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深夜にそっと部屋の扉をノックする。返事がなくても5秒数えたらゆっくり部屋に入る。すると彼女が枕元のランプに火を灯した。
「バレなかった?」
「もちろん」
「会いたかった」
「昼間も会ったよ」
「そうだけど違うの」
珍しく甘えたの彼女が腰かけた俺に抱きついてくる。
「なんかあった?」
「……急に寂しくなったの」
「ふふ。大丈夫」
優しく彼女の髪を撫でてやる。
「余裕ね」
「いや、余裕なんてないよ。余裕がある風に見せてるだけ。男としてカッコ悪いでしょ?」
「今日はやけに素直ね。いつもなら理由なんて話さないのに」
「お互い様でしょ」と笑えば、「そんなことないわ」と彼女は口を尖らせる。
「今日はどうする?」
可愛い姿を見たら少し意地悪したくなった。
「何よそれ……好きにして」
「かしこまりました姫様」
優しく微笑んでそっと唇を重ねた。
(15/04/19)キャラ崩壊もいいところである。
あいつは私にしか興味ないと思ってた。なのに……。
「ねぇ紅玉、怒ってる?」
「別に」
「絶対怒ってるよね?いつもと違うことくらいわかるよ?どれだけ紅玉のこ」
「なら怒ってる理由もわかるでしょ!」
怒鳴ってしまった。普段なら怒鳴り返してくるのに「……あ、あれは誤解!紅玉だけだよ?」なんてずるいよ……。
(13/09/10)
「ねぇ」
もっと優しく声はかけられないのかと自分に呆れる。いつも水孔とはケンカ越しにしか話せない。素直になれない自分。
「なんだよ紅玉」
「いや、その……」
困ってる私を助けてくれたお礼が言いたいのに口ごもってしまう。
「お前らしくねーな。今日のことなら気にすんな」
「えっあ、ありがと……」
見透かされていたことに驚いて勢いで言った。
「ふふ、よく出来ました!」
彼は私の頭を撫でた。ちょっとドキッとした。
(13/09/09)