和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
短編集(細雪続編)
君の名前は?
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いつもどうりの朝。
浅葱は仕事の準備をしながらアクセサリーを着けている。
「浅葱、そのピアス好きだよね(笑)」
浅葱が身につけるアクセサリーは、前に買ってあげた安物のガラスのピンキーリングと、俺と離れた時に持ってた俺のピックをピアスに加工したもの。
「えへへ。
うん。このピアスだけは大切なんだ~♪」
いつも、その二つだけは付けてるから、たまに新しいものってのも考えたくなる。
「そろそろ浅葱、誕生日だし、何かプレゼントするよ!ピアスは?」
プレゼントなら受け取ってくれるかと思って聞いたけど、浅葱はうーん………と、悩んだ後。
「何も要らないよ♪私にはこの二つの宝物があるし。」
いつも嬉しそうに揺れるピアスを触っている。
でも、やっぱり何かあげたい………。
ふと思い付いて、ノートとペン、あとパソコンとリングゲージを出してきた。
「あれ?
眞、お仕事??」
用意が終わり、少しだけゆっくりする浅葱は、カフェラテを飲みながら横に座ってくれる。
「ちょっとね。
今度、アパレルの方でリングを出そうと思うんだけど、レディースも用意しようと思って。
レディースのサンプル作りたいから、浅葱のサイズ計らせて??」
そう言ってリングゲージを見せると浅葱の目が輝いていた。
「すごい!リングとか作るんだ♪どんなの作るの?」
嬉しそうに聞くけど、俺自身、まだラフすら考えてなくて。
「あ~………まだラフ描いてないから。出来たらみせるよ。」
そう言いながら両手の全ての指のサイズを計っていく。
さすがに女の子だから、細い。
小指3号とか、なかなかでしょ。
メモをしながらサイズを計り終えると、浅葱が立ち上がった。
「そろそろお仕事行ってくるね?」
あ、そんな時間か。
立ち上がり、見送りの為に玄関に行く。
「じゃあ、行ってくるね♪」
普段どうりに行こうとした浅葱の腕を咄嗟に掴むと、びっくりしていた。
「浅葱、忘れ物してる。」
なんの事?
そんな顔をしてる浅葱の腰と頭を引き寄せると、噛みつくように口付ける。
はじめはびっくりしていたけど、抵抗する前に背中に手が回される。
唇の柔らかさを感じながら、離したくなかったけど。
やり過ぎると怒られるから。
そっと離すと。
何回やっても慣れない浅葱は真っ赤で。
胸に収まり大きなため息を着く。
「もぉ………。」
「忘れ物(笑)」
呆れた声だったけど。
浅葱からしてくれなかった日はしかたない。
「………行ってくるね♪」
でも、キスをした後はちょっとご機嫌で出掛けてくれる。
「うん。行ってらっしゃい。」
手を振り、玄関が閉まるまで見送る。
よし、頑張って君にプレゼントを作らなきゃ。
スケッチブックにラフ画を描きはじめて、どんどん楽しくなる。
お客様の為のサンプルも作るけど、知りたかったのは君の指のサイズ。
特別な物を作るから。
待っててね………。
浅葱は仕事の準備をしながらアクセサリーを着けている。
「浅葱、そのピアス好きだよね(笑)」
浅葱が身につけるアクセサリーは、前に買ってあげた安物のガラスのピンキーリングと、俺と離れた時に持ってた俺のピックをピアスに加工したもの。
「えへへ。
うん。このピアスだけは大切なんだ~♪」
いつも、その二つだけは付けてるから、たまに新しいものってのも考えたくなる。
「そろそろ浅葱、誕生日だし、何かプレゼントするよ!ピアスは?」
プレゼントなら受け取ってくれるかと思って聞いたけど、浅葱はうーん………と、悩んだ後。
「何も要らないよ♪私にはこの二つの宝物があるし。」
いつも嬉しそうに揺れるピアスを触っている。
でも、やっぱり何かあげたい………。
ふと思い付いて、ノートとペン、あとパソコンとリングゲージを出してきた。
「あれ?
眞、お仕事??」
用意が終わり、少しだけゆっくりする浅葱は、カフェラテを飲みながら横に座ってくれる。
「ちょっとね。
今度、アパレルの方でリングを出そうと思うんだけど、レディースも用意しようと思って。
レディースのサンプル作りたいから、浅葱のサイズ計らせて??」
そう言ってリングゲージを見せると浅葱の目が輝いていた。
「すごい!リングとか作るんだ♪どんなの作るの?」
嬉しそうに聞くけど、俺自身、まだラフすら考えてなくて。
「あ~………まだラフ描いてないから。出来たらみせるよ。」
そう言いながら両手の全ての指のサイズを計っていく。
さすがに女の子だから、細い。
小指3号とか、なかなかでしょ。
メモをしながらサイズを計り終えると、浅葱が立ち上がった。
「そろそろお仕事行ってくるね?」
あ、そんな時間か。
立ち上がり、見送りの為に玄関に行く。
「じゃあ、行ってくるね♪」
普段どうりに行こうとした浅葱の腕を咄嗟に掴むと、びっくりしていた。
「浅葱、忘れ物してる。」
なんの事?
そんな顔をしてる浅葱の腰と頭を引き寄せると、噛みつくように口付ける。
はじめはびっくりしていたけど、抵抗する前に背中に手が回される。
唇の柔らかさを感じながら、離したくなかったけど。
やり過ぎると怒られるから。
そっと離すと。
何回やっても慣れない浅葱は真っ赤で。
胸に収まり大きなため息を着く。
「もぉ………。」
「忘れ物(笑)」
呆れた声だったけど。
浅葱からしてくれなかった日はしかたない。
「………行ってくるね♪」
でも、キスをした後はちょっとご機嫌で出掛けてくれる。
「うん。行ってらっしゃい。」
手を振り、玄関が閉まるまで見送る。
よし、頑張って君にプレゼントを作らなきゃ。
スケッチブックにラフ画を描きはじめて、どんどん楽しくなる。
お客様の為のサンプルも作るけど、知りたかったのは君の指のサイズ。
特別な物を作るから。
待っててね………。