さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第五十五話 不思議な扉
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パラリ。
本をめくる音がする。
すみれは教室で本を読んでいた。
「何を読んでいるんですか?」
アリアが声をかけてくる。
「アリアちゃん。ええとね。扉が別の世界につながっている話よ」
「面白いですか?」
「うん。扉を開けたら別世界とか面白いよね~」
すみれはいろいろ想像したものだ。
「なるほど……。実際になってみたいと思いますか?」
「チャンスがあればなってみたいかも……」
すみれはつぶやいた。
「人はないものをねだりますからね……」
アリアはつぶやく。
「すみれ~! お昼食べに行くよ~」
「美空。先生からの用事は終わったの?」
「うん。ほかのみんなも課題終わったって」
2限目は図工だった。課題が終わった人からお昼ですみれが終わった時には仲のよいメンバーは全員まだ終わってなかったし、唯一終わっていた美空は先生に呼び出されていた。
「よかった~。あ、そうだ。アリアちゃんも一緒にお昼どうかな?」
「お昼ですか? 皆さんが構わないなら私もかまいませんが……」
「別にいいよね?」
「うん。すみれの言う通りみんな喜ぶよ」
「では甘えさせていただいて」
アリアはほほ笑んだ。
教室から美空、すみれ、アリアの順で出る。アリアは教室から出る際に扉に触れた。すると扉が一瞬だけ赤く光ったのだった。
本をめくる音がする。
すみれは教室で本を読んでいた。
「何を読んでいるんですか?」
アリアが声をかけてくる。
「アリアちゃん。ええとね。扉が別の世界につながっている話よ」
「面白いですか?」
「うん。扉を開けたら別世界とか面白いよね~」
すみれはいろいろ想像したものだ。
「なるほど……。実際になってみたいと思いますか?」
「チャンスがあればなってみたいかも……」
すみれはつぶやいた。
「人はないものをねだりますからね……」
アリアはつぶやく。
「すみれ~! お昼食べに行くよ~」
「美空。先生からの用事は終わったの?」
「うん。ほかのみんなも課題終わったって」
2限目は図工だった。課題が終わった人からお昼ですみれが終わった時には仲のよいメンバーは全員まだ終わってなかったし、唯一終わっていた美空は先生に呼び出されていた。
「よかった~。あ、そうだ。アリアちゃんも一緒にお昼どうかな?」
「お昼ですか? 皆さんが構わないなら私もかまいませんが……」
「別にいいよね?」
「うん。すみれの言う通りみんな喜ぶよ」
「では甘えさせていただいて」
アリアはほほ笑んだ。
教室から美空、すみれ、アリアの順で出る。アリアは教室から出る際に扉に触れた。すると扉が一瞬だけ赤く光ったのだった。
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