夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第八話 雪の日の迷子
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『母さんどこだろう……』
肩まで切りそろえた銀髪の幼子が呟く。
周りを見渡しても銀世界があるのみ。
母親の姿はない。
『母さん~~!!』
母を幼子は呼ぶ。
『母さん~~!! どこ~~!!』
誰の気配もない。幼子一人だった。
『返事して~~!!』
ひゅおおおおおっ
吹雪が吹き付けてくる。
『嘘……。僕一人になっちゃったの……』
広い白銀の野原に自分一人という事実に心細くなっていく。
『ぐすん……。母さん……』
とうとう幼子は泣き始めた。
その幼子の様子を木の上から見つめる影があった。
肩まで切りそろえた銀髪の幼子が呟く。
周りを見渡しても銀世界があるのみ。
母親の姿はない。
『母さん~~!!』
母を幼子は呼ぶ。
『母さん~~!! どこ~~!!』
誰の気配もない。幼子一人だった。
『返事して~~!!』
ひゅおおおおおっ
吹雪が吹き付けてくる。
『嘘……。僕一人になっちゃったの……』
広い白銀の野原に自分一人という事実に心細くなっていく。
『ぐすん……。母さん……』
とうとう幼子は泣き始めた。
その幼子の様子を木の上から見つめる影があった。
1/9ページ