さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十三話 さくらと不思議な本
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すみれは表紙が赤く、獣が書いてある本を見た。
ぼうっと見つめていると声が聞こえた。
―――誰、私を呼ぶのは?
すみれはその声に聞き覚えがあった。
―――さくら?
ふと東京タワーを下から見上げていた。
近くのビルにはさくらがいる。
すみれは動けずに、何もできずにその様子を見ていた。
そのことがもどかしい。
しばらくしてさくらが宙を飛んだ。
―――さくら!
思いっきり叫びたかったのに叫べない。
危ないと言いたいのに言えない。
しかしさくらの周りにあるカードと小さな不思議な生き物。
それらがさくらを呼んでいる。
今のすみれには周りにあるものがなんだか知っていた。
さくらを危険にさらすことだけは許さない。彼女に危険がせまったら自分が守ろうと強く強く思った。
ぼうっと見つめていると声が聞こえた。
―――誰、私を呼ぶのは?
すみれはその声に聞き覚えがあった。
―――さくら?
ふと東京タワーを下から見上げていた。
近くのビルにはさくらがいる。
すみれは動けずに、何もできずにその様子を見ていた。
そのことがもどかしい。
しばらくしてさくらが宙を飛んだ。
―――さくら!
思いっきり叫びたかったのに叫べない。
危ないと言いたいのに言えない。
しかしさくらの周りにあるカードと小さな不思議な生き物。
それらがさくらを呼んでいる。
今のすみれには周りにあるものがなんだか知っていた。
さくらを危険にさらすことだけは許さない。彼女に危険がせまったら自分が守ろうと強く強く思った。
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