6.おまえならできる
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外に飛び出すと走った。
いつの間にか降り出していた雨がすみれを濡らす。
そのおかげで頬を流れる涙を隠すことができた。
(小龍の馬鹿……!)
すみれだってカードを封印しなければいけないのは分かっている。
だがあんなに迷いもなく言われるとショックを受けた。
(私……私……!)
頭が混乱してぐしゃぐしゃだった。
「きゃっ!」
そのせいかすみれは誰かにぶつかってしまった。
「ご、ごめんなさい……!」
前を見ていなかったためにぶつかってしまったのですみれは謝った。
「すみれちゃん?」
ぶつかったのは聖奈だった。
「どうしたの?」
心配そうにこちらを見てくる。
「聖奈さん……」
「何かあった?」
「…………」
すみれは答えられなかった。
「すぐ近くで雨宿りしない?」
すみれの了解も得ずに聖奈は木の下へと連れて行った。
「突然の雨だったものね……。傘、忘れちゃうよね」
気を紛らわせようと聖奈がそんなことを言う。
すみれは黙ったままだった。
「……何かあった?って聞いちゃダメかな……」
その言葉にすみれは迷った。
聖奈はリディアカードの守護者・ルナの仮の姿だが、ルナの時のことは覚えていない。そんな聖奈にリディアカードの事を伝えるのはどうかと思ったのだ。
「じゃあもう一人の私ならどうかな?」
すみれの迷いを感じ取ったのか聖奈はそんな提案をしてくる。
「……!」
すみれの目が見開かれる。
「もう一人の私もすごく心配しているって言っているから変わるね」
聖奈はすみれの了解も得ずに翼を出して体を包み込む。
次の瞬間、光に包まれて羽が身体から解放されると銀髪に薄紫の瞳の女性が姿を現した。
「すごくとは言ってない」
ルナの第一声は聖奈に対する文句だった。
ただルナはすごくとは言っていないと言っただけで心配はしていないとは言ってない。
つまりなんだかんだでルナも心配していたのだ。
いつの間にか降り出していた雨がすみれを濡らす。
そのおかげで頬を流れる涙を隠すことができた。
(小龍の馬鹿……!)
すみれだってカードを封印しなければいけないのは分かっている。
だがあんなに迷いもなく言われるとショックを受けた。
(私……私……!)
頭が混乱してぐしゃぐしゃだった。
「きゃっ!」
そのせいかすみれは誰かにぶつかってしまった。
「ご、ごめんなさい……!」
前を見ていなかったためにぶつかってしまったのですみれは謝った。
「すみれちゃん?」
ぶつかったのは聖奈だった。
「どうしたの?」
心配そうにこちらを見てくる。
「聖奈さん……」
「何かあった?」
「…………」
すみれは答えられなかった。
「すぐ近くで雨宿りしない?」
すみれの了解も得ずに聖奈は木の下へと連れて行った。
「突然の雨だったものね……。傘、忘れちゃうよね」
気を紛らわせようと聖奈がそんなことを言う。
すみれは黙ったままだった。
「……何かあった?って聞いちゃダメかな……」
その言葉にすみれは迷った。
聖奈はリディアカードの守護者・ルナの仮の姿だが、ルナの時のことは覚えていない。そんな聖奈にリディアカードの事を伝えるのはどうかと思ったのだ。
「じゃあもう一人の私ならどうかな?」
すみれの迷いを感じ取ったのか聖奈はそんな提案をしてくる。
「……!」
すみれの目が見開かれる。
「もう一人の私もすごく心配しているって言っているから変わるね」
聖奈はすみれの了解も得ずに翼を出して体を包み込む。
次の瞬間、光に包まれて羽が身体から解放されると銀髪に薄紫の瞳の女性が姿を現した。
「すごくとは言ってない」
ルナの第一声は聖奈に対する文句だった。
ただルナはすごくとは言っていないと言っただけで心配はしていないとは言ってない。
つまりなんだかんだでルナも心配していたのだ。
