さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十四話 さくらと素敵なお友達
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『そうか……。クロウカードが……』
「はい。妹のさくらが……」
すみれはルナと電話をしていた。
朝早く電話がかかってきたので出るとルナだった。びっくりしたすみれは叫びそうになったが、何とか思いとどまった。
電話してきた理由は昨日何かかんじたかららしい。
『あの夢は予兆的な何かだったのだろうな……』
「そうですね。でも私はさくらを守ることはできるけどカード捕獲の手助けはしてはいけないと言われました……」
『ああ。それは掟だからな……。鍵を開けるとかそれくらいなら構わないが、カードに身の危険を感じた以外で攻撃をしてはいけないと……』
「たしかにカードを捕まえるのは候補者本人じゃなきゃいけないんですものね。カードを攻略したものにカードは従う……」
すみれはさくらが心配だったが、手出しはできない。それは彼女にとって苦しいことだった。
「苦しいでしょうけど、我慢して……」
「分かっているよ。アップル」
すみれは微笑んだ。
『私たちがいる。だから一人で抱え込むな』
「はい」
すみれはルナの言葉に頷いた。
「ほえええええええっ!」
隣から叫び声が響いた。
「さくらが起きたみたいです。私たちは学校に行かなければいけないので、また」
『ええ、また』
電話が切れた。
「ふう……。クロウカードか……」
「はい。妹のさくらが……」
すみれはルナと電話をしていた。
朝早く電話がかかってきたので出るとルナだった。びっくりしたすみれは叫びそうになったが、何とか思いとどまった。
電話してきた理由は昨日何かかんじたかららしい。
『あの夢は予兆的な何かだったのだろうな……』
「そうですね。でも私はさくらを守ることはできるけどカード捕獲の手助けはしてはいけないと言われました……」
『ああ。それは掟だからな……。鍵を開けるとかそれくらいなら構わないが、カードに身の危険を感じた以外で攻撃をしてはいけないと……』
「たしかにカードを捕まえるのは候補者本人じゃなきゃいけないんですものね。カードを攻略したものにカードは従う……」
すみれはさくらが心配だったが、手出しはできない。それは彼女にとって苦しいことだった。
「苦しいでしょうけど、我慢して……」
「分かっているよ。アップル」
すみれは微笑んだ。
『私たちがいる。だから一人で抱え込むな』
「はい」
すみれはルナの言葉に頷いた。
「ほえええええええっ!」
隣から叫び声が響いた。
「さくらが起きたみたいです。私たちは学校に行かなければいけないので、また」
『ええ、また』
電話が切れた。
「ふう……。クロウカードか……」
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