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ゆきだるま
夜、こっそり抜け出して水と2人でゆきだるまをつくった。
「ぶさいくだなー」
「水にそっくり!」
「俺がぶさいくだって言うのかよ」
「私はぶさいくだなんて言ってません」
なんて完成したゆきだるまを見て笑う。
「これ、いつまで残ってるかな」
ずっと残ってればいいのに。
なんだか雪が溶けてしまうのは2人の思い出までも溶かしていくようで嫌だった。
「んー明日は残ってるかなー写真撮っとけば?」
「そうだね」
そうじゃないのに。水のばか。
「そうだ」
「うん?」
「3人で撮ろう!その方がなんかよくない?」
「……うん」
私の気持ちには気づいてないんだろうけどいいや。
(14/12/12)
夜、こっそり抜け出して水と2人でゆきだるまをつくった。
「ぶさいくだなー」
「水にそっくり!」
「俺がぶさいくだって言うのかよ」
「私はぶさいくだなんて言ってません」
なんて完成したゆきだるまを見て笑う。
「これ、いつまで残ってるかな」
ずっと残ってればいいのに。
なんだか雪が溶けてしまうのは2人の思い出までも溶かしていくようで嫌だった。
「んー明日は残ってるかなー写真撮っとけば?」
「そうだね」
そうじゃないのに。水のばか。
「そうだ」
「うん?」
「3人で撮ろう!その方がなんかよくない?」
「……うん」
私の気持ちには気づいてないんだろうけどいいや。
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