さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十九話 怪盗初挑戦!?
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美術館の中を警備員が歩いていく。
一枚一枚懐中電灯で照らしながら見回りをする。
見回っている中、一枚の絵が警備員の後ろにある。
その絵はなんか神秘的で不思議な絵だった──。
「う~ん……」
クロッキー帳を前に唸るすみれ。
そんなすみれの前にはポーズをとるアップルティーア。
「こんなものかな……」
自信なさそうに呟くすみれ
「どれどれ? ってええ!? 私はもっと美しいわよ!」
そのクロッキー帳にはどう見てもかわいらしい女の子が描かれていた。漫画のデフォルメキャラみたいな感じだった。
「真の姿ならともかく、仮の姿ならこんなもんじゃない?」
なげやりにすみれは言った。
「なんですって!? 仮の姿でも私は美しいわよ!」
思いっきり叫ぶアップルティーア。
「アップル、うるさい」
「ぐぬぬ。ならこの美しさが目に入らないっていうの?」
真の姿になるアップルティーア。
「いきなり真の姿にならないでよ!?」
叫ぶすみれ。
「だってすみれが美しさが分からないっていうから。これならどう?」
「……描いてみるけど期待しないでね?」
すみれは呟く。
数十分後。
「これならどう?」
見せてみるとそこにはさっきよりはましだが、可愛い女性が描かれていた。
「う~ん。私はもっと美しいのに……」
お気に召さないようだ。
そこへ隣の部屋からどたばたと音がする。しかも話し声まで聞こえるようだった。
「さくらとケルベロスね」
アップルティーアが呟く。
「そうみたいね」
「さっきの私たちもああだったのかな……」
「声聞こえるね……」
二人は顔を見合わせる。
「「これ以上は止めようか」」
ばたばた騒いで妹のあやめや兄の桃矢、姉の梅香にバレてはたまらない。そんな気持ちでそんなことをいう二人だった。
「メシで来たぞ~!」
桃矢の声が聞こえる。
「は~い! じゃ、あとで!」
そう言ってすみれは部屋を出ていったのだった。
一枚一枚懐中電灯で照らしながら見回りをする。
見回っている中、一枚の絵が警備員の後ろにある。
その絵はなんか神秘的で不思議な絵だった──。
「う~ん……」
クロッキー帳を前に唸るすみれ。
そんなすみれの前にはポーズをとるアップルティーア。
「こんなものかな……」
自信なさそうに呟くすみれ
「どれどれ? ってええ!? 私はもっと美しいわよ!」
そのクロッキー帳にはどう見てもかわいらしい女の子が描かれていた。漫画のデフォルメキャラみたいな感じだった。
「真の姿ならともかく、仮の姿ならこんなもんじゃない?」
なげやりにすみれは言った。
「なんですって!? 仮の姿でも私は美しいわよ!」
思いっきり叫ぶアップルティーア。
「アップル、うるさい」
「ぐぬぬ。ならこの美しさが目に入らないっていうの?」
真の姿になるアップルティーア。
「いきなり真の姿にならないでよ!?」
叫ぶすみれ。
「だってすみれが美しさが分からないっていうから。これならどう?」
「……描いてみるけど期待しないでね?」
すみれは呟く。
数十分後。
「これならどう?」
見せてみるとそこにはさっきよりはましだが、可愛い女性が描かれていた。
「う~ん。私はもっと美しいのに……」
お気に召さないようだ。
そこへ隣の部屋からどたばたと音がする。しかも話し声まで聞こえるようだった。
「さくらとケルベロスね」
アップルティーアが呟く。
「そうみたいね」
「さっきの私たちもああだったのかな……」
「声聞こえるね……」
二人は顔を見合わせる。
「「これ以上は止めようか」」
ばたばた騒いで妹のあやめや兄の桃矢、姉の梅香にバレてはたまらない。そんな気持ちでそんなことをいう二人だった。
「メシで来たぞ~!」
桃矢の声が聞こえる。
「は~い! じゃ、あとで!」
そう言ってすみれは部屋を出ていったのだった。
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