さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
第三十六話 吹雪の一日
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すみれはリディアカードの本が出てくる夢を見た。
いつものように東京タワーが見える。
そしてその東京タワーに二人の男女がいた。
いつもは名前が浮かんでこなかったのに今回は名前が思い浮かんだ。
(この人知ってる……。羽月先生と裕也さん?)
そう呟くと正解とでもいうように二人は微笑んだのだった。
「うわっ!」
すみれは目覚ましが鳴って目を覚ました。
目覚ましを止めると人形が目に入った。四月一日の誕生日に智世からもらった人形だ。
その人形は水色のワンピースにマントを羽織っていた。
(あれ……? この人形……)
すみれは何か疑問を感じた。
その時だった。
アップルティーアが机の引き出しの一番下から起き出してきた。
「おはよう。アップル」
すみれは微笑んだ。
「おはよう。すみれ。今日から三年生ね」
アップルティーアは微笑んだ。
「春休みにこれだけ集まったし。いうことなしね」
そう言ってアップルティーアは本から三枚のカードを浮かせた。
カードは『波(ウェイブ)』『洗(ウォッシュ)』『抜(スルー)』の三枚だった。
「三年生か……。智世ちゃんと美空と同じクラスになれればいいけど……」
三年生と言えばクラス替えだった。親友の二人と同じクラスになれるかすみれは心配だった。
「大丈夫よ。すみれはこんなに頑張っているんだもん。同じクラスになれるって」
「ありがとう。アップル」
すみれはアップルティーアに向かってほほ笑んだのだった。
「すみれさ~ん!」
「は~い! 今いきます!」
すみれは藤隆に呼ばれて慌てて下に向かって行った。
いつものように東京タワーが見える。
そしてその東京タワーに二人の男女がいた。
いつもは名前が浮かんでこなかったのに今回は名前が思い浮かんだ。
(この人知ってる……。羽月先生と裕也さん?)
そう呟くと正解とでもいうように二人は微笑んだのだった。
「うわっ!」
すみれは目覚ましが鳴って目を覚ました。
目覚ましを止めると人形が目に入った。四月一日の誕生日に智世からもらった人形だ。
その人形は水色のワンピースにマントを羽織っていた。
(あれ……? この人形……)
すみれは何か疑問を感じた。
その時だった。
アップルティーアが机の引き出しの一番下から起き出してきた。
「おはよう。アップル」
すみれは微笑んだ。
「おはよう。すみれ。今日から三年生ね」
アップルティーアは微笑んだ。
「春休みにこれだけ集まったし。いうことなしね」
そう言ってアップルティーアは本から三枚のカードを浮かせた。
カードは『波(ウェイブ)』『洗(ウォッシュ)』『抜(スルー)』の三枚だった。
「三年生か……。智世ちゃんと美空と同じクラスになれればいいけど……」
三年生と言えばクラス替えだった。親友の二人と同じクラスになれるかすみれは心配だった。
「大丈夫よ。すみれはこんなに頑張っているんだもん。同じクラスになれるって」
「ありがとう。アップル」
すみれはアップルティーアに向かってほほ笑んだのだった。
「すみれさ~ん!」
「は~い! 今いきます!」
すみれは藤隆に呼ばれて慌てて下に向かって行った。
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