第1章
「あそこに銃を持っている人が…」
「ほ、本当だ!」
三人ぐらいの人間が中央に集まっている。そのうちの二人は銃を片手に持っているようだ。
「お、やっと主役が来たみたいだな」
全身真っ黒な男がこちらを見た。
「ほら、出番だ。」
そう言われて真っ暗な男と色黒の女の背後から現れたのは白と黒に身を包んだ青年だった
「___主役は遅れて登場、か。」
深く被っていた帽子を少しだけ上げ、僕らのほうを__いや、イロハのほうを鋭く睨み付けた。
チラッと頬に紅いバツ印が見えた
一体こいつらは何者だ?
一瞬の静寂に包まれたのも束の間、
青年は杖を天に向けて高くあげ、なにか言葉を唱えた
「_______!」
その途端、突然アスファルトの地面や茶色だったはずの壁の色が、白や黒に染まり出した。
そうか、こいつらも色彩使…?
でも、なんで?
何をしているんだ?
青年の横にいた二人は別の銃を出し、少し離れた二人は二丁拳銃を取り出し、銃口を周囲に向けていた
「何をしているんですか!」
男性が彼らに向けて問う。
が、彼らはなにも答えない。
「___や、やめて!!!」
我慢ならなくなったのか、急にイロハが大声を出した。
「ねえ、貴方達は何が目的なの?」
少しばかり表情は怯えていた。
すると、帽子を被った青年がこちらに歩み寄ってくる。
感情の読み取れない、無表情のまま彼は口を開いた。
「俺達は“モノクローム”だ。」
「モノクローム?」
「そう、俺達はある使命を果たす為に来た。」
「そ、その使命っていうのは…?」
男性が恐る恐る、問う
青年は、帽子を深く被り直し、こう言った。
「___世界から、色を無くすこと、だ。」
一瞬、時が止まったようだった、
気づいたときには辺り一面が白黒になっている。
「俺の名前はシロサキ クロハ、モノクロームのリーダーさ。
お前はニジノ イロハ、だよな。」
イロハのほうをはっきりと睨んで、彼はこう言い放った。
「これは、俺達。……いや、俺からの、お前への宣戦布告だ。」
この時は何が起きたのかよくわからなかった。
気づいた時には、辺りが白い煙に包まれ、僕は意識を離していた。
「ほ、本当だ!」
三人ぐらいの人間が中央に集まっている。そのうちの二人は銃を片手に持っているようだ。
「お、やっと主役が来たみたいだな」
全身真っ黒な男がこちらを見た。
「ほら、出番だ。」
そう言われて真っ暗な男と色黒の女の背後から現れたのは白と黒に身を包んだ青年だった
「___主役は遅れて登場、か。」
深く被っていた帽子を少しだけ上げ、僕らのほうを__いや、イロハのほうを鋭く睨み付けた。
チラッと頬に紅いバツ印が見えた
一体こいつらは何者だ?
一瞬の静寂に包まれたのも束の間、
青年は杖を天に向けて高くあげ、なにか言葉を唱えた
「_______!」
その途端、突然アスファルトの地面や茶色だったはずの壁の色が、白や黒に染まり出した。
そうか、こいつらも色彩使…?
でも、なんで?
何をしているんだ?
青年の横にいた二人は別の銃を出し、少し離れた二人は二丁拳銃を取り出し、銃口を周囲に向けていた
「何をしているんですか!」
男性が彼らに向けて問う。
が、彼らはなにも答えない。
「___や、やめて!!!」
我慢ならなくなったのか、急にイロハが大声を出した。
「ねえ、貴方達は何が目的なの?」
少しばかり表情は怯えていた。
すると、帽子を被った青年がこちらに歩み寄ってくる。
感情の読み取れない、無表情のまま彼は口を開いた。
「俺達は“モノクローム”だ。」
「モノクローム?」
「そう、俺達はある使命を果たす為に来た。」
「そ、その使命っていうのは…?」
男性が恐る恐る、問う
青年は、帽子を深く被り直し、こう言った。
「___世界から、色を無くすこと、だ。」
一瞬、時が止まったようだった、
気づいたときには辺り一面が白黒になっている。
「俺の名前はシロサキ クロハ、モノクロームのリーダーさ。
お前はニジノ イロハ、だよな。」
イロハのほうをはっきりと睨んで、彼はこう言い放った。
「これは、俺達。……いや、俺からの、お前への宣戦布告だ。」
この時は何が起きたのかよくわからなかった。
気づいた時には、辺りが白い煙に包まれ、僕は意識を離していた。
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