さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
第十一話 美空と大切なもの
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「開けてみて」
すみれは美空を促す。
鍵を鍵穴に差し込んで回すと開いた。
「開いたわ!ありがとう!」
美空はすみれの手を握って喜ぶ。
「私がついていたのだから当然よ」
アップルティーアはカメラが回っていないのにポーズをとって自慢げに言った。
そしてドアが開いた。
中には青いガラス細工のものやガラスのコップ二組、あといくつかの分厚い本、ブローチや手紙の束などがあった。
美空は本を開けた。
そこには写真が貼ってあった。アルバムだ。
中にはすみれの母や美空の母、そして茶色の髪の女性が仲良く映っている写真やすみれの母の結婚式の時の写真が貼ってあった。
見ているとドアがノックされた。
アップルティーアは慌てて隠れた。
「夕飯を一緒にって思って。あ!開いたのね!」
香恋が物置のドアを見て歓声を上げた。
「でもどうして開かなかったのかしら?」
すみれは慌てた。
(やばっ……!)
「鍵穴にスプリングが挟まっていたのよ」
「ああ,それで吹っ飛んじゃったのね」
納得したようですみれはほっとした。
香恋が青いガラス細工を手に取った。
「きれいですね」
「これはね。あなたのお母さんが美空が生まれたときにお祝いにってくれたの」
「へえ。そうだったんですか」
「ええ。あの子、子供のうちの一人の名前を付けてくれって言うから、すみれってつけたの」
「そうだったんですか!!あなたが私の名前を考えたんですね」
「ええ。あなたがそのすみれちゃん」
そう言って香恋は微笑んだ。
すみれもにっこり笑った。それほど母はこの人のことを信頼していたのだ。
「隣のガラス細工もきれいですね」
智世が言った。
「これは結婚記念にって葉さんがくれたの」
「お父さんが?」
美空は初耳だったのか驚いた様子で言った。
「そうよ。そうだ!今日は私がつくるわ。準備しないと!」
香恋はそう言ってあわただしく部屋を出て行った。
「今日は隠れてばっかりよ~」
アップルティーアがぐったりした様子でソファの影から出てきた。
「お疲れ様、アップル。そういえば隣の手紙の束は何?」
「智世ちゃんとすみれがくれた手紙よ」
「大切にとっておいてくれたんだ。ありがとう」
「うれしいですわ」
「これからもよろしくね。さあ、行きましょう」
「そうね」
三人は物置から出た。
美空が鍵をかけ直した。
部屋を出て行きながらすみれはなんだか温かい気持ちになったのだった。
美空が自分たちのことを大事にしてくれるのがうれしくて。
すみれは美空を促す。
鍵を鍵穴に差し込んで回すと開いた。
「開いたわ!ありがとう!」
美空はすみれの手を握って喜ぶ。
「私がついていたのだから当然よ」
アップルティーアはカメラが回っていないのにポーズをとって自慢げに言った。
そしてドアが開いた。
中には青いガラス細工のものやガラスのコップ二組、あといくつかの分厚い本、ブローチや手紙の束などがあった。
美空は本を開けた。
そこには写真が貼ってあった。アルバムだ。
中にはすみれの母や美空の母、そして茶色の髪の女性が仲良く映っている写真やすみれの母の結婚式の時の写真が貼ってあった。
見ているとドアがノックされた。
アップルティーアは慌てて隠れた。
「夕飯を一緒にって思って。あ!開いたのね!」
香恋が物置のドアを見て歓声を上げた。
「でもどうして開かなかったのかしら?」
すみれは慌てた。
(やばっ……!)
「鍵穴にスプリングが挟まっていたのよ」
「ああ,それで吹っ飛んじゃったのね」
納得したようですみれはほっとした。
香恋が青いガラス細工を手に取った。
「きれいですね」
「これはね。あなたのお母さんが美空が生まれたときにお祝いにってくれたの」
「へえ。そうだったんですか」
「ええ。あの子、子供のうちの一人の名前を付けてくれって言うから、すみれってつけたの」
「そうだったんですか!!あなたが私の名前を考えたんですね」
「ええ。あなたがそのすみれちゃん」
そう言って香恋は微笑んだ。
すみれもにっこり笑った。それほど母はこの人のことを信頼していたのだ。
「隣のガラス細工もきれいですね」
智世が言った。
「これは結婚記念にって葉さんがくれたの」
「お父さんが?」
美空は初耳だったのか驚いた様子で言った。
「そうよ。そうだ!今日は私がつくるわ。準備しないと!」
香恋はそう言ってあわただしく部屋を出て行った。
「今日は隠れてばっかりよ~」
アップルティーアがぐったりした様子でソファの影から出てきた。
「お疲れ様、アップル。そういえば隣の手紙の束は何?」
「智世ちゃんとすみれがくれた手紙よ」
「大切にとっておいてくれたんだ。ありがとう」
「うれしいですわ」
「これからもよろしくね。さあ、行きましょう」
「そうね」
三人は物置から出た。
美空が鍵をかけ直した。
部屋を出て行きながらすみれはなんだか温かい気持ちになったのだった。
美空が自分たちのことを大事にしてくれるのがうれしくて。
