さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第六十七話 お祭り
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月峰神社で冬まつりが開かれる。
すみれの耳にそんな言葉が入ってきた。
「冬まつりか……」
すみれは小龍も誘おうと思った。だけどそれだけでいいのだろうかと思った。
(いつもお世話になっているし何か贈りたいな……)
「李小龍に何か贈りたいね……」
美空は含んだ顔でこっちを見た。
「べ、別に特別な気持ちなんかないわ。お世話になっているからだから」
すみれはそう言い切った。
「自分の気持ちには疎いのね……」
美空はそう呟いた。
「何か言った?」
「別に。それで何贈るか決めたの?」
「まだなの。何かいいアイディアない? 美空」
すみれは美空に助けを求めた。
「それではマフラーなどどうでしょう? 寒いですしちょうどいいと思うのですが」
智世が口をはさんでくる。
「マフラーはいいアイディアだと思うわ。初心者向けの編み物だし」
美空も賛成してくる。
「じゃあマフラーをつくろうかな……」
「色は何にする?」
「青よ!」
小龍の式服の色だ。彼にこの色のイメージが付きまとう。
すみれはすぐに色を決めたのである。
すみれの耳にそんな言葉が入ってきた。
「冬まつりか……」
すみれは小龍も誘おうと思った。だけどそれだけでいいのだろうかと思った。
(いつもお世話になっているし何か贈りたいな……)
「李小龍に何か贈りたいね……」
美空は含んだ顔でこっちを見た。
「べ、別に特別な気持ちなんかないわ。お世話になっているからだから」
すみれはそう言い切った。
「自分の気持ちには疎いのね……」
美空はそう呟いた。
「何か言った?」
「別に。それで何贈るか決めたの?」
「まだなの。何かいいアイディアない? 美空」
すみれは美空に助けを求めた。
「それではマフラーなどどうでしょう? 寒いですしちょうどいいと思うのですが」
智世が口をはさんでくる。
「マフラーはいいアイディアだと思うわ。初心者向けの編み物だし」
美空も賛成してくる。
「じゃあマフラーをつくろうかな……」
「色は何にする?」
「青よ!」
小龍の式服の色だ。彼にこの色のイメージが付きまとう。
すみれはすぐに色を決めたのである。
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