和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
死にたがりの君に捧ぐ華
君の名前は?
お前、名は?
夢主は刀剣女士となります。
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それから程無く。
食事に関しては刀剣達が代わる代わる運んでくれて、必要な物もあれば言えと言われた。
自分に必要なものなど無く、ただ毎日格子から覗く空をぼんやりと眺めることが多くなっていった。
夜になれば、帰ってきた刀剣達の話し声、時に騒がしいこともあるが、自分に食事を運ぶ刀剣達はどこか腫れ物に触るようで、居たたまれないこともあった。
しばらくすれば訪れる静寂。
寝静まったり、各々自由にすごしているのだろう。
静かに煌めく月を見上げぼんやりしていると、不意に足音が聞こえた。
「紅蓮丸、起きていますか?」
敵意の無い足音にゆっくりと視線を移すと、そこには主が手に持った灯りを此方に向けながら近ずいてきた。
「主、起きております。月を眺めていました………。」
顔を照らされ少し眩しくて居ると、主は灯りを足元に置き、格子の前に座り込んだ。
「主、やめてください。こんなところで座ったら、貴女の着物が汚れます。」
自分と同じ所に居てはいけないと思ってる一番の人が目の前にいるだけで、気が引ける。
すると、主は微かに笑って
「では、紅蓮丸、話があります。出てきて。」
そう言うと、格子にかかった鍵を外して扉を開けた。
主の命令に背くわけにもいかず、おずおずと牢から出ると、主は嬉しそうに灯りを手に持ち歩き出した。
食事に関しては刀剣達が代わる代わる運んでくれて、必要な物もあれば言えと言われた。
自分に必要なものなど無く、ただ毎日格子から覗く空をぼんやりと眺めることが多くなっていった。
夜になれば、帰ってきた刀剣達の話し声、時に騒がしいこともあるが、自分に食事を運ぶ刀剣達はどこか腫れ物に触るようで、居たたまれないこともあった。
しばらくすれば訪れる静寂。
寝静まったり、各々自由にすごしているのだろう。
静かに煌めく月を見上げぼんやりしていると、不意に足音が聞こえた。
「紅蓮丸、起きていますか?」
敵意の無い足音にゆっくりと視線を移すと、そこには主が手に持った灯りを此方に向けながら近ずいてきた。
「主、起きております。月を眺めていました………。」
顔を照らされ少し眩しくて居ると、主は灯りを足元に置き、格子の前に座り込んだ。
「主、やめてください。こんなところで座ったら、貴女の着物が汚れます。」
自分と同じ所に居てはいけないと思ってる一番の人が目の前にいるだけで、気が引ける。
すると、主は微かに笑って
「では、紅蓮丸、話があります。出てきて。」
そう言うと、格子にかかった鍵を外して扉を開けた。
主の命令に背くわけにもいかず、おずおずと牢から出ると、主は嬉しそうに灯りを手に持ち歩き出した。