和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
短編集(細雪続編)
君の名前は?
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「お疲れ~。」
アルバムのレコーディング期間なのに、うまいこと曲も詞もできない。
色んな事が上手く噛み合わなくなりはじめると、本当に自分が嫌になる。
「まっち~、気晴らしに呑んで帰る?」
ゆう子や、山葵達が楽しそうに誘ってくれたけど、今の自分にはそんな余裕なくて。
帰ってまた朝までには何個か詞を作ってこなきゃならない。
まして。
今は笑って呑める気分じゃない。
「あ~…………。
いや、遠慮しとく。
帰ってすこし詰めたいとこあるし。」
ギターケースを背負い、手を振ると
「そっかー!あんまり根詰め過ぎないようにね!」
お疲れ様~!
と、楽しそうに去っていくメンバーを見送った。
今日はスタジオが近くだったから電車で来たのに、こんな時に雨。
傘も忘れて諦めて歩き始める。
びしょびしょになるほどじゃないけど、今の気分を落とすには充分な雨。
ようやく駅に着き、電車に乗り込むと、スマホを出す。
浅葱に今から帰るってメールしようとしたけど。
文字を打つのもダルい。
そんな時に限ってなんでだろう。
エゴサーチをするつもりはないのに。
動画に書き込まれたコメントを見てしまう。
【和楽器バンドの男ヴォーカルいらなくね?】
【女の子可愛いけど男大したことない。】
【あれくらいのギターならオレでもできそう(笑)】
見なきゃいいのに、文字を追ってどんどんイライラが募る。
降りる駅に着く頃には喋る気力もなく、スマホの電源を切っていた。
歩いて家に着くと、外から見える自分の部屋には明かりがついてた。
浅葱、今日は早く帰ってくるって言ってたっけ…………。
エレベーターに乗り、天井を見上げて大きく息を吸う。
なるべく、浅葱には気付かれたくない。
こんな黒い心、見られたくない………。
カチャリ。
玄関を開けて入ると、すぐに気付いた浅葱がパタパタとやってくる。
「眞、おかえりなさい♪
あ、やっぱり濡れてる!」
「…………ただいま。」
浅葱は、タオルを取りに行ったのか、お風呂に向かった。
オレは、重い体を動かしてベッドルームに向かう。
ギターケースをベッドに立て掛けて、ジャケットを脱ぐためにクローゼットに近付くと、近くの姿見に自分が写った。
それは、酷くカッコ悪い顔をした自分。
鏡の中に写った自分と目が合った時、さっきのコメントを思い出してしまった。
大したことない。
オレは………大したことない………。
鏡の中の自分が笑ってるようで気持ち悪くなり、渾身の力で鏡を殴る。
ガシャン!!
さっきまで笑っていた鏡の中の自分は、一瞬にして居なくなった。
ポタッ…………………ポタッ………
雨に濡れた滴じゃない、自分の拳から滲み始める鮮血。
ボーッと、思わず見つめてしまう。
「眞?何かあった………!?」
音に驚いて走ってきた浅葱は、部屋の惨状を見て言葉を失った。
「眞、どうしたの!?」
「うるさい!!」
浅葱の顔を見ることなく、怒鳴った。
「どいつもこいつも、うるせぇ!」
血が滴り落ちる手を気にせず、持っていたジャケットをクローゼットのドアに投げつける。
「お前だって、大したことない男って思ってんだろ?ギターも、歌も、身なりも、大したことねぇよ!!」
下を向いたまま怒鳴り続ける。
心の奥では止めたいのに、止まらない。
「ねぇ、眞、」
「うるせぇよ!出てけよ!オレに構うな!!」
イラつきが止まらない。
怒鳴りたいわけじゃないのに。
浅葱に当たりたくないのに。
浅葱は、黙ると部屋から出ていった。
オレはベッドに突っ伏した。
その勢いでベッドに立て掛けてあったギターケースに手が当たり倒れた。
何も考えたくない。
心の中のドロドロしたものが渦巻いて気持ち悪い。
なんで、こんな自分がいるんだろう………。
どれくらい時間が経ったのか………。
もしかしたら凄く短い時間だったのかも知れないけど、カチャリと、ドアが開く音がした。
ベッドサイドに何かを置いて、布のような物を引きずる音がする。
オレは、顔を上げないままでいた。
「………もう、音楽やめようかな……。」
散らかった物を片付けてるであろう、浅葱の動きが一瞬止まったのがわかった。
「良い曲もできない、詩もできない。大したことないって言われるのも、限界だよ。」
ぽつり、ぽつりと話だすと、浅葱はベッドの横に座った。
「眞………?」
「オレは、オレが嫌いだ………。気持ち悪い………。」
初めてかもしれない。
人に黒い気持ちを言ったのは。
浅葱は濡れたタオルでそっと血だらけの手を包むと、ゆっくりと話し出した。
「眞………、私は、眞が、大好きだよ。」
「オレは、嫌いだ。」
