和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
Strong Fate
君の名前は?
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【幸せの木漏れ日】
カーテンの隙間から差し込む光に朝の訪れを知らされる。
冬は終わり、暖かくなったおかげで、朝、目が覚めても起きたくない程じゃない。
(朝か………)
そっと体を起こして、あくびをしながら、隣をふと見ると、そこにはいつも居てほしい存在。
俺が起きた事で毛布が捲れて真っ白な背中が覗く。
昨夜の情事の後、そのまま眠ってしまったんだっけ………。
安心して眠ってる姿が、あまりにも愛しくて。
そっと肩から肩甲骨を撫でる。
(ここらへんにタトゥー入ってたら、良いかも………)
まぁ、浅葱は怖がって入れなそうだけど。
そんなことを思ってると、くすぐったいのか、少しだけ身を捩った。
まだ、イタズラしていたいけど、もう少ししたら起きる時間。
「浅葱、そろそろ朝だよ。
起きないと、朝から襲うけど………?」
背中を向けているのを良いことに、そっと耳元で囁くと、唇で形をなぞるように背中にキスを落とす。
時間がないわけじゃないから、このまま続けても良いかも………。
「ひゃあっ………お、起きるっ………!」
そんなことを考えてると、本当にくすぐったかったのか、実は感じていたのか。
浅葱は慌ててこちらを向いた。
真っ赤になる顔が可愛い。
「おはよ。起きちゃうの?」
せっかく続きをしたかったのに。
意地悪そうに聞くと、もぞもぞと、浅葱は毛布に潜ってガードをする。
「おはよ……。起きるよ……。眞、今日はお仕事でしょ?」
残念だけど、確かに仕事。
今日はメンバーと都心から少しだけ離れた湖で撮影があった。
浅葱は起き上がると、ベッドサイドに落ちてる自分のパジャマを見つけて身につける。
んー!っと伸びをすると、いつもどうにり腕の中に戻ってくる。
「眞、おはよ。」
チュッと、触れるだけのキスをして、ベッドから降りる。
「朝ごはん作っておくから、シャワー浴びて用意してね?」
寝起きであんなにシャキシャキ動ける浅葱を羨ましく思いながら、了解、と手を振る。
浅葱と再び出会ってからは、一緒に暮らすようになった。
もともと一緒に暮らしてたのもあるけど、なるべく俺が離れたくない。
手放して後悔したから、なるべく一緒に居たいと思ってしまう。
だから、時間が合ってこうやって朝も一緒に迎えられることが、当たり前だけど幸せだと思う。
ワガママで、情緒不安定な俺を呆れるくらい大きな愛情で包んでくれる。
時に子供っぽく、時に俺以上に大人な浅葱が、愛しくてしかたない。
「さて、俺も動くか………。」
のんびりと。
脱ぎ捨てたパジャマと着替えを持ち、鏡に映る顔を確認すると、心なしか良い。
「………よし。
今日の町屋さんも良い感じですね。」
微かに笑ってベッドルームを後にした。
このありふれた幸せが、どんどん崩れていくのに、今はまだ何もしらないままで………。
カーテンの隙間から差し込む光に朝の訪れを知らされる。
冬は終わり、暖かくなったおかげで、朝、目が覚めても起きたくない程じゃない。
(朝か………)
そっと体を起こして、あくびをしながら、隣をふと見ると、そこにはいつも居てほしい存在。
俺が起きた事で毛布が捲れて真っ白な背中が覗く。
昨夜の情事の後、そのまま眠ってしまったんだっけ………。
安心して眠ってる姿が、あまりにも愛しくて。
そっと肩から肩甲骨を撫でる。
(ここらへんにタトゥー入ってたら、良いかも………)
まぁ、浅葱は怖がって入れなそうだけど。
そんなことを思ってると、くすぐったいのか、少しだけ身を捩った。
まだ、イタズラしていたいけど、もう少ししたら起きる時間。
「浅葱、そろそろ朝だよ。
起きないと、朝から襲うけど………?」
背中を向けているのを良いことに、そっと耳元で囁くと、唇で形をなぞるように背中にキスを落とす。
時間がないわけじゃないから、このまま続けても良いかも………。
「ひゃあっ………お、起きるっ………!」
そんなことを考えてると、本当にくすぐったかったのか、実は感じていたのか。
浅葱は慌ててこちらを向いた。
真っ赤になる顔が可愛い。
「おはよ。起きちゃうの?」
せっかく続きをしたかったのに。
意地悪そうに聞くと、もぞもぞと、浅葱は毛布に潜ってガードをする。
「おはよ……。起きるよ……。眞、今日はお仕事でしょ?」
残念だけど、確かに仕事。
今日はメンバーと都心から少しだけ離れた湖で撮影があった。
浅葱は起き上がると、ベッドサイドに落ちてる自分のパジャマを見つけて身につける。
んー!っと伸びをすると、いつもどうにり腕の中に戻ってくる。
「眞、おはよ。」
チュッと、触れるだけのキスをして、ベッドから降りる。
「朝ごはん作っておくから、シャワー浴びて用意してね?」
寝起きであんなにシャキシャキ動ける浅葱を羨ましく思いながら、了解、と手を振る。
浅葱と再び出会ってからは、一緒に暮らすようになった。
もともと一緒に暮らしてたのもあるけど、なるべく俺が離れたくない。
手放して後悔したから、なるべく一緒に居たいと思ってしまう。
だから、時間が合ってこうやって朝も一緒に迎えられることが、当たり前だけど幸せだと思う。
ワガママで、情緒不安定な俺を呆れるくらい大きな愛情で包んでくれる。
時に子供っぽく、時に俺以上に大人な浅葱が、愛しくてしかたない。
「さて、俺も動くか………。」
のんびりと。
脱ぎ捨てたパジャマと着替えを持ち、鏡に映る顔を確認すると、心なしか良い。
「………よし。
今日の町屋さんも良い感じですね。」
微かに笑ってベッドルームを後にした。
このありふれた幸せが、どんどん崩れていくのに、今はまだ何もしらないままで………。