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その昔、色の神様がいた。


この国は、そんな神様が初めてこの世界に色をもたらした場所__
カラフルな街のいたるところで愉快な音楽が響き渡る。そんな芸術で溢れる、明るいこの国には『色彩使』と呼ばれる能力者がいた。彼らの活躍もあり、王国はたしかに平和なはずだった___


そう、あの時までは。


「この世界から、色を無くす。」


"モノクローム"と名乗る彼らは突如現れ、国中の色を白や黒に染め始めた。
王はこの状況を食い止める為、優秀な色彩使を集めて"極彩色"という組織を作った。



華麗なる色彩戦争が今、幕を開ける___






「色彩使」とは
この国にいる特殊な超能力者。主に遺伝的なもので、家系ごとに色がある。その家系の色に物を染めることが可能。また、ごく一般的な超能力も基本使うことができる。人口のおよそ5分の1程度存在する。どちらかというと派手な色の家系は都会住みや裕福な家系が多く、過去には、地味な色の家系は差別対象にあった時代もある。


「モノクローム」とは
ある日突然現れた、世界から色を無くそうと企んでいる組織。白や黒などのモノクロ系統の色彩使が集まっていることもあり、地味な色の家系の色彩使や一部の一般人から支持も得ている。が、基本的に世間からは悪者扱いを受けていて、あまりよく思われていない。


「極彩色」とは
国を守るために政府によって作られた色彩使の組織。昔から存在はしていたものの、最近は平和だったので街のパトロールをする程度だった。現在の極彩色はモノクロームに対抗するために改めて街の色彩使を集めて形成されたもの。