和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
ハロ/ハワユ
君の名前は?
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[夜景を君に]
タクシーは、スムーズに眞達が泊まるホテルに到着した。
会計を済ませてホテルのロビーに入ると、眞はソファーで待っててと言ってカウンターに行ってしまう。
(高そうなホテル……)
目立たないように辺りを見渡せば、高そうなシャンデリアにインテリア。
うちの会社じゃ絶対泊まれない(笑)
「さ、行こ。」
上着を脱いで荷物とまとめて持った眞が迎えに来てくれて、二人でエレベーターに乗る。
どうやら、外が見渡せるのか、ガラス張り。
(すごいなぁ………)
「ごめん、これ、ちょっと持ってて。」
呆気に取られてると、眞は荷物を渡してきたから、外を見ながら受けとる。
動きだしたエレベーターは京都の夜景が見え始める。
「うわぁ…………って、えっ!?なに!?」
不意に眞の上着がかけられ、体が浮き上がり、眞が抱き上げたのがわかった。
「ちょ、ちょっとっっ」
焦って眞を見ると。
「足、ずっと痛いんだろ?」
お姫様抱っこをされて、眞は顎で足をさす。
「痛いけどっ!!」
不意をつかれて思わず本音を出してしまう。
「やっぱり(笑)」
「でも!!誰か乗ってきたら!!」
さすがにこれは恥ずかしい。
でも、眞はそんなことはお構い無しにしっかり抱えて離してくれない。
「ここから先は和楽器バンドの貸し切りだから大丈夫。」
ただし、部屋に入るまでに誰にも見つからなければね?
と、付け加えられて、見つかった時のことを考えるとぞっとする。
「だから、フード被って俺に抱きついてて」
そう言って笑う。
何がしたいのかわからないけど。
騒いで見つかるのは嫌だから、諦めてフードを被り、眞の首にしがみつく。
「うん、良い子。」
誉めてくれたかと思うと、エレベーターは最上階に止まった。
エレベーターのドアが開くと、眞は重さも感じないそぶりでスタスタと歩いていく。
部屋の前に着いたと思うと、カードを通して部屋を開けて入っていく。
部屋のドアが閉まる瞬間。
「あ、まっちー!!」
廊下から亜沙さんの声が聞こえて体が跳ねる。
眞を見れば。
面倒くさそうな顔をして、そのまま私をベッドに運んで座らせる。
「ちょっと廊下行ってくるから、亜沙に見つかりたくなかったら大人しくしてて。」
そう言って。
「はいよー」
と、また部屋のドアを開けて顔を出す。
「あ、まっちおかえり~!
さっき、みんなで呑みにいくって話してたんだけど、まっちも行く?」
やはり声の主は亜沙さんで。
「俺、今帰ってきたとこなんですけど(笑)
疲れてるし、これから雑誌の執筆しなきゃだから、今日は俺はいいわ。」
あっさり断ると、適当に亜沙さんをあしらってドアを閉める。
「はぁ~。危ないとこだったね。浅葱は見られてなかったみたいだよ(笑)」
大人しくベッドに座る私を見ながら眞は帰ってきて。
荷物をソファーに投げるとカーテンを開けてくれる。
そこには。
これでもかってくらいの光を散りばめた夜景。
「うわぁ………」
あまりの綺麗さに言葉を失ってしまう。
眞は私を見て笑いながら荷物を整理していて。
「これを見せたかったの?」
聞けば、電子タバコを吸いながら頷く。
「まぁ、見せたかったのは見せたかったんだけど、それよりも………」
ガサガサと、バックから袋を取り出すと、ベッドに座る私の足元にあぐらをかいて座った。
「??」
何か始めるのかと思えば。
そっと私が履いていたハイヒールを脱がせる。
「こんな腫れるまで我慢しなくてもいいのに。」
まったく、と、両足を揃えて腫れてしまった足を見比べる。
「湿布貼るから、ストッキング脱いで。」
呆れたように言うけど。
眞の目の前で脱ぐのはちょっと恥ずかしい。
それに気付いたのか、眞は立ち上がると水を飲みながら窓の外に視線を向けてタバコを吸う。
さっきの袋は湿布をわざわざ買ってきてくれたのかと。
ありがたく思いながらストッキングを脱ぐと、そっと横に置く。
「もう、こっち見ても良いよ………。」
そう言えば振り返って足を見られる。
また、目の前にあぐらで座ると、腫れた足を自分の太ももに乗せる。
「色は変わってないから靭帯とかは大丈夫そうだな。」
まったく。
少し呆れながらも、袋から湿布を取り出すと、そっと貼ってくれる。
冷えた湿布が気持ちいい。
テープで固定してくれると、「よし。」ぽんっと足を軽く叩いてゴミを捨てにいく。
「………ありがとう………」
