花と奏でる音
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ついにその時が来た。
会場が静まり返り、魔のライトが舞台に落ちる。
アブノーマルクラスの出番。
ただの昇級試験ではない。
これは、14人全員で挑む愛の物語。
静かに幕が上がると、スポットライトが一人の少女に落ちた。
リリス演じるはイクス・エリザベッタ。
「これは男たちに求められ、愛された
極上の美悪魔の、恋の記録……」
優雅なドレスに身を包んだ彼女の足元に、絨毯のように14人の想いが広がっていく。
第一幕:花売りの少年
一輪の花を手に舞台に現れたのはシャックス・リード。
無邪気でひたむきな笑顔。軽快なステップ。
「僕の愛は、まっすぐなんだ!花のように、綺麗で、優しくて!」
けれどリリスは微笑みながら首を振る。
「でも、醜い心も、愛には必要なの。
だから……さようなら、かわいい子」
スポットライトがふっと落ちる。
第二幕:黒と白の蛇の踊り子
ジャズが黒い衣装に身を包み、滑るようなステップで現れる。
「愛も快楽も知ってる。けど恋はまだ……」
その隣に立つのは、アスモデウス。
白銀の衣装、宝石のような輝き。
「僕のような美しさは、誰にも真似できない」
リリスは悩ましげに目を伏せる。
「美しい彼が汚れるくらい求める相手は……私じゃない。
だって、それは……真の恋じゃないから」
第三幕:三騎士
舞台中央に現れるのは、ゴエモン・カムイ・アロケル。
それぞれの役に応じた衣装、剣、バラ、書物。
「俺はあなたを護る。優しさで、きっと……」
「君に捧げる!この情熱の炎を!」
「論理的に考えるなら、最適解は」
リリスはそっと微笑みながら首を振る。
「みんな優しくて素敵。でも……
本当に欲しかったのは、“私を止めてくれる強さ”だったの」
第四幕:我儘王子と強欲な富豪
舞台に現れたのは、ピケロ。
王冠をかぶり、我儘に笑う。
「僕の笑顔が見たいなら、全部注いでよ。君の愛を!」
そして、背後から登場するサブロ。
ダークスーツに金色の装飾を纏った、大富豪。
「欲しいものは全部手に入れる。それが俺の愛の証だ」
リリスは迷い、戸惑いながらも微笑む。
「でも、強欲すぎて……私が手に入ったら、飽きてしまう。
だから、私は手に入ってはダメなのよ」
最終幕:リリスの心
ここで舞台の空気が変わる。
舞台が最高潮に達したその瞬間
プルソンのトランペットが響き渡った。
その音は、リリスの孤独を慰め、14人の想いを包み込む。
トランペットと共に、イルマのピアノが流れ出す。
舞台が、光で満ちていく。
彼女たちはリリスの「心」。
愛されたい、触れてほしい、求めてほしいという内なる叫びを三重奏で演じる。
ケロリは優雅に、クララは奔放に、そしてノアは
真っ直ぐな切なさで。
「来て……私はここよ……!
あなたと、出会いたいの……!!」
エリザベッタ声は、リリスの心そのものだった。
「燃えるような恋がしたい……
この身が悶えて、壊れて、また生まれ変わるくらいの……!」
リリスが歩み寄る。
「まだ見ぬあなたと
私は、出会いたいの……!」
彼女の手が宙を掴む。
幕が、静かに降りた。
〜リリス・カーペット〜
キャスト:
花売りの少年:シャックス・リード
黒蛇の踊り子:アンドロ・M・ジャズ
白蛇の踊り子:アスモデウス・アリス
優しい武士:ガープ・ゴエモン
情熱の紳士:カイム・カムイ
賢き博士:アロケル・シュナイダー
我儘王子:アガレス・ピケロ
強欲な富豪:サブノック・サブロ
リリスの心:クロケル・ケロリ
ウァラク・クララ
ノア
リリス:イクス・エリザベッタ
トランペット:プルソン・ソイ
伴奏:イルマ
振り付け:クロケル・ケロリ