和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
死にたがりの君に捧ぐ華
君の名前は?
お前、名は?
夢主は刀剣女士となります。
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ぼんやりと目が覚めた。
今は何時なのか、それとも、まだ夢の中なのか、わからない。
たぶん部屋が暗いから、夜なのだろう………。
ただ、体が暖かいのと、微かにお酒の匂いがする。
(暖かいな………。ここは、どこだろ………)
ゆっくりと目を開けると、目の前には天井ではなく、床の間に飾られた自分の刀が見えた。
その横には、日本号の槍もある。
どうやら、自分は寝そべってないみたいで。
不思議に思った後、自分に掛かる布団と、脇腹に当たる腕の感覚と、繋がれた右手、耳元で聞こえる規則正しい寝息に疑問が増す。
ゆっくりと、規則正しい寝息の方に顔を向けて、びっくりした。
そこには、私を抱き抱えたまま窓枠に寄りかかり、眠っている日本号の姿があった。
(………あぁ、日本号がいる………。)
まだまともに頭の回らない状態では、現状が夢なのか現実なのかわからない。
それでも、会いたいと願った人が目の前に居ることが心から嬉しくて、そっと眠る日本号の顔に手を伸ばした。
(暖かい………。)
触れた日本号の頬は、相変わらずの無精髭で。
それが手に当たり、すこしのくすぐったさを与えた。
感覚を確かめるように頬に触れていると、不意に日本号は顔をしかめてから、ゆっくりと目を開けた。
驚きで言葉を紡げないでいる私と視線が絡み、少しの間驚いて固まっていた。
でも、それは少しの間で。
すぐにニヤリと笑い
「よぉ、目ぇ覚めたか?死にたがり(笑)」
頬に当てた手をそっと掴むと、笑いながら問いかけてきた。
懐かしい。
五虎退を助けたときも、同じ言葉をかけられた気がする。
「また………、死ねなかったようだな………。」
私も少しだけ笑い、頬を撫でるのをやめた。
「私は、まだ夢を見てるのかな……」
じっと私を見つめる日本号を見つめながらポソリと話すと、日本号は疑問を持った顔を向けた。
「夢の中で会いたいと願った人の腕の中に居る。
もう会えないと思っていたんだ………。
だから、これが夢なら、私はなんて贅沢なんだろう………」
たぶん夢なんだろうなと、ぼんやりした頭で言葉を紡いでいくと、日本号が微かに笑った。
「夢か………俺はこれが夢なら、神様ってやつはなんて意地悪なんだって恨むがな(笑)」
「??」
「お前があの日倒れてから、ずっと目覚めるのを待ってたんだよ。
お前は戻ってくるって信じてた。
ずっと、毎日眠ってるお前を見ながら目覚めるのを待ってたのに、今、目を開けてるお前が夢なら神様は残酷だろ。」
そう言うと、そっと、私の頬に日本号が触れた。
「それに。夢か現実かわからなくて夢かなって聞くやつは、なかなか居ないぜ(笑)」
頬を撫でながら笑う日本号に、納得した。
「私は……どれくらい眠っていたの?」
まだ頬を撫でたり、髪を触ったりする日本号に問うと、少しだけ考えた後、
「三月(みつき)だな………。
寝すぎて冬が終わったぞ。」
驚いた。
確かに、そんなに短い時間寝た感じのダルさではない。
でも、冬を終え、春が来ていることに驚いた。
「だいぶ、長いこと眠っていたんだな………。」
「あぁ。危うくお前の声を忘れるとこだった。」
日本号が笑いながら話すけど、更なる疑問も浮かんだ。
「えっと………じゃあ、何故、日本号は今、私を抱えてるんだ?」
ずっと眠っていたのを抱えていたわけではないだろうけど、不思議で。
すると、日本号はばつが悪そうに視線を反らした。
「それは………あ、あれだよ!
ずっと眠ってるままだと、床擦れとか、あるだろ!!
たまには外の風に当ててやろうとだな!」
(あ、そうゆうことか。)
納得はしたけど、ずっとこのままなのも少し気恥ずかしくて、思わず膝の上のから降りようとしたけど。
「おっとっ。」
日本号は咄嗟に私を抱えて直すと、お姫様抱っこのように抱えて、胡座をかいた日本号の上に乗せられた。
「ち、ちょっとっ!!
私、起きたからっ!!