包まれた手がじんわりと痛みを覚える。
嫌いだと言っても、浅葱は話続ける。
「私は、眞の唄が好き。よく通る暖かい声が好き。」
「オレは、嫌いだ……」
「うん。私は、眞のギターが好き。人一倍頑張って、指先がマメになってるのに、それでも練習して、奏でる音楽が好きだよ………。」
そう言いながら、そっと指先を撫でる。
「あと、眞の作る詞が好き。カッコいい曲も、弱音吐く曲も、全てが眞の言葉だから、好き。」
「誰だって書ける………。」
「誰が書けても、眞の言葉だから、好き。」
熱と痛みを持ち始めた手をそっと水に浸して、きっと血を落としてくれている。
「いっぱい考えた。でも、良い曲が出てこなくて………」
「うん………。」
「詞も作ろうと思ったけど、言葉が繋がらなくて………」
「………そっか……。辛いね……」
そう言いながら、手を拭き、カチャカチャと、箱を開けて手当てを始める。
「オレなんて、何もできなくて………。」
「うん。」
「カッコ悪くて、つまらなくて………」
話ながら手に包帯を巻き終えると、浅葱はオレの手を膝の上に持っていき、優しく握ってくれた。
そして体の向きを変えると、うつ伏せのオレの頭を優しく撫で始めた。
「眞…………いっぱい頑張って疲れたね………。」
優しく頭を撫でながら紡いでくれる言葉はオレが欲しかった言葉で。
言葉を返せないでいた。
「眞………こっち、向いて?」
顔を見せたくなかった。
今はきっと酷い顔してるから。
カッコ悪い………。
ゆっくりと、体を浅葱の方に向けると、あんなに酷い言葉をかけたのに、浅葱は優しく笑っていた。
「眞、
私は、眞の目が好き。いつも色んな事を逃さないようにしっかり私を見てくれる、その瞳が好き。
あと、首が好き。細いのにしっかりしてて、鎖骨もキレイで。
タトゥーだらけの腕も好き。
私のことしっかり抱き締めてくれる。」
話ながら、顔や首、腕をゆっくりと撫でていく。
オレはそれを見つめてる。
「世界のすべての人がみんな同じ物が好きなわけないから、もちろん合わない人もいる。
でも、ちゃんと和楽器バンドの町屋のファンは見てくれてるよ?」
浅葱は、本当にあれだけドロドロした黒い心をゆっくりと、そしていつの間にか溶かしてしまう。
「嫌いな所………ないの………?」
ぽそり、と、あまり聞きたくはないけど聞いてみた。
もしかしたら、無いかもしれないと望みながら。
「ん~………」
少しだけ考え込むとポスッとベッドに寝そべり、視線が同じ高さになる。
「酔っ払うと、キス魔になって、大さんとか、いぶくろさんとかにキスしちゃうところ………かな?
この唇は、私の物であってほしいのに、妬いちゃう………」
そう言いながら、オレの唇をゆっくりと撫でる。
「しばらく、酔わないようにする(笑)」
少しの嫉妬があまりにも可愛いくて、さっきまでの心がいつの間にか落ち着いていて。
「………ごめん………。」
謝りながら、包帯を巻いてくれた手で頭を撫でる。
「………うん。」
見つめていると、浅葱の目にはどんどん涙がたまっていき、ポロポロと溢れ出す。
「えっ?えっ?」
「………怖かったぁ~。」
気が抜けたのか、浅葱は一気に泣き出した。
びっくりしたけど、愛しくて。
おもわず抱き締めてしまう。
ひっく、ひっくと、泣き続ける浅葱が可愛いくて、おでこにキスをする。
「浅葱、ごめんね(笑)」
まるで、苦しかった自分の代わりに泣いてくれているみたいで、嬉しくて、頬や、唇にキスを落としたくなる。
「………手、痛くない………?」
熱を持ったままの手を、大切そうに撫でる浅葱を見て、本当に悪いことしたと思った。
「…………痛い(笑)」
もちろん怒られた。
ベッドに倒れ込んだ時にギターケースにも血がかかり、浅葱は近くにあった自分のストールで拭いてくれたらしい。
今まで、どんなに心がドロドロになっても、誰にも話さなかったけど、浅葱は、まるでスポンジみたいにそのドロドロを溶かして消してくれる。
やっぱり、オレは浅葱と出会えて良かった………。
浅葱が泣き止むまでたくさんのキスをした後、ゆっくりと起きると、ふぅ、と息を吐く。
「なんか、良い詞がかけそう。」
また、笑うことができた。
君のおかげでまた踏み出せる。
また、君を唄う詩が作れそう………。
アルバムのレコーディング期間なのに、うまいこと曲も詞もできない。
色んな事が上手く噛み合わなくなりはじめると、本当に自分が嫌になる。
「まっち~、気晴らしに呑んで帰る?」
ゆう子や、山葵達が楽しそうに誘ってくれたけど、今の自分にはそんな余裕なくて。
帰ってまた朝までには何個か詞を作ってこなきゃならない。
まして。
今は笑って呑める気分じゃない。
「あ~…………。
いや、遠慮しとく。
帰ってすこし詰めたいとこあるし。」
ギターケースを背負い、手を振ると
「そっかー!あんまり根詰め過ぎないようにね!」
お疲れ様~!
