和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
Strong Fate
君の名前は?
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【始まりの音】
用意も終わり、浅葱が作ってくれた朝食を食べる。
朝をちゃんと取るようになったのも、浅葱のおかげで。
「どんなに忙しくても、頭を動かすのは朝食!」
そう言って、胃に負担をかけない程度の朝食を用意してくれることもありがたい。
朝食を食べている間に浅葱は軽く身支度を整える。
今日は仕事は休みだけど、俺の仕事関係とか、人が来るときはちゃんと身支度を整える。
すっぴんは恥ずかしいって言ってたけど、元々そんなに化粧もするわけじゃない。
でも、そうゆうことをちゃんと考えてくれるのは、誰が訪ねてきても恥ずかしくない。
身支度を整えてコーヒーを入れてくれる横で片付けをする。
「今日は何するの?」
洗った食器を重ねて手を拭くと、コーヒーを渡してくれた浅葱はうーん、と考えた後、
「何しよう?」
と、笑いながらカフェラテを飲んでいた。
暇なら連れていきたいとは思ったけど、連れて行っても構ってあげられないかもしれないし。
「せっかく浅葱が休みなのに、なんで俺は仕事なんだろ~。」
ゆっくりできる時間が合わないことを呪って、ニュースに目を向ける浅葱を後ろから抱き締めて首筋に顔を埋める。
香水とか付けてないのに、浅葱からはいつも良い匂いがする。
「ん~っ……くすぐったい(笑)
こればっかりはね………。」
首を竦めながらも、優しく頭を撫でてくれるから、ついつい甘えたくなる。
「しかも、今日は撮影だし、早く帰って来れない………。」
拗ねるように呟くと、浅葱はそっと腕の中で体を反転させ、こちらを向いてくれる。
「大丈夫だよ?ちゃんとお留守番してるから。美味しいご飯作ってね♪」
ニコニコと笑いながら抱き締めてくれる手を握ると、そっとキスをする。
もう少ししたら迎えが来てしまうから、今のうちに沢山触れたい。
背中や、柔らかい髪を撫でながらキスを続けてると、思わずそれ以上をしたくなる。
シャツの裾から手を入れて脇腹をなぞると、浅葱は焦れったそうに身を捩る。
「だめだよ………。もうすぐお迎え来るでしょ………?」
わかってるけど、そうそう止められなくて。
「もう少しだけ………。」
キスを続けながら触れていると。
-ピンポーン-
(あぁ、マジ呪いたい………)
無情にも迎えのインターフォンが鳴り響いた。
肩に顔を埋めて項垂れてると、浅葱は腕からスルリと抜け出してモニターの所に向かった。
「はい?」
「おはようございます。町屋さんを迎えに来ました~。」
「おはようございます♪今、開けますね♪」
服を軽く直して浅葱は玄関に向かった。
俺は、諦めてコーヒーを飲みきると、持っていく荷物を用意し始める。
「わぁ、ゆう子さん!」
「浅葱ちゃん、おはよー!!お久だね~♪」
玄関からは、朝からハイテンションなゆう子の声が聞こえてくる。
そういえば、最近現場にも連れてって無かったからゆう子は浅葱に会ってなかったっけ。
キャッキャと騒いでる二人の声に呆れるように、荷物を持って玄関に向かうと、何やら浅葱が困った様子だった。
「ねぇ、休みならいいじゃん?」
「何が?」
ゆう子のテンションについていけないのか、ワタワタしている浅葱が可愛い。
「浅葱ちゃん、今日お休みなんでしょ?まっち、連れて行こーよー!!!」
「でも………お邪魔になっちゃうし………。」
もう、ノリノリで浅葱を連れていきたいゆう子と、気を使ってる浅葱。
正直、ゆう子の意見に賛成(笑)
「良いんじゃない?
浅葱も、やることないって言ってたでしょ?」
やったー!と喜ぶゆう子に、浅葱が少しだけ嬉しそうに顔を上げた。
「邪魔に、ならないかな………?」
そんなことあるわけないのに。
と、頭を撫でながら笑った。
「大丈夫。俺の横に居れば良いんだから。」
用意しておいでと言えば、嬉しそうにいそいそと用意をしに行った。
「わぁい!やった!
べににメールしなきゃ!!
