和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
死にたがりの君に捧ぐ華
君の名前は?
お前、名は?
夢主は刀剣女士となります。
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少しだけ落ち着き、水の入った桶を片付けていると、廊下からバタバタと走る足音が近付いてきた。
「紅蓮丸、居るか?」
声の主は燭台切。
「はい。」
返事をして障子を開けると、慌てた様子で覗き込んだ。
「日本号も一緒か。すまないが、動ける者は至急、主の部屋に集まってくれ。緊急だ。」
また何かおこったのか。
嫌な予感が脳裏を過る。
「わかった。今向かう。」
「すまない。俺は他にも声かけてから行く。」
そう言うと、またあわてて去っていった。
日本号に視線を向けると立ち上がった。
「日本号は休んでて。まだ手当したばっかりだよ。」
一緒に行こうとする日本号を止めようとしたけど、それは阻止された。
「動ける奴は全員っていっただろ。こんな怪我大したことない。」
今、気が立ってる日本号を止めても仕方ない。
肩を貸そうとしたけど、いらないと言われて仕方なく日本号について主の部屋に向かうことにした。
「主、紅蓮丸と日本号です。入ります。」
障子を開けて礼をすると、すでに動ける何人かは集まっていた。
そのなかには、さっき負傷した和泉守達も居た。
「紅蓮丸、日本号、急ぎでごめんね。」
ぺこりと頭を下げると、日本号の負担にならないように、部屋の端に座った。
それから燭台切も戻り、動ける者は全て揃った。
「急に呼び出してごめんなさい。
先程、日本号の部隊で当たってくれた敵が消えた後、再び敵が現れました。
今回は運悪く、検非違使の出現も見受けられます。動ける者で部隊を組み、出陣してほしいの。」
焦った主の声に嫌な予感がこのことだったんだとわかった。
日本号の部隊はほぼ負傷している。
三日月の部隊は出陣していて戻ってきていない。
「わかった。俺が出る。」
主の声に即座に返事をしたのは日本号だった。
日本号の返事に驚き、顔をあげた。
「日本号!!
日本号は怪我してるじゃないか。」
少なくとも今の日本号は傷も疲労もしてる。
まともに戦えるなんて思えない。
「俺も行くよ。」
次に返事をしたのは燭台切。
それに続き、岩融。
少しだけ考えたあと自分も主に顔を向けた。
「主、自分も行きます。」
真剣な表情に日本号が慌てた。
「紅蓮丸!お前は行くな!ただの敵じゃねえんだぞ!」
「わかってる。でも今この本丸で動ける者は少ない。和泉守も陸奥守も傷付いてる。
だから、自分が行く。」
「バカ言ってんじゃねぇ!」
日本号は本気で怒っていたけど、自分の意思は曲げるつもりは無かった。
「紅蓮丸、ありがとう。でも本当に危ない所よ?三日月の部隊も今呼び戻してるから、戻ってきたらあちらに送ります。」
「では、なおのこと。
三日月が来るまでの時間稼ぎくらい、自分でもできます。
日本号、あなたの背を守れるくらいの力はある。」
「わかりました。では、準備でき次第転送します。」
主の声に頷き、用意に向かうために羽織を脱ぐと自分の部屋に戻ることにした。
(日本号もあの時代の時間も、自分が守る……。)
「紅蓮丸、居るか?」
声の主は燭台切。
「はい。」
返事をして障子を開けると、慌てた様子で覗き込んだ。
「日本号も一緒か。すまないが、動ける者は至急、主の部屋に集まってくれ。緊急だ。」
また何かおこったのか。
嫌な予感が脳裏を過る。
「わかった。今向かう。」
「すまない。俺は他にも声かけてから行く。」
そう言うと、またあわてて去っていった。
日本号に視線を向けると立ち上がった。
「日本号は休んでて。まだ手当したばっかりだよ。」
一緒に行こうとする日本号を止めようとしたけど、それは阻止された。
「動ける奴は全員っていっただろ。こんな怪我大したことない。」
今、気が立ってる日本号を止めても仕方ない。
肩を貸そうとしたけど、いらないと言われて仕方なく日本号について主の部屋に向かうことにした。
「主、紅蓮丸と日本号です。入ります。」
障子を開けて礼をすると、すでに動ける何人かは集まっていた。
そのなかには、さっき負傷した和泉守達も居た。
「紅蓮丸、日本号、急ぎでごめんね。」
ぺこりと頭を下げると、日本号の負担にならないように、部屋の端に座った。
それから燭台切も戻り、動ける者は全て揃った。
「急に呼び出してごめんなさい。
先程、日本号の部隊で当たってくれた敵が消えた後、再び敵が現れました。
今回は運悪く、検非違使の出現も見受けられます。動ける者で部隊を組み、出陣してほしいの。」
焦った主の声に嫌な予感がこのことだったんだとわかった。
日本号の部隊はほぼ負傷している。
三日月の部隊は出陣していて戻ってきていない。
「わかった。俺が出る。」
主の声に即座に返事をしたのは日本号だった。
日本号の返事に驚き、顔をあげた。
「日本号!!
日本号は怪我してるじゃないか。」
少なくとも今の日本号は傷も疲労もしてる。
まともに戦えるなんて思えない。
「俺も行くよ。」
次に返事をしたのは燭台切。
それに続き、岩融。
少しだけ考えたあと自分も主に顔を向けた。
「主、自分も行きます。」
真剣な表情に日本号が慌てた。
「紅蓮丸!お前は行くな!ただの敵じゃねえんだぞ!」
「わかってる。でも今この本丸で動ける者は少ない。和泉守も陸奥守も傷付いてる。
だから、自分が行く。」
「バカ言ってんじゃねぇ!」
日本号は本気で怒っていたけど、自分の意思は曲げるつもりは無かった。
「紅蓮丸、ありがとう。でも本当に危ない所よ?三日月の部隊も今呼び戻してるから、戻ってきたらあちらに送ります。」
「では、なおのこと。
三日月が来るまでの時間稼ぎくらい、自分でもできます。
日本号、あなたの背を守れるくらいの力はある。」
「わかりました。では、準備でき次第転送します。」
主の声に頷き、用意に向かうために羽織を脱ぐと自分の部屋に戻ることにした。
(日本号もあの時代の時間も、自分が守る……。)