さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
5.李家
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「さくら……!」
直感的にさくらが危険だと悟ったすみれは部屋をでてさくらの部屋へと向かった。
部屋のドアを開けようとするとさくらを起こそうとするケルベロスと知世の声が聞こえた。
意を決して入ろうとするとその手を止める人がいた。
「小龍のお母さん……」
とめたのは李夜蘭だった。
「貴方には強い守護があるみたいですね……」
「え?」
どうしてとめたのかと聞こうとしたところそんなことを言われてきょとんとした。
「その守護をかけた人物に対して何かこの魔の持ち主は思うところがある様子……。行くと何か良くないことが起きるかもしれません……」
「そんな……」
すみれは俯いた。
三つ子の妹が心配なのに様子を見れないかもしれないなんて……。
「……私が様子を見ます。……任せてくれますか?」
「……はい」
どことなく安心させるような言葉だったので頷いた。
「ありがとうございます。あとで話したい事があるのでお待ちいただけますか? 小龍」
「はい。母上」
小龍が現れた。
「こっちだよ。ルナとアップルティーアもこっちだ」
小龍が別の部屋に案内してくれようとする。
「あ、あの……!」
すみれが夜蘭に声をかけると彼女は振り向いた。
「さくらをよろしくおねがいします!」
その言葉に夜蘭はほほ笑んだ。
彼女がさくらの部屋に入るとすみれは応接間室に案内された。
「はい」
小龍がホットミルクを渡してくれる。
「ありがとう」
すみれはほほ笑んで受け取った。
「さくら、大丈夫かな……。魔が強くなったってことは何か危険ものに呼ばれたんじゃ……」
昨日話した呼ばれて香港に来たかもしれないというのが頭をよぎる。
「大丈夫だ。母上に任せておけば問題ない」
小龍はきっぱりと言い切った。
「お母さんのこと信頼しているんだね」
すみれはここでようやくほほ笑んだ。
「ああ。母上は占いがすごくて、悩める人たちを導いてくれたんだ。だから今回も木之本さんに何かアドバイスをしてくれるはずだ」
「ほう。占いか……。昔リディアもそう言ったことをしていたな」
ルナがそう言った。
「リディアさんも?」
「ああ」
ルナは頷いた。
「力が強いだけあってそういう才能はあったのよね。父親のクロウもあって、香港でも占いをやっていたのよ。おかげで周りの占い師が商売あがったりになってしまって、突っかかってくる人もいたっけ……」
アップルティーアはどこか懐かしげに言った。
「へえ~」
リディアカードやクロウカードで占いができることから知ってはいたが、そういった才能はかなりあったのだろうなと思った。
コンコン
そこへドアを叩く音が聞こえた。
「どうぞ」
小龍がドアに向かって言うと入ってきた。
「小琳? どうしてここに?」
小龍が驚いた顔をした。
「魔の気配がしたので気になってきたんだ。紅花叔母上に聞いたらここだって……」
「そうか……。母上はまだ木之本さくらさんと話している?」
「ああ。占いを庭でしていたよ」
「なら大丈夫だな。終わったらここに来ると思う。待っていよう」
「うん……」
すみれは頷いた。
しばらく無言の時間が続いたが、すみれは小琳がこちらを見ていることに気づいた。
「えと李小琳くん?」
「小琳でいいよ。やがては親戚になるんだし……」
「し、親戚……」
将来のことを示唆されて顔が真っ赤になる。
「じゃ、じゃあ小琳君で……」
「うん。木之本すみれさんはリディアカードの主なんだよね?」
急に聞かれて戸惑った。
「確かに私は主だけど今はすべて私の力でカードを変えているからすみれカードかな……」
「カードを自分の力で変えるってすごいね……。内包する魔力もものすごいし……。今までこんな力を持った人にあったことない……」
「当たり前よ~! すみれの魔力はリディア以上なんだから!」
「人形……?」
仮の姿のアップルティーアがやってきて自慢げに言ったところ小琳が怪訝そうに呟いて彼女をぷにぷにと突っついた。
「何が人形よ! アップルティーアよ! 後突っつかないで小童!」
アップルティーアはキレた。
「アップルティーア!? 封印の女神がこの人形……」
小琳が呆然とする。小童と言われたことも耳に入っていないようだ。
「人形ってまた言った……!」
アップルティーアは真の姿になった。
「これでどうだ! 若造に小童!」
「僕は若造じゃない!」
「小童じゃないってば!」
とばっちりの小龍と小琳が反論する。
「どうかしら? 礼儀知らずにはこれで十分よ!」
部屋の中では三人が言い争う声が聞こえた。
