3.異変の始まり
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「先生行っちゃったね……」
空港まで通じているバスを降りて家まで歩きながらさくらが寂しそうに言った。
「うん……」
すみれも寂しそうに俯く。
「先生にはたくさんお世話になったね。私、初めて算数が好きになれた……」
「そうだね……」
すみれが算数を好きになれたのは羽月美帆のおかげだが、観月先生の授業も面白く、ますます好きになれたのも事実だった。
「「…………」」
二人は寂しさで俯いた。
「二人ともしんみりとした顔しないの。観月先生は手紙を書いていいって言ったんでしょう? だったら手紙を書けばいいのよ」
「美空……」
美空が励ましてくれる。
「うん。そうだね。手紙を書こう。さくら」
「そうだね。すみれ」
さくらは頷いた。
「そういえば李君たちは夏休み何をするの?」
話を変えようとさくらが話を振る。
「夏休みはいつも通りだな」
「うん。母上にも報告をしなくちゃいけないしね……。クロウカードが全部集まったこと」
小狼と小龍が言った。
「そっか……。カード全部集まったもんね」
さくらは笑顔でそういうと走り出した。
「あ、待ってよ~!」
すみれがあとを追いかける。
「いいの?」
美空が小龍に話しかける。
「何が?」
「カード全部集まったってことは香港に帰らなくちゃいけないんでしょう?」
「……そうだね……」
小龍は認めた。
カードが全部集まったということは小狼と小龍が日本にいる理由はなくなる。だが香港に行くということはすみれと離れなければいけないということだ。
だからそのことを言うことができていなかった。
「いついうの?」
「色々手続きとかあるから9月半ばあたりまではこっちにいると思う……。だから夏休みが終わった最初の時に言うよ」
「引き伸ばしは良くないよ」
「そうですわ。大切な人には大切なことを話してほしい。そう思うものですわ」
智世が頷いた。
「そうだね……」
二人は正しい小龍は頷いた。
「ちゃんと話すよ」
そう言い聞かせるように言った時だった。
「なんで~~!?」
「ほえええええ!?」
さくらとすみれの悲鳴が聞こえた。
「さくらとすみれの声だ」
「行ってみましょう!」
美空たちはすみれとさくらの元へと向かった。
空港まで通じているバスを降りて家まで歩きながらさくらが寂しそうに言った。
「うん……」
すみれも寂しそうに俯く。
「先生にはたくさんお世話になったね。私、初めて算数が好きになれた……」
「そうだね……」
すみれが算数を好きになれたのは羽月美帆のおかげだが、観月先生の授業も面白く、ますます好きになれたのも事実だった。
「「…………」」
二人は寂しさで俯いた。
「二人ともしんみりとした顔しないの。観月先生は手紙を書いていいって言ったんでしょう? だったら手紙を書けばいいのよ」
「美空……」
美空が励ましてくれる。
「うん。そうだね。手紙を書こう。さくら」
「そうだね。すみれ」
さくらは頷いた。
「そういえば李君たちは夏休み何をするの?」
話を変えようとさくらが話を振る。
「夏休みはいつも通りだな」
「うん。母上にも報告をしなくちゃいけないしね……。クロウカードが全部集まったこと」
小狼と小龍が言った。
「そっか……。カード全部集まったもんね」
さくらは笑顔でそういうと走り出した。
「あ、待ってよ~!」
すみれがあとを追いかける。
「いいの?」
美空が小龍に話しかける。
「何が?」
「カード全部集まったってことは香港に帰らなくちゃいけないんでしょう?」
「……そうだね……」
小龍は認めた。
カードが全部集まったということは小狼と小龍が日本にいる理由はなくなる。だが香港に行くということはすみれと離れなければいけないということだ。
だからそのことを言うことができていなかった。
「いついうの?」
「色々手続きとかあるから9月半ばあたりまではこっちにいると思う……。だから夏休みが終わった最初の時に言うよ」
「引き伸ばしは良くないよ」
「そうですわ。大切な人には大切なことを話してほしい。そう思うものですわ」
智世が頷いた。
「そうだね……」
二人は正しい小龍は頷いた。
「ちゃんと話すよ」
そう言い聞かせるように言った時だった。
「なんで~~!?」
「ほえええええ!?」
さくらとすみれの悲鳴が聞こえた。
「さくらとすみれの声だ」
「行ってみましょう!」
美空たちはすみれとさくらの元へと向かった。
