さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
7.魔導士の女
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アンティークショップの中に光が満ちる。
光が収まるとすみれたちの姿が現れる。
「ふう……」
すみれはほっとしたように息を吐いた。
妹のさくらを見ると彼女は落ち込んでいた。
「私のせいで……みんな……」
「さくらのせいじゃない! 悪いのはあの魔導士の女よ!」
元気づけようとそう言った。
「そうや! さくらのせいやない! 悪いのはみんなあの本の中の……」
ケルベロスの言葉が途切れる。
さくらのはっとしたように顔を上げる。
「本……あの本……」
「そう言えば……!」
さくらが本があった机に近づく。
「本……?」
「どういう事……?」
「何のことでしょう……?」
知世たちには何のことか分からないようだった。
「知世たちには分らんかったやろうけどわいらがさっきまでおったんはある本の中の世界やったんや……!」
ケルベロスが説明する。
「じゃあその本があれば皆さんを……!」
「そういう事か……! 探さなきゃ……!」
「ええ……。希望が見えましたわね」
知世たちは納得した。
「アップルティーア。どうだ?」
ルナが訊いた。
「あの本、独特な気配だったからな……。今はすっかりその気配がない……」
アップルティーアは厳しい顔を崩さない。
「どんな本なんですの?」
「そう言えば特徴が分からないといけませんわね……。タイトルとかは分かりませんの?」
知世と智世が訊く。
「確か古くて妙な気配のする……」
ケルベロスが考え込みながら言った。
「気配が消えてもうとる」
ケルベロスはアップルティーアたちと同じく気配がないことに気づいたのだ。
「ない……。どこにもないよ……」
泣きそうな声でさくらが言った。
「「さくら……」」
ケルベロスとすみれにはどう声をかければいいか分からなかった。
「李小狼君……李小琳君……李小龍君……苺鈴ちゃん……お兄ちゃん……お姉ちゃん…………あやめ……実世ちゃん……雪兎さん……」
囚われた人の名を呼びながらさくらの瞳に涙が浮かぶ。
「うう……みんな……」
釣られてすみれの瞳にも涙が浮かぶ。
「しっかりしなさい! すみれ! 兎に角あの女魔導士を……」
「しっかりせいへい! とりあえず何とかしてあの女魔導士を……」
アップルティーアとケルベロスの声が途中で途切れる。
「「ああ~~!! あの女──!」」
そして同時に叫んだ。
「思い出したわ!」
「思い出した!」
あの女魔導士が何者なのか思い出したのだ。
「女魔導士……まさか……あの時の……!!」
ルナもその叫び声で思い出した。
彼女も過去の記憶がよみがえった。
「お客さんデスか? 少々お待ちくだサイ……」
少し片言の日本語が聞こえる。
騒いだことで店主に気づかれたのだ。
「誰か来ますわ……!」
知世が誰かが来ると言った。
「このままだとまずいわ……!」
美空は焦った。
「とりあえずずらかるで……!」
「う、うん……」
さくらは頷いた。
「早く行くぞ……!」
ルナの言葉と共にすみれたちはお店から出ていった。
後には声が聞こえたはずなのに誰もいなくて不思議そうな顔をする店主だけが残された。
光が収まるとすみれたちの姿が現れる。
「ふう……」
すみれはほっとしたように息を吐いた。
妹のさくらを見ると彼女は落ち込んでいた。
「私のせいで……みんな……」
「さくらのせいじゃない! 悪いのはあの魔導士の女よ!」
元気づけようとそう言った。
「そうや! さくらのせいやない! 悪いのはみんなあの本の中の……」
ケルベロスの言葉が途切れる。
さくらのはっとしたように顔を上げる。
「本……あの本……」
「そう言えば……!」
さくらが本があった机に近づく。
「本……?」
「どういう事……?」
「何のことでしょう……?」
知世たちには何のことか分からないようだった。
「知世たちには分らんかったやろうけどわいらがさっきまでおったんはある本の中の世界やったんや……!」
ケルベロスが説明する。
「じゃあその本があれば皆さんを……!」
「そういう事か……! 探さなきゃ……!」
「ええ……。希望が見えましたわね」
知世たちは納得した。
「アップルティーア。どうだ?」
ルナが訊いた。
「あの本、独特な気配だったからな……。今はすっかりその気配がない……」
アップルティーアは厳しい顔を崩さない。
「どんな本なんですの?」
「そう言えば特徴が分からないといけませんわね……。タイトルとかは分かりませんの?」
知世と智世が訊く。
「確か古くて妙な気配のする……」
ケルベロスが考え込みながら言った。
「気配が消えてもうとる」
ケルベロスはアップルティーアたちと同じく気配がないことに気づいたのだ。
「ない……。どこにもないよ……」
泣きそうな声でさくらが言った。
「「さくら……」」
ケルベロスとすみれにはどう声をかければいいか分からなかった。
「李小狼君……李小琳君……李小龍君……苺鈴ちゃん……お兄ちゃん……お姉ちゃん…………あやめ……実世ちゃん……雪兎さん……」
囚われた人の名を呼びながらさくらの瞳に涙が浮かぶ。
「うう……みんな……」
釣られてすみれの瞳にも涙が浮かぶ。
「しっかりしなさい! すみれ! 兎に角あの女魔導士を……」
「しっかりせいへい! とりあえず何とかしてあの女魔導士を……」
アップルティーアとケルベロスの声が途中で途切れる。
「「ああ~~!! あの女──!」」
そして同時に叫んだ。
「思い出したわ!」
「思い出した!」
あの女魔導士が何者なのか思い出したのだ。
「女魔導士……まさか……あの時の……!!」
ルナもその叫び声で思い出した。
彼女も過去の記憶がよみがえった。
「お客さんデスか? 少々お待ちくだサイ……」
少し片言の日本語が聞こえる。
騒いだことで店主に気づかれたのだ。
「誰か来ますわ……!」
知世が誰かが来ると言った。
「このままだとまずいわ……!」
美空は焦った。
「とりあえずずらかるで……!」
「う、うん……」
さくらは頷いた。
「早く行くぞ……!」
ルナの言葉と共にすみれたちはお店から出ていった。
後には声が聞こえたはずなのに誰もいなくて不思議そうな顔をする店主だけが残された。