降りるよっ!」
慌てて降りようとしたけど、日本号はしっかり体を抱えていて抜けられそうになかった。
「おい。」
少しだけ怒りのこもった声に恐る恐る顔を上げると、日本号の怒った顔が見えた。
今は何時なのか、それとも、まだ夢の中なのか、わからない。
たぶん部屋が暗いから、夜なのだろう………。
ただ、体が暖かいのと、微かにお酒の匂いがする。
(暖かいな………。ここは、どこだろ………)
ゆっくりと目を開けると、目の前には天井ではなく、床の間に飾られた自分の刀が見えた。
その横には、日本号の槍もある。
どうやら、自分は寝そべってないみたいで。
不思議に思った後、自分に掛かる布団と、脇腹に当たる腕の感覚と、繋がれた右手、耳元で聞こえる規則正しい寝息に疑問が増す。
ゆっくりと、規則正しい寝息の方に顔を向けて、びっくりした。
そこには、私を抱き抱えたまま窓枠に寄りかかり、眠っている日本号の姿があった。
(………あぁ、日本号がいる………。)
まだまともに頭の回らない状態では、現状が夢なのか現実なのかわからない。
それでも、会いたいと願った人が目の前に居ることが心から嬉しくて、そっと眠る日本号の顔に手を伸ばした。
(暖かい………。)
触れた日本号の頬は、相変わらずの無精髭で。
それが手に当たり、すこしのくすぐったさを与えた。
感覚を確かめるように頬に触れていると、不意に日本号は顔をしかめてから、ゆっくりと目を開けた。
驚きで言葉を紡げないでいる私と視線が絡み、少しの間驚いて固まっていた。
でも、それは少しの間で。
すぐにニヤリと笑い
「よぉ、目ぇ覚めたか?死にたがり(笑)」
頬に当てた手をそっと掴むと、笑いながら問いかけてきた。
懐かしい。
五虎退を助けたときも、同じ言葉をかけられた気がする。
「また………、死ねなかったようだな………。」
私も少しだけ笑い、頬を撫でるのをやめた。
「私は、まだ夢を見てるのかな……」
じっと私を見つめる日本号を見つめながらポソリと話すと、日本号は疑問を持った顔を向けた。
「夢の中で会いたいと願った人の腕の中に居る。
もう会えないと思っていたんだ………。
だから、これが夢なら、私はなんて贅沢なんだろう………」
たぶん夢なんだろうなと、ぼんやりした頭で言葉を紡いでいくと、日本号が微かに笑った。
「夢か………俺はこれが夢なら、神様ってやつはなんて意地悪なんだって恨むがな(笑)」
「??」
「お前があの日倒れてから、ずっと目覚めるのを待ってたんだよ。
お前は戻ってくるって信じてた。
ずっと、毎日眠ってるお前を見ながら目覚めるのを待ってたのに、今、目を開けてるお前が夢なら神様は残酷だろ。」
そう言うと、そっと、私の頬に日本号が触れた。
「それに。夢か現実かわからなくて夢かなって聞くやつは、なかなか居ないぜ(笑)」
頬を撫でながら笑う日本号に、納得した。
「私は……どれくらい眠っていたの?」
まだ頬を撫でたり、髪を触ったりする日本号に問うと、少しだけ考えた後、
「三月(みつき)だな………。
寝すぎて冬が終わったぞ。」
驚いた。
確かに、そんなに短い時間寝た感じのダルさではない。
でも、冬を終え、春が来ていることに驚いた。
「だいぶ、長いこと眠っていたんだな………。」
「あぁ。危うくお前の声を忘れるとこだった。」
日本号が笑いながら話すけど、更なる疑問も浮かんだ。
「えっと………じゃあ、何故、日本号は今、私を抱えてるんだ?」
ずっと眠っていたのを抱えていたわけではないだろうけど、不思議で。
すると、日本号はばつが悪そうに視線を反らした。
「それは………あ、あれだよ!
ずっと眠ってるままだと、床擦れとか、あるだろ!!
たまには外の風に当ててやろうとだな!」
(あ、そうゆうことか。)
納得はしたけど、ずっとこのままなのも少し気恥ずかしくて、思わず膝の上のから降りようとしたけど。
「おっとっ。」
日本号は咄嗟に私を抱えて直すと、お姫様抱っこのように抱えて、胡座をかいた日本号の上に乗せられた。
「ち、ちょっとっ!!
私、起きたからっ!!
降りるよっ!」
慌てて降りようとしたけど、日本号はしっかり体を抱えていて抜けられそうになかった。
「おい。」
少しだけ怒りのこもった声に恐る恐る顔を上げると、日本号の怒った顔が見えた。