と、楽しそうに去っていくメンバーを見送った。
今日はスタジオが近くだったから電車で来たのに、こんな時に雨。
傘も忘れて諦めて歩き始める。
びしょびしょになるほどじゃないけど、今の気分を落とすには充分な雨。
ようやく駅に着き、電車に乗り込むと、スマホを出す。
浅葱に今から帰るってメールしようとしたけど。
文字を打つのもダルい。
そんな時に限ってなんでだろう。
エゴサーチをするつもりはないのに。
動画に書き込まれたコメントを見てしまう。
【和楽器バンドの男ヴォーカルいらなくね?】
【女の子可愛いけど男大したことない。】
【あれくらいのギターならオレでもできそう(笑)】
見なきゃいいのに、文字を追ってどんどんイライラが募る。
降りる駅に着く頃には喋る気力もなく、スマホの電源を切っていた。
歩いて家に着くと、外から見える自分の部屋には明かりがついてた。
浅葱、今日は早く帰ってくるって言ってたっけ…………。
エレベーターに乗り、天井を見上げて大きく息を吸う。
なるべく、浅葱には気付かれたくない。
こんな黒い心、見られたくない………。
カチャリ。
玄関を開けて入ると、すぐに気付いた浅葱がパタパタとやってくる。
「眞、おかえりなさい♪
あ、やっぱり濡れてる!」
「…………ただいま。」
浅葱は、タオルを取りに行ったのか、お風呂に向かった。
オレは、重い体を動かしてベッドルームに向かう。
ギターケースをベッドに立て掛けて、ジャケットを脱ぐためにクローゼットに近付くと、近くの姿見に自分が写った。
それは、酷くカッコ悪い顔をした自分。
鏡の中に写った自分と目が合った時、さっきのコメントを思い出してしまった。
大したことない。
オレは………大したことない………。
鏡の中の自分が笑ってるようで気持ち悪くなり、渾身の力で鏡を殴る。
ガシャン!!
さっきまで笑っていた鏡の中の自分は、一瞬にして居なくなった。
ポタッ…………………ポタッ………
雨に濡れた滴じゃない、自分の拳から滲み始める鮮血。
ボーッと、思わず見つめてしまう。
「眞?何かあった………!?」
音に驚いて走ってきた浅葱は、部屋の惨状を見て言葉を失った。
「眞、どうしたの!?」
「うるさい!!」
浅葱の顔を見ることなく、怒鳴った。
「どいつもこいつも、うるせぇ!」
血が滴り落ちる手を気にせず、持っていたジャケットをクローゼットのドアに投げつける。
「お前だって、大したことない男って思ってんだろ?ギターも、歌も、身なりも、大したことねぇよ!!」
下を向いたまま怒鳴り続ける。
心の奥では止めたいのに、止まらない。
「ねぇ、眞、」
「うるせぇよ!出てけよ!オレに構うな!!」
イラつきが止まらない。
怒鳴りたいわけじゃないのに。
浅葱に当たりたくないのに。
浅葱は、黙ると部屋から出ていった。
オレはベッドに突っ伏した。
その勢いでベッドに立て掛けてあったギターケースに手が当たり倒れた。
何も考えたくない。
心の中のドロドロしたものが渦巻いて気持ち悪い。
なんで、こんな自分がいるんだろう………。
どれくらい時間が経ったのか………。
もしかしたら凄く短い時間だったのかも知れないけど、カチャリと、ドアが開く音がした。
ベッドサイドに何かを置いて、布のような物を引きずる音がする。
オレは、顔を上げないままでいた。
「………もう、音楽やめようかな……。」
散らかった物を片付けてるであろう、浅葱の動きが一瞬止まったのがわかった。
「良い曲もできない、詩もできない。大したことないって言われるのも、限界だよ。」
ぽつり、ぽつりと話だすと、浅葱はベッドの横に座った。
「眞………?」
「オレは、オレが嫌いだ………。気持ち悪い………。」
初めてかもしれない。
人に黒い気持ちを言ったのは。
浅葱は濡れたタオルでそっと血だらけの手を包むと、ゆっくりと話し出した。
「眞………、私は、眞が、大好きだよ。」
「オレは、嫌いだ。」
包まれた手がじんわりと痛みを覚える。
嫌いだと言っても、浅葱は話続ける。
「私は、眞の唄が好き。よく通る暖かい声が好き。」
「オレは、嫌いだ……」
