第2章 4.届かない思い、そして…
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夜の闇で誰かを探している保安部の人たちがいた。
「あいつら……まだ逃げる体力があるとは……」
男が歯噛みする。
あいつらとは検査を受けていたシロエとアロエのことである。
「探せ! 探すんだ」
その声にシロエとアロエを保安部の人たちが探しに行く。
彼らはふらふらになりながらただ逃げた。もう検査は受けたくなかったから。
逃げた先で見つけたのがキースとイレーヌだった。
「見つけましたよ……。あなたたちの秘密をね……」
そこからの意識が二人にはない。