さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しな顔をしています。
第三十話 悩める日々
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「そっち行ったわ!」
アップルティーアが叫ぶ。
「分かっているわ!」
すみれは慌てて『翔(フライ)』で後を追う。
すみれたちが後を追っているのは小さなチーターみたいな生き物だった。
それはリディアカード『駆(ダッシュ)』だ。
彼女は緑色の上と短パンにニーハイソックス、ショートブーツといったいでたちで必死で追う。
「『風(ウインド)』!」
『風(ウインド)』で捕まえようとするが振り切られてしまう。
それと同時に『駆(ダッシュ)』のスピードも落ちる。
「行けっ――!!」
スピードをあげるが一軒の家に逃げ込まれてしまう。
「ああっ!」
すみれが悲鳴をあげる。
「家に入られたらね……」
アップルティーアが残念そうな顔をする。
「後日、あの家を訪ねましょう。たぶん頼めば入れると思うから」
美空がそう言って鑑札を指す。
そこには佐藤と書かれていた。
「あれ? 佐藤って……」
すみれはこの苗字が気になった。
「そう瑠衣ちゃんの家」
「そっか……。っていうか美空よく知っているね。全員分の家知ってたりする?」
美空はニコリとほほ笑むだけだった。
「知ってるんだ……」
それを肯定ととってすみれはあきれたのだった。
アップルティーアが叫ぶ。
「分かっているわ!」
すみれは慌てて『翔(フライ)』で後を追う。
すみれたちが後を追っているのは小さなチーターみたいな生き物だった。
それはリディアカード『駆(ダッシュ)』だ。
彼女は緑色の上と短パンにニーハイソックス、ショートブーツといったいでたちで必死で追う。
「『風(ウインド)』!」
『風(ウインド)』で捕まえようとするが振り切られてしまう。
それと同時に『駆(ダッシュ)』のスピードも落ちる。
「行けっ――!!」
スピードをあげるが一軒の家に逃げ込まれてしまう。
「ああっ!」
すみれが悲鳴をあげる。
「家に入られたらね……」
アップルティーアが残念そうな顔をする。
「後日、あの家を訪ねましょう。たぶん頼めば入れると思うから」
美空がそう言って鑑札を指す。
そこには佐藤と書かれていた。
「あれ? 佐藤って……」
すみれはこの苗字が気になった。
「そう瑠衣ちゃんの家」
「そっか……。っていうか美空よく知っているね。全員分の家知ってたりする?」
美空はニコリとほほ笑むだけだった。
「知ってるんだ……」
それを肯定ととってすみれはあきれたのだった。
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