さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
幼き日の出会い
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「これが出会いかな」
「まあ! しゅしゅをプレゼントするなんてかわいらしいですわ。すみれちゃん」
智世がほほ笑んだ。行動が可愛いと思ったのだ。
「それにしても向川さんのひいおばあさまって不思議な人だったんだね」
「……うん。真由羅おばあさまと聖羅おばあさまはあの一年後に亡くなったの。たぶん死期を悟っていたのだと思う。それにすみれが2年後に大変なことに巻き込まれることになるっていうのも……」
「確かに2年後に巻き込まれたね……」
すみれは苦笑した。
今なら言っていることもわかる。2年後にリディアカードの捕獲に巻き込まれたからだ。そして今はさくらがクロウカードに関わっている。
きっとこのことが見えていたのだろう。
「すごい人だな……。魔力はないんだよな?」
「……なかったけど私と同じ神力はあったよ。何でもかんでも見えていたんだろうな。私はおばあさまたち以上といわれているけど追いついた気はしないな……」
「そんなすごい人たちなのか……」
美空の力もすごいと思うが、かなわないと思う真由羅と聖羅はどんな人たちだったのだろうか。生きていたら会ってみたかったと小龍は思った。
「ふう……。話したら喉が渇いちゃった。お茶を持ってきてもらおうか」
そう言ってお茶をメイドたちに持ってきてもらう美空。
「それですみれちゃんのしゅしゅはまだ持っているんですの?」
「もちろん! はじめてのすみれからのプレゼントだもの。ちょっと待っててね」
そう言って部屋に戻ってしゅしゅを探す美空。
「あった。これだよ」
美空はぼろぼろだけど青い色のしゅしゅをみせた。
「まだ持ってたんだ。恥ずかしいよ……」
すみれは自分が使ったものをプレゼントしたことを恥ずかしく思っているのだ。
「いいえ、だってこれは私とすみれの友情の証でしょ? だから大事な宝物」
「美空……」
すみれはそこまで大事に思っていることを嬉しく思った。
「だからね友達になってくれてありがとう、すみれ」
「それはこっちのセリフだよ!」
「「これからもよろしく」」
二人はそう言って笑いあったのだった。
「まあ! しゅしゅをプレゼントするなんてかわいらしいですわ。すみれちゃん」
智世がほほ笑んだ。行動が可愛いと思ったのだ。
「それにしても向川さんのひいおばあさまって不思議な人だったんだね」
「……うん。真由羅おばあさまと聖羅おばあさまはあの一年後に亡くなったの。たぶん死期を悟っていたのだと思う。それにすみれが2年後に大変なことに巻き込まれることになるっていうのも……」
「確かに2年後に巻き込まれたね……」
すみれは苦笑した。
今なら言っていることもわかる。2年後にリディアカードの捕獲に巻き込まれたからだ。そして今はさくらがクロウカードに関わっている。
きっとこのことが見えていたのだろう。
「すごい人だな……。魔力はないんだよな?」
「……なかったけど私と同じ神力はあったよ。何でもかんでも見えていたんだろうな。私はおばあさまたち以上といわれているけど追いついた気はしないな……」
「そんなすごい人たちなのか……」
美空の力もすごいと思うが、かなわないと思う真由羅と聖羅はどんな人たちだったのだろうか。生きていたら会ってみたかったと小龍は思った。
「ふう……。話したら喉が渇いちゃった。お茶を持ってきてもらおうか」
そう言ってお茶をメイドたちに持ってきてもらう美空。
「それですみれちゃんのしゅしゅはまだ持っているんですの?」
「もちろん! はじめてのすみれからのプレゼントだもの。ちょっと待っててね」
そう言って部屋に戻ってしゅしゅを探す美空。
「あった。これだよ」
美空はぼろぼろだけど青い色のしゅしゅをみせた。
「まだ持ってたんだ。恥ずかしいよ……」
すみれは自分が使ったものをプレゼントしたことを恥ずかしく思っているのだ。
「いいえ、だってこれは私とすみれの友情の証でしょ? だから大事な宝物」
「美空……」
すみれはそこまで大事に思っていることを嬉しく思った。
「だからね友達になってくれてありがとう、すみれ」
「それはこっちのセリフだよ!」
「「これからもよろしく」」
二人はそう言って笑いあったのだった。