さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
4.さくらを探せ
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「すみれ!」
アップルティーアがすみれの方に止まる。
彼女の目は追いかけるように言っていた。
「智世ちゃんたちはここで待ってて!」
すみれはさくらの後を追いかけた。
「あの鳥を追いかけていっちゃうなんて……!」
「ただの鳥じゃなかったわね」
肩のアップルティーアが言った。
「うん。強い魔力を感じた」
「誰かがさくらをおびき寄せているのよ」
「誰かって誰?」
「分からない……」
アップルティーアは難しい顔をする。
「分からないって。ああ、さくらのどっちに行ったんだろう。分からない……!」
さくらに振り切られたすみれは立ち止った。
「どっちに行ったか分からない?」
「ここ強い気配がいっぱいありすぎて分かんないよう……」
香港には日本で廃れたともいえる魔の気配が多すぎた。色々感じ取りすぎてさくらを気配をつかむことができなかったのだ。
「よし。ここは勘ね。どっちだと思う?」
「う~ん……。あっちかな……」
自然とすみれは左の方角へと向かった。
「たぶん……」
「ま、迷っても私が何とかするから」
「それって信じていいのかな……」
思わずジト目になってしまう。
「さくら……。きゃっ!」
すみれは誰かにぶつかって悲鳴を上げる。
「Sorry!(すみません)」
転ぶ前に誰かに支えられる。
「ご、ごめんなさい」
とっさに日本語で謝る。
「日本語……? ってすみれ!?」
支えている人物が驚く。
「え!? 小龍!?」
すみれも驚く。
支えてくれていた人物は小龍だったのだ。
香港が小龍の故郷ということは知っていたが、まさかここで再会するとは思わなかったのだ。
「どうしてここに?」
「さくらがくじ引きで当たって……」
自分たちがここに来た理由を説明する。
「特賞か……。誰かに呼ばれたかのような運の良さだよね……」
「へん。自分がそんな運がないからって妬んでいるんじゃないの~?」
「アップルティーアもいたか。馬鹿いえ、僕はただ可能性の一端を提示しただけだ。そっちこそ可能性と現実をごっちゃにしているんじゃないか?」
「何を~!」
「二人とも……」
相変わらずの二人にすみれは呆れた。
「それでどうして走っていたんだ」
「あ、そうだ。さくら! さくらを探していたんだ」
妹のことを思い出してあたりをきょろきょろする。
「大丈夫だ。ほら」
小龍が示した所からさくらと小龍がやってきた。
「さくら!」
すみれはさくらに駆け寄った。
「怪我はない? 急に走り出したから驚いたよ。ってびしょぬれじゃない!」
彼女はびしょぬれだった。
「うん。大丈夫。李小狼君が助けてくれたから」
「ありがとう。李小狼君」
すみれはお礼を言った。
「別に大したことじゃない。ただ目を離さない方が良いかもしれない。何かに呼ばれているかのようだった……」
「何かに呼ばれる……」
その言葉に不安になる。
(さくらは何かに呼ばれて香港に来たの……?)
その可能性が頭から抜けなかった。
アップルティーアがすみれの方に止まる。
彼女の目は追いかけるように言っていた。
「智世ちゃんたちはここで待ってて!」
すみれはさくらの後を追いかけた。
「あの鳥を追いかけていっちゃうなんて……!」
「ただの鳥じゃなかったわね」
肩のアップルティーアが言った。
「うん。強い魔力を感じた」
「誰かがさくらをおびき寄せているのよ」
「誰かって誰?」
「分からない……」
アップルティーアは難しい顔をする。
「分からないって。ああ、さくらのどっちに行ったんだろう。分からない……!」
さくらに振り切られたすみれは立ち止った。
「どっちに行ったか分からない?」
「ここ強い気配がいっぱいありすぎて分かんないよう……」
香港には日本で廃れたともいえる魔の気配が多すぎた。色々感じ取りすぎてさくらを気配をつかむことができなかったのだ。
「よし。ここは勘ね。どっちだと思う?」
「う~ん……。あっちかな……」
自然とすみれは左の方角へと向かった。
「たぶん……」
「ま、迷っても私が何とかするから」
「それって信じていいのかな……」
思わずジト目になってしまう。
「さくら……。きゃっ!」
すみれは誰かにぶつかって悲鳴を上げる。
「Sorry!(すみません)」
転ぶ前に誰かに支えられる。
「ご、ごめんなさい」
とっさに日本語で謝る。
「日本語……? ってすみれ!?」
支えている人物が驚く。
「え!? 小龍!?」
すみれも驚く。
支えてくれていた人物は小龍だったのだ。
香港が小龍の故郷ということは知っていたが、まさかここで再会するとは思わなかったのだ。
「どうしてここに?」
「さくらがくじ引きで当たって……」
自分たちがここに来た理由を説明する。
「特賞か……。誰かに呼ばれたかのような運の良さだよね……」
「へん。自分がそんな運がないからって妬んでいるんじゃないの~?」
「アップルティーアもいたか。馬鹿いえ、僕はただ可能性の一端を提示しただけだ。そっちこそ可能性と現実をごっちゃにしているんじゃないか?」
「何を~!」
「二人とも……」
相変わらずの二人にすみれは呆れた。
「それでどうして走っていたんだ」
「あ、そうだ。さくら! さくらを探していたんだ」
妹のことを思い出してあたりをきょろきょろする。
「大丈夫だ。ほら」
小龍が示した所からさくらと小龍がやってきた。
「さくら!」
すみれはさくらに駆け寄った。
「怪我はない? 急に走り出したから驚いたよ。ってびしょぬれじゃない!」
彼女はびしょぬれだった。
「うん。大丈夫。李小狼君が助けてくれたから」
「ありがとう。李小狼君」
すみれはお礼を言った。
「別に大したことじゃない。ただ目を離さない方が良いかもしれない。何かに呼ばれているかのようだった……」
「何かに呼ばれる……」
その言葉に不安になる。
(さくらは何かに呼ばれて香港に来たの……?)
その可能性が頭から抜けなかった。
