティーアの攻撃もすみれのカードの攻撃も効かなかった。
共通点はリディアが創ったものもしくはそれを元にしているだった。
最強のカードである『無』のカードにはプラスの攻撃が効かないのだろう。
(だったら……! 僕の攻撃なら……)
小龍は札を握りしめる。
自分の攻撃なら効くかもしれない。
「覚悟しろ!」
小龍はビルの屋上の扉を開けて叫んだ。
『無』のカードは無表情で小龍を見ていた。
「雷帝招来!」
小龍は剣で魔法を使って攻撃する。
「ううっ……!」
『無』のカードが呻く。
小龍の攻撃は今までと違って通じていたのだ。
「効いている……!」
小龍は手ごたえを感じた。
「やめて……!」
『無』のカードが呟く。
「……じゃま……邪魔しないで……」
そんなもの小龍が聞くわけない。
「火神招来!」
ジャンプして次の札を使う。
「邪魔しないで! 私の邪魔しないで──!」
『無』のカードが叫んで小龍を吹き飛ばす。
「小龍!」
その様子をしたから見ていたすみれは叫んだ。
小龍が消えてしまったと思った。
「私、一人……」
すみれは一人になってしまったのだ。
エレベーターを駆け上がり、時にはショートカットとして手すりをジャンプして使う。
(あのカードにはリディアが創ったものは効かない……)
事実としてそれはあった。
ルナの攻撃もアップルティーアの攻撃もすみれのカードの攻撃も効かなかった。
共通点はリディアが創ったものもしくはそれを元にしているだった。
最強のカードである『無』のカードにはプラスの攻撃が効かないのだろう。
(だったら……! 僕の攻撃なら……)
小龍は札を握りしめる。
自分の攻撃なら効くかもしれない。
「覚悟しろ!」
小龍はビルの屋上の扉を開けて叫んだ。
『無』のカードは無表情で小龍を見ていた。
「雷帝招来!」
小龍は剣で魔法を使って攻撃する。
「ううっ……!」
『無』のカードが呻く。
小龍の攻撃は今までと違って通じていたのだ。
「効いている……!」
小龍は手ごたえを感じた。
「やめて……!」
『無』のカードが呟く。
「……じゃま……邪魔しないで……」
そんなもの小龍が聞くわけない。
「火神招来!」
ジャンプして次の札を使う。
「邪魔しないで! 私の邪魔しないで──!」
『無』のカードが叫んで小龍を吹き飛ばす。
「小龍!」
その様子をしたから見ていたすみれは叫んだ。
小龍が消えてしまったと思った。
「私、一人……」
すみれは一人になってしまったのだ。
