さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
第四十一話 ふわふわな地面
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「今度の学芸会は合奏に決まりです。何の楽器をやりたいかはくじ引きで決めたいと思います。公平になるようにね」
美帆がそう言った。
すみれたちは今度の学芸会について話していた。
「じゃあ出席番号順に前に書きに来てね」
「は~い!」
みんな前に書きに行った。
「合奏って言うのはね……。大昔に合奏さんって言う人が始めたのがきっかけなんだよ」
「へえ~。山崎君詳しいね」
「ほんと~」
さくらとあやめが感心している。
(嘘に決まってる……)
しかし山崎の嘘にすみれは騙されなかった。
「最初は音を鳴らすだけだったんだけどだんだんと複雑になっていって混乱する人が増えたんだよ」
「はいはい。嘘はやめましょうね」
そう言って千春が耳を引っ張る。
「え? 嘘なの?」
「そうなの?」
さくらとあやめがきょとんとしている。
「それより書きに行きましょうよ」
「うん……」
すみれは頷いて書きに行った。
「そう警戒しないで……」
睨んでくる小龍に美帆が言った。
「もうすぐだから……!」
「え!?」
小龍が驚いた。
「どうしたの?」
すみれが不思議そうに訊いてくる。
「先生がもうすぐだからって……」
「何がもうすぐなの?」
「それが分からないから悩んでいるんだろ」
小龍が言った。
「じゃあはがすわね」
先生があみだくじの下の欄をはがす。
「わあ~!!」
教室にみんなの歓声が響き渡った。
美帆がそう言った。
すみれたちは今度の学芸会について話していた。
「じゃあ出席番号順に前に書きに来てね」
「は~い!」
みんな前に書きに行った。
「合奏って言うのはね……。大昔に合奏さんって言う人が始めたのがきっかけなんだよ」
「へえ~。山崎君詳しいね」
「ほんと~」
さくらとあやめが感心している。
(嘘に決まってる……)
しかし山崎の嘘にすみれは騙されなかった。
「最初は音を鳴らすだけだったんだけどだんだんと複雑になっていって混乱する人が増えたんだよ」
「はいはい。嘘はやめましょうね」
そう言って千春が耳を引っ張る。
「え? 嘘なの?」
「そうなの?」
さくらとあやめがきょとんとしている。
「それより書きに行きましょうよ」
「うん……」
すみれは頷いて書きに行った。
「そう警戒しないで……」
睨んでくる小龍に美帆が言った。
「もうすぐだから……!」
「え!?」
小龍が驚いた。
「どうしたの?」
すみれが不思議そうに訊いてくる。
「先生がもうすぐだからって……」
「何がもうすぐなの?」
「それが分からないから悩んでいるんだろ」
小龍が言った。
「じゃあはがすわね」
先生があみだくじの下の欄をはがす。
「わあ~!!」
教室にみんなの歓声が響き渡った。
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