和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
短編集(細雪続編)
君の名前は?
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
カタカタとパソコンを叩く音と、俺が弾く弦の音が部屋に響く。
久々のオフで家に居れることが嬉しくなる。
浅葱は仕事を片付けるからと朝からずっとパソコンと睨めっこしたままで。
会話が無くても近くに居られるだけでこんなに心が楽になることがいい。
弦の鳴りを確認しつつ、ギターを手入れしたりしていると、浅葱はふと立ち上がり部屋を出ていく。
(浅葱の仕事が片付いたら、外にランチでも行こうか……)
たまにしかない休みだし、今日はいい天気だから、海を見に行くのも悪くない。
タブレットを取り出し、海沿いの天気を見ていると。
コトンと、目の前に置かれるマグカップ。
顔をあげれば、自分のカップに口を付けながら笑う浅葱と視線が絡む。
「カフェラテお待たせいたしました♪」
もちろん頼んではいないけど。
自分が何か飲みたい時は俺も飲みたいだろうと気遣ってくれる。
そんな些細なことでも嬉しくなる。
「ありがとう。もうそろそろ終わり?」
1口飲めば、丁度いい温度。
ふぅ、と息を吐き、電子タバコの電源を入れる。
浅葱の仕事具合を聞けばニコリと笑ってくれる。
「うん。」
1口ちょうだい♪
そう言ってマグカップを置くと、持ってるタバコに口つける。
「浅葱、休憩するならこっち。」
なんとなく。
浅葱に触れたくて腰に腕を回すと、そっと引き寄せて膝の上に抱き抱える。
「ちょ、ちょっとっっ」
何度も抱きしめてるのに、不意に抱えると毎回焦る浅葱は可愛いくて。
顔を赤らめる浅葱を見る度に悪戯心が疼く。
「ねぇ、浅葱………」
体を抱えたまま顔に触れれば、少し困った顔の浅葱。
柔らかい唇を指でなぞれば、引き寄せる事に抵抗なんかしない。
優しく交わされるキスに、抱きしめる腕に力がこもっても、首に回される浅葱の腕は優しくて。
「………はぁ……
浅葱……もっと………」
まるでねだるように。
角度を変え唇を優しく噛む。
答えるように唇を重ねてくれる。
ゆっくりと唇を離して目を開くと。
溶けそうにうっとりした浅葱の瞳。
「これ以上やると止まらなくなるから……。」
浅葱が恥ずかしそうに笑う。
これ以上になっても良かったんだけど。
でも、せっかくの休みだから。
「仕事終わったら、出かけよ。
………続きは夜ね………?」
耳元に唇を当ててそっと囁くと。
困ってた顔はさらに赤くなる。
「お、お仕事片付けてくる!!」
浅葱は口元を押さえて立ち上がると、マグカップを持ってパソコンに向かっていった。
笑うことも、照れる顔も、柔らかな唇も。
いくら触れても足りないから。
早く仕事を終わらせて。
もっと沢山
君に触れさせて………??
久々のオフで家に居れることが嬉しくなる。
浅葱は仕事を片付けるからと朝からずっとパソコンと睨めっこしたままで。
会話が無くても近くに居られるだけでこんなに心が楽になることがいい。
弦の鳴りを確認しつつ、ギターを手入れしたりしていると、浅葱はふと立ち上がり部屋を出ていく。
(浅葱の仕事が片付いたら、外にランチでも行こうか……)
たまにしかない休みだし、今日はいい天気だから、海を見に行くのも悪くない。
タブレットを取り出し、海沿いの天気を見ていると。
コトンと、目の前に置かれるマグカップ。
顔をあげれば、自分のカップに口を付けながら笑う浅葱と視線が絡む。
「カフェラテお待たせいたしました♪」
もちろん頼んではいないけど。
自分が何か飲みたい時は俺も飲みたいだろうと気遣ってくれる。
そんな些細なことでも嬉しくなる。
「ありがとう。もうそろそろ終わり?」
1口飲めば、丁度いい温度。
ふぅ、と息を吐き、電子タバコの電源を入れる。
浅葱の仕事具合を聞けばニコリと笑ってくれる。
「うん。」
1口ちょうだい♪
そう言ってマグカップを置くと、持ってるタバコに口つける。
「浅葱、休憩するならこっち。」
なんとなく。
浅葱に触れたくて腰に腕を回すと、そっと引き寄せて膝の上に抱き抱える。
「ちょ、ちょっとっっ」
何度も抱きしめてるのに、不意に抱えると毎回焦る浅葱は可愛いくて。
顔を赤らめる浅葱を見る度に悪戯心が疼く。
「ねぇ、浅葱………」
体を抱えたまま顔に触れれば、少し困った顔の浅葱。
柔らかい唇を指でなぞれば、引き寄せる事に抵抗なんかしない。
優しく交わされるキスに、抱きしめる腕に力がこもっても、首に回される浅葱の腕は優しくて。
「………はぁ……
浅葱……もっと………」
まるでねだるように。
角度を変え唇を優しく噛む。
答えるように唇を重ねてくれる。
ゆっくりと唇を離して目を開くと。
溶けそうにうっとりした浅葱の瞳。
「これ以上やると止まらなくなるから……。」
浅葱が恥ずかしそうに笑う。
これ以上になっても良かったんだけど。
でも、せっかくの休みだから。
「仕事終わったら、出かけよ。
………続きは夜ね………?」
耳元に唇を当ててそっと囁くと。
困ってた顔はさらに赤くなる。
「お、お仕事片付けてくる!!」
浅葱は口元を押さえて立ち上がると、マグカップを持ってパソコンに向かっていった。
笑うことも、照れる顔も、柔らかな唇も。
いくら触れても足りないから。
早く仕事を終わらせて。
もっと沢山
君に触れさせて………??
7/7ページ