きれいにテープで固定された足を見て、自分が足を痛めたのを眞が気付いてくれたのが嬉しかった。
ちゃんと、私を見ててくれたんだって………。
タクシーは、スムーズに眞達が泊まるホテルに到着した。
会計を済ませてホテルのロビーに入ると、眞はソファーで待っててと言ってカウンターに行ってしまう。
(高そうなホテル……)
目立たないように辺りを見渡せば、高そうなシャンデリアにインテリア。
うちの会社じゃ絶対泊まれない(笑)
「さ、行こ。」
上着を脱いで荷物とまとめて持った眞が迎えに来てくれて、二人でエレベーターに乗る。
どうやら、外が見渡せるのか、ガラス張り。
(すごいなぁ………)
「ごめん、これ、ちょっと持ってて。」
呆気に取られてると、眞は荷物を渡してきたから、外を見ながら受けとる。
動きだしたエレベーターは京都の夜景が見え始める。
「うわぁ…………って、えっ!?なに!?」
不意に眞の上着がかけられ、体が浮き上がり、眞が抱き上げたのがわかった。
「ちょ、ちょっとっっ」
焦って眞を見ると。
「足、ずっと痛いんだろ?」
お姫様抱っこをされて、眞は顎で足をさす。
「痛いけどっ!!」
不意をつかれて思わず本音を出してしまう。
「やっぱり(笑)」
「でも!!誰か乗ってきたら!!」
さすがにこれは恥ずかしい。
でも、眞はそんなことはお構い無しにしっかり抱えて離してくれない。
「ここから先は和楽器バンドの貸し切りだから大丈夫。」
ただし、部屋に入るまでに誰にも見つからなければね?
と、付け加えられて、見つかった時のことを考えるとぞっとする。
「だから、フード被って俺に抱きついてて」
そう言って笑う。
何がしたいのかわからないけど。
騒いで見つかるのは嫌だから、諦めてフードを被り、眞の首にしがみつく。
「うん、良い子。」
誉めてくれたかと思うと、エレベーターは最上階に止まった。
エレベーターのドアが開くと、眞は重さも感じないそぶりでスタスタと歩いていく。
部屋の前に着いたと思うと、カードを通して部屋を開けて入っていく。
部屋のドアが閉まる瞬間。
「あ、まっちー!!」
廊下から亜沙さんの声が聞こえて体が跳ねる。
眞を見れば。
面倒くさそうな顔をして、そのまま私をベッドに運んで座らせる。
「ちょっと廊下行ってくるから、亜沙に見つかりたくなかったら大人しくしてて。」
そう言って。
「はいよー」
と、また部屋のドアを開けて顔を出す。
「あ、まっちおかえり~!
さっき、みんなで呑みにいくって話してたんだけど、まっちも行く?」
やはり声の主は亜沙さんで。
「俺、今帰ってきたとこなんですけど(笑)
疲れてるし、これから雑誌の執筆しなきゃだから、今日は俺はいいわ。」
あっさり断ると、適当に亜沙さんをあしらってドアを閉める。
「はぁ~。危ないとこだったね。浅葱は見られてなかったみたいだよ(笑)」
大人しくベッドに座る私を見ながら眞は帰ってきて。
荷物をソファーに投げるとカーテンを開けてくれる。
そこには。
これでもかってくらいの光を散りばめた夜景。
「うわぁ………」
あまりの綺麗さに言葉を失ってしまう。
眞は私を見て笑いながら荷物を整理していて。
「これを見せたかったの?」
聞けば、電子タバコを吸いながら頷く。
「まぁ、見せたかったのは見せたかったんだけど、それよりも………」
ガサガサと、バックから袋を取り出すと、ベッドに座る私の足元にあぐらをかいて座った。
「??」
何か始めるのかと思えば。
そっと私が履いていたハイヒールを脱がせる。
「こんな腫れるまで我慢しなくてもいいのに。」
まったく、と、両足を揃えて腫れてしまった足を見比べる。
「湿布貼るから、ストッキング脱いで。」
呆れたように言うけど。
眞の目の前で脱ぐのはちょっと恥ずかしい。
それに気付いたのか、眞は立ち上がると水を飲みながら窓の外に視線を向けてタバコを吸う。
さっきの袋は湿布をわざわざ買ってきてくれたのかと。
ありがたく思いながらストッキングを脱ぐと、そっと横に置く。
「もう、こっち見ても良いよ………。」
そう言えば振り返って足を見られる。
また、目の前にあぐらで座ると、腫れた足を自分の太ももに乗せる。
「色は変わってないから靭帯とかは大丈夫そうだな。」
まったく。
少し呆れながらも、袋から湿布を取り出すと、そっと貼ってくれる。
冷えた湿布が気持ちいい。
テープで固定してくれると、「よし。」ぽんっと足を軽く叩いてゴミを捨てにいく。
「………ありがとう………」
きれいにテープで固定された足を見て、自分が足を痛めたのを眞が気付いてくれたのが嬉しかった。
ちゃんと、私を見ててくれたんだって………。