先乗ってるね♪
あ!浅葱ちゃんに龍笛持ってきてって伝えて~♪」
そう言ってゆう子はルンルンで車に戻っていった。
浅葱が用意を終えて出てきたから、撮影のある郊外までマネージャーの車で向かった。
ゆう子は、終始ハイテンションで、浅葱とお菓子を食べたり、女子トークをしたり楽しそうだった。
あの日。
君を連れていかなかったら。
訪れる未来は形を変えていたのかな………。
用意も終わり、浅葱が作ってくれた朝食を食べる。
朝をちゃんと取るようになったのも、浅葱のおかげで。
「どんなに忙しくても、頭を動かすのは朝食!」
そう言って、胃に負担をかけない程度の朝食を用意してくれることもありがたい。
朝食を食べている間に浅葱は軽く身支度を整える。
今日は仕事は休みだけど、俺の仕事関係とか、人が来るときはちゃんと身支度を整える。
すっぴんは恥ずかしいって言ってたけど、元々そんなに化粧もするわけじゃない。
でも、そうゆうことをちゃんと考えてくれるのは、誰が訪ねてきても恥ずかしくない。
身支度を整えてコーヒーを入れてくれる横で片付けをする。
「今日は何するの?」
洗った食器を重ねて手を拭くと、コーヒーを渡してくれた浅葱はうーん、と考えた後、
「何しよう?」
と、笑いながらカフェラテを飲んでいた。
暇なら連れていきたいとは思ったけど、連れて行っても構ってあげられないかもしれないし。
「せっかく浅葱が休みなのに、なんで俺は仕事なんだろ~。」
ゆっくりできる時間が合わないことを呪って、ニュースに目を向ける浅葱を後ろから抱き締めて首筋に顔を埋める。
香水とか付けてないのに、浅葱からはいつも良い匂いがする。
「ん~っ……くすぐったい(笑)
こればっかりはね………。」
首を竦めながらも、優しく頭を撫でてくれるから、ついつい甘えたくなる。
「しかも、今日は撮影だし、早く帰って来れない………。」
拗ねるように呟くと、浅葱はそっと腕の中で体を反転させ、こちらを向いてくれる。
「大丈夫だよ?ちゃんとお留守番してるから。美味しいご飯作ってね♪」
ニコニコと笑いながら抱き締めてくれる手を握ると、そっとキスをする。
もう少ししたら迎えが来てしまうから、今のうちに沢山触れたい。
背中や、柔らかい髪を撫でながらキスを続けてると、思わずそれ以上をしたくなる。
シャツの裾から手を入れて脇腹をなぞると、浅葱は焦れったそうに身を捩る。
「だめだよ………。もうすぐお迎え来るでしょ………?」
わかってるけど、そうそう止められなくて。
「もう少しだけ………。」
キスを続けながら触れていると。
-ピンポーン-
(あぁ、マジ呪いたい………)
無情にも迎えのインターフォンが鳴り響いた。
肩に顔を埋めて項垂れてると、浅葱は腕からスルリと抜け出してモニターの所に向かった。
「はい?」
「おはようございます。町屋さんを迎えに来ました~。」
「おはようございます♪今、開けますね♪」
服を軽く直して浅葱は玄関に向かった。
俺は、諦めてコーヒーを飲みきると、持っていく荷物を用意し始める。
「わぁ、ゆう子さん!」
「浅葱ちゃん、おはよー!!お久だね~♪」
玄関からは、朝からハイテンションなゆう子の声が聞こえてくる。
そういえば、最近現場にも連れてって無かったからゆう子は浅葱に会ってなかったっけ。
キャッキャと騒いでる二人の声に呆れるように、荷物を持って玄関に向かうと、何やら浅葱が困った様子だった。
「ねぇ、休みならいいじゃん?」
「何が?」
ゆう子のテンションについていけないのか、ワタワタしている浅葱が可愛い。
「浅葱ちゃん、今日お休みなんでしょ?まっち、連れて行こーよー!!!」
「でも………お邪魔になっちゃうし………。」
もう、ノリノリで浅葱を連れていきたいゆう子と、気を使ってる浅葱。
正直、ゆう子の意見に賛成(笑)
「良いんじゃない?
浅葱も、やることないって言ってたでしょ?」
やったー!と喜ぶゆう子に、浅葱が少しだけ嬉しそうに顔を上げた。
「邪魔に、ならないかな………?」
そんなことあるわけないのに。
と、頭を撫でながら笑った。
「大丈夫。俺の横に居れば良いんだから。」
用意しておいでと言えば、嬉しそうにいそいそと用意をしに行った。
「わぁい!やった!
べににメールしなきゃ!!
先乗ってるね♪
あ!浅葱ちゃんに龍笛持ってきてって伝えて~♪」
そう言ってゆう子はルンルンで車に戻っていった。
浅葱が用意を終えて出てきたから、撮影のある郊外までマネージャーの車で向かった。
ゆう子は、終始ハイテンションで、浅葱とお菓子を食べたり、女子トークをしたり楽しそうだった。
あの日。
君を連れていかなかったら。
訪れる未来は形を変えていたのかな………。