さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
第三十話 悩める日々
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三日後――。
それからの正一のタイムはすごかった。
優勝間違いなしと言われているくらいだ。
でもそれは『駆(ダッシュ)』のカードのおかげだった。
「お兄ちゃんすごい!」
瑠衣が飛びついてくる。
「ははっ。キューのおかげかな……」
正一も嬉しそうだ。
うれしそうな瑠衣と正一の兄妹をすみれは複雑な顔で見つめた。
「あんなに嬉しそうな瑠衣見たことない。やっぱり兄さんのおかげだな」
澤田が呟く。
そんな彼も瑠衣が嬉しいと嬉しいのか嬉しそうだ。
(『駆(ダッシュ)』を捕まえれば瑠衣ちゃんとお兄さんと澤田君の笑顔が失われる……。そんなの嫌だ……。私はカードを捕まえたい……。どうすればいいの……?)
大会は七日後だという。
それまでに捕まえることなどできそうになかった。
「すみれ。ずるをして勝ってもうれしくないのよ。だから捕まえるべきだと思う。その方が瑠衣ちゃんのためにもお兄さんの為にもいいのよ……」
「でも……」
「もう一度会いに行ってみましょう? それで決めたらいいわ。もう一度言うけど自分の力で勝ち取った勝利ほどいいものは無いのよ」
美空はきっぱりと言った。
「分かったわ」
すみれは頷いた。
放課後、すみれたちは瑠衣の家へと向かった。
そこで大きな音がしたと思うと『駆(ダッシュ)』が家から飛び出してきた。
小龍が家の屋根から飛び降りて『駆(ダッシュ)』の後を追う。
小龍は『駆(ダッシュ)』の気配を感じて家の先に雷を落としてダッシュをおびき寄せたのだ。
「李君! その子に乱暴しないで!」
すみれはそう叫ぶと慌てて後を追った。
「まったくなんてことをするんでしょうかね! 李 小龍は!」
美空は小龍に怒りながら二人の後を追う。
ややこしくなったと思いながら。
それからの正一のタイムはすごかった。
優勝間違いなしと言われているくらいだ。
でもそれは『駆(ダッシュ)』のカードのおかげだった。
「お兄ちゃんすごい!」
瑠衣が飛びついてくる。
「ははっ。キューのおかげかな……」
正一も嬉しそうだ。
うれしそうな瑠衣と正一の兄妹をすみれは複雑な顔で見つめた。
「あんなに嬉しそうな瑠衣見たことない。やっぱり兄さんのおかげだな」
澤田が呟く。
そんな彼も瑠衣が嬉しいと嬉しいのか嬉しそうだ。
(『駆(ダッシュ)』を捕まえれば瑠衣ちゃんとお兄さんと澤田君の笑顔が失われる……。そんなの嫌だ……。私はカードを捕まえたい……。どうすればいいの……?)
大会は七日後だという。
それまでに捕まえることなどできそうになかった。
「すみれ。ずるをして勝ってもうれしくないのよ。だから捕まえるべきだと思う。その方が瑠衣ちゃんのためにもお兄さんの為にもいいのよ……」
「でも……」
「もう一度会いに行ってみましょう? それで決めたらいいわ。もう一度言うけど自分の力で勝ち取った勝利ほどいいものは無いのよ」
美空はきっぱりと言った。
「分かったわ」
すみれは頷いた。
放課後、すみれたちは瑠衣の家へと向かった。
そこで大きな音がしたと思うと『駆(ダッシュ)』が家から飛び出してきた。
小龍が家の屋根から飛び降りて『駆(ダッシュ)』の後を追う。
小龍は『駆(ダッシュ)』の気配を感じて家の先に雷を落としてダッシュをおびき寄せたのだ。
「李君! その子に乱暴しないで!」
すみれはそう叫ぶと慌てて後を追った。
「まったくなんてことをするんでしょうかね! 李 小龍は!」
美空は小龍に怒りながら二人の後を追う。
ややこしくなったと思いながら。