「さ、三人とも……!」
すみれは止めようと必死になった。
「はあ……」
ルナのため息が零れ落ちたのだった。
直感的にさくらが危険だと悟ったすみれは部屋をでてさくらの部屋へと向かった。
部屋のドアを開けようとするとさくらを起こそうとするケルベロスと知世の声が聞こえた。
意を決して入ろうとするとその手を止める人がいた。
「小龍のお母さん……」
とめたのは李夜蘭だった。
「貴方には強い守護があるみたいですね……」
「え?」
どうしてとめたのかと聞こうとしたところそんなことを言われてきょとんとした。
「その守護をかけた人物に対して何かこの魔の持ち主は思うところがある様子……。行くと何か良くないことが起きるかもしれません……」
「そんな……」
すみれは俯いた。
三つ子の妹が心配なのに様子を見れないかもしれないなんて……。
「……私が様子を見ます。……任せてくれますか?」
「……はい」
どことなく安心させるような言葉だったので頷いた。
「ありがとうございます。あとで話したい事があるのでお待ちいただけますか? 小龍」
「はい。母上」
小龍が現れた。
「こっちだよ。ルナとアップルティーアもこっちだ」
小龍が別の部屋に案内してくれようとする。
「あ、あの……!」
すみれが夜蘭に声をかけると彼女は振り向いた。
「さくらをよろしくおねがいします!」
その言葉に夜蘭はほほ笑んだ。
彼女がさくらの部屋に入るとすみれは応接間室に案内された。
「はい」
小龍がホットミルクを渡してくれる。
「ありがとう」
すみれはほほ笑んで受け取った。
「さくら、大丈夫かな……。魔が強くなったってことは何か危険ものに呼ばれたんじゃ……」
昨日話した呼ばれて香港に来たかもしれないというのが頭をよぎる。
「大丈夫だ。母上に任せておけば問題ない」
小龍はきっぱりと言い切った。
「お母さんのこと信頼しているんだね」
すみれはここでようやくほほ笑んだ。
「ああ。母上は占いがすごくて、悩める人たちを導いてくれたんだ。だから今回も木之本さんに何かアドバイスをしてくれるはずだ」
「ほう。占いか……。昔リディアもそう言ったことをしていたな」
ルナがそう言った。
「リディアさんも?」
「ああ」
ルナは頷いた。
「力が強いだけあってそういう才能はあったのよね。父親のクロウもあって、香港でも占いをやっていたのよ。おかげで周りの占い師が商売あがったりになってしまって、突っかかってくる人もいたっけ……」
アップルティーアはどこか懐かしげに言った。
「へえ~」
リディアカードやクロウカードで占いができることから知ってはいたが、そういった才能はかなりあったのだろうなと思った。
コンコン
そこへドアを叩く音が聞こえた。
「どうぞ」
小龍がドアに向かって言うと入ってきた。
「小琳? どうしてここに?」
小龍が驚いた顔をした。
「魔の気配がしたので気になってきたんだ。紅花叔母上に聞いたらここだって……」
「そうか……。母上はまだ木之本さくらさんと話している?」
「ああ。占いを庭でしていたよ」
「なら大丈夫だな。終わったらここに来ると思う。待っていよう」
「うん……」
すみれは頷いた。
しばらく無言の時間が続いたが、すみれは小琳がこちらを見ていることに気づいた。
「えと李小琳くん?」
「小琳でいいよ。やがては親戚になるんだし……」
「し、親戚……」
将来のことを示唆されて顔が真っ赤になる。
「じゃ、じゃあ小琳君で……」
「うん。木之本すみれさんはリディアカードの主なんだよね?」
急に聞かれて戸惑った。
「確かに私は主だけど今はすべて私の力でカードを変えているからすみれカードかな……」
「カードを自分の力で変えるってすごいね……。内包する魔力もものすごいし……。今までこんな力を持った人にあったことない……」
「当たり前よ~! すみれの魔力はリディア以上なんだから!」
「人形……?」
仮の姿のアップルティーアがやってきて自慢げに言ったところ小琳が怪訝そうに呟いて彼女をぷにぷにと突っついた。
「何が人形よ! アップルティーアよ! 後突っつかないで小童!」
アップルティーアはキレた。
「アップルティーア!? 封印の女神がこの人形……」
小琳が呆然とする。小童と言われたことも耳に入っていないようだ。
「人形ってまた言った……!」
アップルティーアは真の姿になった。
「これでどうだ! 若造に小童!」
「僕は若造じゃない!」
「小童じゃないってば!」
とばっちりの小龍と小琳が反論する。
「どうかしら? 礼儀知らずにはこれで十分よ!」
部屋の中では三人が言い争う声が聞こえた。
「さ、三人とも……!」
すみれは止めようと必死になった。
「はあ……」
ルナのため息が零れ落ちたのだった。
