和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
死にたがりの君に捧ぐ華
君の名前は?
お前、名は?
夢主は刀剣女士となります。
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主の用意が整い、大広間に呼ばれた。
身なりを整え、和泉に着いていくと、昨日自分を拾ったという日本号をはじめ、陸奥、石切丸、明らかに強者ばかりが顔を揃えていた。
当たり前だろう。
いつ暴れだすかわからない刀を単品で主の前に出すやつはいない。
「主、紅蓮丸を連れてきたぜ。」
主の前に正座で座り、背筋を伸ばしてしっかりと主に目を向ける。
まだ年端もいかない審神者。
こんな小さくて可愛い主なら、皆守りたくなるのは当たり前だろう。
「はじめまして。私がここの主を務めさせてもらってます。雛菊ともうします。」
フワフワと綿花のような笑顔と共に、暖かな声で、話しかけてくる。
戦で時間を守ってるなんて、信じられないほど華奢だ。
「お初にお目にかかります。紅蓮丸と申します。この度は助けて頂いたようで、お礼申し上げます。」
三つ指をついて深々礼をすると、主は嬉しそうに身を乗り出してきた。
「危ない刀と皆は言っていましたが、私にはそうは見えない。石切丸、そう思わない?」
石切丸は厄災に敏感だからだろう、石切丸に意見を求めた。
「はい。私にも厄を背負っているようには思えません。悪いものも見えませんよ?」
でしょ?
と、まるで周りを説得したいかのように、大丈夫だということを知らしめたかったようだ。
「主、助けて頂いたことは、ありがたく思います。そこで、主にお願いがあります。」
自分から話し出したことに主は目を丸くした。
「お願い?できることなら!」
きっと優しい主だから、わかってくれるだろう………
決心した心が揺らがぬよう、膝の上で拳を握りしめ、主を見つめた。
「自分を………刀解していただきたい。」
自分の言葉に、その部屋にいたすべての者が驚いたのがわかった。
そうだろう。
新たに命をもらってすぐに殺してくれと言うやつは居ない。
「紅蓮丸、あなた、何を言ってるの?」
「驚かれるのは承知の上です。しかし、自分は妖刀とうたわれた者。どこの部隊に居ても、いつ何時狂うかもわからない。
中には自分ではなく、主が狂う時もありました。
自分はこれ以上壊れていく様を見たくはないのです。」
そう………
もう、死んでいく人々を見たくはない。
「紅蓮丸、お前………」
あまりのハッキリした意思に、言葉を失った和泉も、何を言えばいいのかわからないだろう。
自分から見える範囲に居る日本号も同じで。
仲間をどんどん殺してきた刀が、まさか殺してくれとは言わないだろうとふんでたはず。
「自分は、死にたいのです。皆に厄災がかかるなら、自分一人居なくてそれが避けられるのなら。
どうか、お願いいたします。」
また三つ指をついて頭を下げる。
言葉を失っている主の顔は見えない。
でも、自分の意思は変わらない。
「…………すぐに、それは決められません。」
黙ったままだった主からその言葉が出て、自分はハッと顔を上げた。
困惑したような、悲しいような。
色んな気持ちをもった表情。
「あなたがここに現れたということは、紛れもない事実です。
何も縁が無ければきっと出会うことはないでしょう。
あなたには、あなたの役目を見つけてほしい。
もし、貴方が暴れても、ここには心強い刀剣士達がいます。
少し、考えてみませんか?」
力強い主の言葉は嫌と言うことをきっと認めない。
自分はため息をつき、1つ提案をした。
「では、自分に手枷をし、牢に入れてください。」
そう言うと、さらに驚いたけど、認めざるをえなかっただろう………。
手枷をし、地下牢に入れてもらうことにした。
身なりを整え、和泉に着いていくと、昨日自分を拾ったという日本号をはじめ、陸奥、石切丸、明らかに強者ばかりが顔を揃えていた。
当たり前だろう。
いつ暴れだすかわからない刀を単品で主の前に出すやつはいない。
「主、紅蓮丸を連れてきたぜ。」
主の前に正座で座り、背筋を伸ばしてしっかりと主に目を向ける。
まだ年端もいかない審神者。
こんな小さくて可愛い主なら、皆守りたくなるのは当たり前だろう。
「はじめまして。私がここの主を務めさせてもらってます。雛菊ともうします。」
フワフワと綿花のような笑顔と共に、暖かな声で、話しかけてくる。
戦で時間を守ってるなんて、信じられないほど華奢だ。
「お初にお目にかかります。紅蓮丸と申します。この度は助けて頂いたようで、お礼申し上げます。」
三つ指をついて深々礼をすると、主は嬉しそうに身を乗り出してきた。
「危ない刀と皆は言っていましたが、私にはそうは見えない。石切丸、そう思わない?」
石切丸は厄災に敏感だからだろう、石切丸に意見を求めた。
「はい。私にも厄を背負っているようには思えません。悪いものも見えませんよ?」
でしょ?
と、まるで周りを説得したいかのように、大丈夫だということを知らしめたかったようだ。
「主、助けて頂いたことは、ありがたく思います。そこで、主にお願いがあります。」
自分から話し出したことに主は目を丸くした。
「お願い?できることなら!」
きっと優しい主だから、わかってくれるだろう………
決心した心が揺らがぬよう、膝の上で拳を握りしめ、主を見つめた。
「自分を………刀解していただきたい。」
自分の言葉に、その部屋にいたすべての者が驚いたのがわかった。
そうだろう。
新たに命をもらってすぐに殺してくれと言うやつは居ない。
「紅蓮丸、あなた、何を言ってるの?」
「驚かれるのは承知の上です。しかし、自分は妖刀とうたわれた者。どこの部隊に居ても、いつ何時狂うかもわからない。
中には自分ではなく、主が狂う時もありました。
自分はこれ以上壊れていく様を見たくはないのです。」
そう………
もう、死んでいく人々を見たくはない。
「紅蓮丸、お前………」
あまりのハッキリした意思に、言葉を失った和泉も、何を言えばいいのかわからないだろう。
自分から見える範囲に居る日本号も同じで。
仲間をどんどん殺してきた刀が、まさか殺してくれとは言わないだろうとふんでたはず。
「自分は、死にたいのです。皆に厄災がかかるなら、自分一人居なくてそれが避けられるのなら。
どうか、お願いいたします。」
また三つ指をついて頭を下げる。
言葉を失っている主の顔は見えない。
でも、自分の意思は変わらない。
「…………すぐに、それは決められません。」
黙ったままだった主からその言葉が出て、自分はハッと顔を上げた。
困惑したような、悲しいような。
色んな気持ちをもった表情。
「あなたがここに現れたということは、紛れもない事実です。
何も縁が無ければきっと出会うことはないでしょう。
あなたには、あなたの役目を見つけてほしい。
もし、貴方が暴れても、ここには心強い刀剣士達がいます。
少し、考えてみませんか?」
力強い主の言葉は嫌と言うことをきっと認めない。
自分はため息をつき、1つ提案をした。
「では、自分に手枷をし、牢に入れてください。」
そう言うと、さらに驚いたけど、認めざるをえなかっただろう………。
手枷をし、地下牢に入れてもらうことにした。