さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
第二十五話 もう一人の自分
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「それにしてもよく分かったわね。あの子が『鏡(ミラー)』だって」
ホットケーキを焼いているすみれの横に浮かびながらアップルティーアが言った。
「私のまねをしていたの。まるで私にヒントをくれたみたいだった。それにお姉ちゃんにごめんなさいって……」
「反省しているみたいだったわね」
「うん」
すみれは頷くとホットケーキをさらに載せて梅香のところに持って行った。
梅香は怪我をして療養中だからだ。
「下に降りて食べれるのに」
しかし梅香は不満そうだ。
「だめだよ。怪我してるんだから」
すみれはたしなめた。
「ねえ……」
梅香はすみれのパーカーのフードに入れてあるアップルティーアを指した。必死で人形の振りだ。
「その子……」
「えっ?ああ、一人で料理するの寂しいから連れてたの」
梅香はじっ――っとアップルティーアを見つめる。
アップルティーアはたまったものじゃなかった。
そのとき折よくインターフォンが鳴った。
すみれは迎えるために部屋を出て行った。
さりぎわにすみれは「ごめんね」とだけ言った。
「なにが?」
「ただ、ごめんね……」
巻き込んでしまったごめんね……。それだけをすみれは言いたかった。
梅香はその言葉に首を傾げたのだった。
「姉ちゃん、私のこと気付いているのかな……」
靴箱に隠れながらアップルティーアが言った。
「さあ……」
すみれは首をすくめるとドアを開けた。
「こんにちは」
「ごめんください」
「お邪魔します」
そこには聖奈と智世と美空がいた。
「お姉ちゃん部屋にいます」
聖奈にそう言って見送ると智世と美空が何か渡してきた。
「これお見舞いですわ。お姉さまの。私が焼きましたの」
「これもお見舞い。私が焼いたんだ」
それぞれスポンジケーキとクッキーを渡してくる。
「私ももらっていい?」
「ええ。たくさんありますから」
「ええ」
「私も――!」
二人が頷くとアップルティーアが飛び出してきた。
ホットケーキを焼いているすみれの横に浮かびながらアップルティーアが言った。
「私のまねをしていたの。まるで私にヒントをくれたみたいだった。それにお姉ちゃんにごめんなさいって……」
「反省しているみたいだったわね」
「うん」
すみれは頷くとホットケーキをさらに載せて梅香のところに持って行った。
梅香は怪我をして療養中だからだ。
「下に降りて食べれるのに」
しかし梅香は不満そうだ。
「だめだよ。怪我してるんだから」
すみれはたしなめた。
「ねえ……」
梅香はすみれのパーカーのフードに入れてあるアップルティーアを指した。必死で人形の振りだ。
「その子……」
「えっ?ああ、一人で料理するの寂しいから連れてたの」
梅香はじっ――っとアップルティーアを見つめる。
アップルティーアはたまったものじゃなかった。
そのとき折よくインターフォンが鳴った。
すみれは迎えるために部屋を出て行った。
さりぎわにすみれは「ごめんね」とだけ言った。
「なにが?」
「ただ、ごめんね……」
巻き込んでしまったごめんね……。それだけをすみれは言いたかった。
梅香はその言葉に首を傾げたのだった。
「姉ちゃん、私のこと気付いているのかな……」
靴箱に隠れながらアップルティーアが言った。
「さあ……」
すみれは首をすくめるとドアを開けた。
「こんにちは」
「ごめんください」
「お邪魔します」
そこには聖奈と智世と美空がいた。
「お姉ちゃん部屋にいます」
聖奈にそう言って見送ると智世と美空が何か渡してきた。
「これお見舞いですわ。お姉さまの。私が焼きましたの」
「これもお見舞い。私が焼いたんだ」
それぞれスポンジケーキとクッキーを渡してくる。
「私ももらっていい?」
「ええ。たくさんありますから」
「ええ」
「私も――!」
二人が頷くとアップルティーアが飛び出してきた。