「うん。私は、眞のギターが好き。人一倍頑張って、指先がマメになってるのに、それでも練習して、奏でる音楽が好きだよ………。」
そう言いながら、そっと指先を撫でる。
「あと、眞の作る詞が好き。カッコいい曲も、弱音吐く曲も、全てが眞の言葉だから、好き。」
「誰だって書ける………。」
「誰が書けても、眞の言葉だから、好き。」
熱と痛みを持ち始めた手をそっと水に浸して、きっと血を落としてくれている。
「いっぱい考えた。でも、良い曲が出てこなくて………」
「うん………。」
「詞も作ろうと思ったけど、言葉が繋がらなくて………」
「………そっか……。辛いね……」
そう言いながら、手を拭き、カチャカチャと、箱を開けて手当てを始める。
「オレなんて、何もできなくて………。」
「うん。」
「カッコ悪くて、つまらなくて………」
話ながら手に包帯を巻き終えると、浅葱はオレの手を膝の上に持っていき、優しく握ってくれた。
そして体の向きを変えると、うつ伏せのオレの頭を優しく撫で始めた。
「眞…………いっぱい頑張って疲れたね………。」
優しく頭を撫でながら紡いでくれる言葉はオレが欲しかった言葉で。
言葉を返せないでいた。
「眞………こっち、向いて?」
顔を見せたくなかった。
今はきっと酷い顔してるから。
カッコ悪い………。
ゆっくりと、体を浅葱の方に向けると、あんなに酷い言葉をかけたのに、浅葱は優しく笑っていた。
「眞、
私は、眞の目が好き。いつも色んな事を逃さないようにしっかり私を見てくれる、その瞳が好き。
あと、首が好き。細いのにしっかりしてて、鎖骨もキレイで。
タトゥーだらけの腕も好き。
私のことしっかり抱き締めてくれる。」
話ながら、顔や首、腕をゆっくりと撫でていく。
オレはそれを見つめてる。
「世界のすべての人がみんな同じ物が好きなわけないから、もちろん合わない人もいる。
でも、ちゃんと和楽器バンドの町屋のファンは見てくれてるよ?」
浅葱は、本当にあれだけドロドロした黒い心をゆっくりと、そしていつの間にか溶かしてしまう。
「嫌いな所………ないの………?」
ぽそり、と、あまり聞きたくはないけど聞いてみた。
もしかしたら、無いかもしれないと望みながら。
「ん~………」
少しだけ考え込むとポスッとベッドに寝そべり、視線が同じ高さになる。
「酔っ払うと、キス魔になって、大さんとか、いぶくろさんとかにキスしちゃうところ………かな?
この唇は、私の物であってほしいのに、妬いちゃう………」
そう言いながら、オレの唇をゆっくりと撫でる。
「しばらく、酔わないようにする(笑)」
少しの嫉妬があまりにも可愛いくて、さっきまでの心がいつの間にか落ち着いていて。
「………ごめん………。」
謝りながら、包帯を巻いてくれた手で頭を撫でる。
「………うん。」
見つめていると、浅葱の目にはどんどん涙がたまっていき、ポロポロと溢れ出す。
「えっ?えっ?」
「………怖かったぁ~。」
気が抜けたのか、浅葱は一気に泣き出した。
びっくりしたけど、愛しくて。
おもわず抱き締めてしまう。
ひっく、ひっくと、泣き続ける浅葱が可愛いくて、おでこにキスをする。
「浅葱、ごめんね(笑)」
まるで、苦しかった自分の代わりに泣いてくれているみたいで、嬉しくて、頬や、唇にキスを落としたくなる。
「………手、痛くない………?」
熱を持ったままの手を、大切そうに撫でる浅葱を見て、本当に悪いことしたと思った。
「…………痛い(笑)」
もちろん怒られた。
ベッドに倒れ込んだ時にギターケースにも血がかかり、浅葱は近くにあった自分のストールで拭いてくれたらしい。
今まで、どんなに心がドロドロになっても、誰にも話さなかったけど、浅葱は、まるでスポンジみたいにそのドロドロを溶かして消してくれる。
やっぱり、オレは浅葱と出会えて良かった………。
浅葱が泣き止むまでたくさんのキスをした後、ゆっくりと起きると、ふぅ、と息を吐く。
「なんか、良い詞がかけそう。」
また、笑うことができた。
君のおかげでまた踏み出せる。
また、君を唄う詩が作れそう………。