さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
5.李家
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「すみれさん、大丈夫ですか?」
言い争いは夜蘭が現れたことで落ち着いた。
「は、はい。あの、さくらは……」
「大丈夫です。彼女は導きを得ました。きっと今日はもう悪夢はみないでしょう」
「よかった……!」
すみれはほっとした。
「ありがとうございます……!」
再度お礼を言った。
「いいえ。私はただ導きを与えただけ。あとはさくらさん次第です」
そんなことを夜蘭は言った。
「そうですか。それでもその導きが必要だったと思うのです……」
すみれは言った。
「それですみれに何か話したい事があるの?」
夜蘭が入ってきた時にはアップルティーアは真の姿だったのであっという間にアップルティーアのことはばれていた。
「さすが『封印の女神』アップルティーアですね。さくらさんには伝えたのですが、あなた方は呼ばれてこの香港にやってきたようです」
「呼ばれて……」
くじ引きで当たったというのは偶然ではないというのだろうか。
「たださくらさんに比べてあなたは夢の影響をほとんど受けていない様子。それは強力な守護があなたにはついているからのようです。覚えがありますか?」
頭に浮かんだのは「これでもう大丈夫よ」の声と共に何かを切った音がしたことだった。
「夢の中で……。何かが切れた音がしました。そして青い瞳の女の人が助けてくれたんです。もう大丈夫だよって……」
夜蘭に見つめられて、すみれは夢で見た女の人のことを話した。
「女の人……。その方に覚えがありますか?」
「いいえ。全くないです……。でもリディアさんに似ていたことだけは覚えています」
その言葉に「ひゅっ」とアップルティーアが息をのむ声が聞こえた。
「アップル、その人のこと知っているの?」
すみれは訊いてみた。
「真綾だ」
「え?」
戸惑うアップルティーアに変わり答えたのはルナだった。
「ルナ!」
咎めるようにアップルティーアがルナの名前を呼んだ。
「なぜ彼女が主を助けたのか分からないが、情報は共有しとくべきだろう」
なだめるようにルナが言った。
「真綾・リード。リディアの母親だ」
「リディアさんの……」
それで似ていたのかとすみれは納得した。
ガタンと部屋の中で音がした。
小龍だった。
「小龍?」
怪訝そうにすみれは声をかけた。
「真綾・リードってクロウの妻でありリディアの母親だろ? そんな人物が何で……」
小龍は戸惑っているようだった。
「さあな。カードに惹かれたのかそれとも何かあって助けたのかは真綾にしかわからん」
ルナはそう言った。
「そうですか……。真綾が……。理由は分からずともそのおかげですみれさんは夢からの干渉を防げたのですね」
「死んでからも干渉を防ぐなんてすごい力だ……」
小琳がぼそりと呟く。
そんな小琳を夜蘭はちらりと見た。
「あ、すみません……」
自分が余計な事を言ってしまったかと小琳は小さくなった。
「たぶんそうだと思います……。それに妹を助けてあげてって言ってました……」
「ふふっ。あなたはすでに導きを得ているようですね。余計かもしれませんが、私からも一つ導きを」
夜蘭は真剣な顔になった。
「貴方の妹にはこれから困難が訪れるかもしれません。そんな時あなたが力になれるはず」
「なれるのでしょうか……」
すみれは不安になって寝間着の上から胸のあたりをつかんだ。
「大丈夫。あなたは一人ではありません。頼もしい仲間たちがいるではないですか。だからあなたなら大丈夫」
そう言って夜蘭はほほ笑んですみれの顔を包み込んだ。
「はい」
すみれは頬を包まれて無理にほほ笑んだのだった。
言い争いは夜蘭が現れたことで落ち着いた。
「は、はい。あの、さくらは……」
「大丈夫です。彼女は導きを得ました。きっと今日はもう悪夢はみないでしょう」
「よかった……!」
すみれはほっとした。
「ありがとうございます……!」
再度お礼を言った。
「いいえ。私はただ導きを与えただけ。あとはさくらさん次第です」
そんなことを夜蘭は言った。
「そうですか。それでもその導きが必要だったと思うのです……」
すみれは言った。
「それですみれに何か話したい事があるの?」
夜蘭が入ってきた時にはアップルティーアは真の姿だったのであっという間にアップルティーアのことはばれていた。
「さすが『封印の女神』アップルティーアですね。さくらさんには伝えたのですが、あなた方は呼ばれてこの香港にやってきたようです」
「呼ばれて……」
くじ引きで当たったというのは偶然ではないというのだろうか。
「たださくらさんに比べてあなたは夢の影響をほとんど受けていない様子。それは強力な守護があなたにはついているからのようです。覚えがありますか?」
頭に浮かんだのは「これでもう大丈夫よ」の声と共に何かを切った音がしたことだった。
「夢の中で……。何かが切れた音がしました。そして青い瞳の女の人が助けてくれたんです。もう大丈夫だよって……」
夜蘭に見つめられて、すみれは夢で見た女の人のことを話した。
「女の人……。その方に覚えがありますか?」
「いいえ。全くないです……。でもリディアさんに似ていたことだけは覚えています」
その言葉に「ひゅっ」とアップルティーアが息をのむ声が聞こえた。
「アップル、その人のこと知っているの?」
すみれは訊いてみた。
「真綾だ」
「え?」
戸惑うアップルティーアに変わり答えたのはルナだった。
「ルナ!」
咎めるようにアップルティーアがルナの名前を呼んだ。
「なぜ彼女が主を助けたのか分からないが、情報は共有しとくべきだろう」
なだめるようにルナが言った。
「真綾・リード。リディアの母親だ」
「リディアさんの……」
それで似ていたのかとすみれは納得した。
ガタンと部屋の中で音がした。
小龍だった。
「小龍?」
怪訝そうにすみれは声をかけた。
「真綾・リードってクロウの妻でありリディアの母親だろ? そんな人物が何で……」
小龍は戸惑っているようだった。
「さあな。カードに惹かれたのかそれとも何かあって助けたのかは真綾にしかわからん」
ルナはそう言った。
「そうですか……。真綾が……。理由は分からずともそのおかげですみれさんは夢からの干渉を防げたのですね」
「死んでからも干渉を防ぐなんてすごい力だ……」
小琳がぼそりと呟く。
そんな小琳を夜蘭はちらりと見た。
「あ、すみません……」
自分が余計な事を言ってしまったかと小琳は小さくなった。
「たぶんそうだと思います……。それに妹を助けてあげてって言ってました……」
「ふふっ。あなたはすでに導きを得ているようですね。余計かもしれませんが、私からも一つ導きを」
夜蘭は真剣な顔になった。
「貴方の妹にはこれから困難が訪れるかもしれません。そんな時あなたが力になれるはず」
「なれるのでしょうか……」
すみれは不安になって寝間着の上から胸のあたりをつかんだ。
「大丈夫。あなたは一人ではありません。頼もしい仲間たちがいるではないですか。だからあなたなら大丈夫」
そう言って夜蘭はほほ笑んですみれの顔を包み込んだ。
「はい」
すみれは頬を包まれて無理にほほ笑んだのだった。
