和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
死にたがりの君に捧ぐ華
君の名前は?
お前、名は?
夢主は刀剣女士となります。
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目が覚めると、部屋に日本号の姿は無く、布団も綺麗に片付けてあった。
夜中のうちに帰ったのかと、少しがっかりしながらゆっくり起き上がり、両腕を伸ばして深呼吸をすれば、冬の冷たい空気が一気に肺に入り少しだけ目が覚める。
着替えを済ませ、手拭いを持って井戸に向かう途中、空気を切る音が聞こえた。
(誰かが素振りでもしてるのかな?)
音のする方に近寄れば、それは朝焼けに照らされて、白い息を吐きながら槍の稽古をしている日本号で。
(あ、こんなとこに居たのか………)
真剣に見えない敵と戦ってる姿は朝焼けが照らしとても綺麗で。
声をかけられずに見入っていると、ふと動きを止めて呼吸を整えた日本号はまっすぐこちらを見据えた。
「よぉ、やっと起きたか。」
見つかったことに少し焦りつつ姿をだすと、日本号はゆっくりとこちらに歩いてきた。
すぐ目の前に立たれると、ある程度自分が身長ある方でも日本を見上げる形になる。
「日本号、おはよう。早起きだね。」
まだ、少し息が荒い日本号を見上げると日本号は少し首の当たりを見た後、
「あ、あぁ………。ゆっくり寝れたからな。顔洗いに行くのか?」
手拭いを片手に持った姿に、俺も、と日本号はついてきてくれた。
「寒いけど、空気が綺麗だから気持ちいいね。」
「そーだな。お前もやるか?なんなら手合わせしてやるぞ?」
井戸に着き、二人で冷えた水で顔を洗う。
日本号は体を動かした後だからきっと大したことはないだろうが、自分は起き抜けの為、半端無く寒い。
「うぅ、冷たい~。
日本号は強そうだから、手合わせしたら確実にコテンパンにされそうだ(笑)」
自分が顔を拭いた後、日本号手拭いを渡すと荒々しく顔を拭いて首にかけた。
「まぁ、あるかもな(笑)
でも、お前だってあの岩融相手に一撃入れたんだろ?岩融がえらい悔しがってたぞ?」
前の手合わせのことか………
「あれは、岩融が無理矢理吹っ掛けてきたから避けながらたまたま………。」
「二人とも早起きだね。おはよう。」
声に驚き振り返ると、野菜を持った燭台切が歩いてきた。
「よぉ、燭台切。」
「燭台切、おはよう。朝食の用意?手伝うよ。」
野菜を受け取り、洗うのを手伝い始めると、日本号はまた稽古に戻ると行ってしまった。
「今日の朝食はなぁに?」
冷たい水で痛くなる手を我慢しつつ燭台切に顔を向けると、なぜか燭台切は一点を見つめて固まっていた。
「??」
「紅蓮丸、首、どうしたの?」
「首?何かなってる?」
鏡なんて見てないから自分の首がどうなってるのかわからず、冷えた手で触れる。
特に痛いとかはないけど………
「虫さされ?赤くなってる。痒くないなら、後で確認してみて。」
不思議な顔をしていたけど。
特に痒くなかったから気にせず食事の準備を続けた。
後で鏡を見ると、まるで首筋に花びらのような赤い跡があった。
何も心当たりが無いからきっと虫に刺されただけだと思いながらも、何となく気になり首を触ってしまう。
しばらくして稽古を終えて戻ってきた日本号は自分が首を触ってる所を見ると
「どうした?」
と、声をかけてくれた。
「さっき燭台切に言われて知ったんだけど、首筋に虫刺されみたいな跡があって。痒くないから大丈夫と思うんだけど………。」
そう言いながらも首を触ってると、さっき持っていってしまった手拭いを首にかけてくれた。
「………わりぃ。」
日本号の顔が少し赤い気がしたけど、手拭いを持ってったことに対しての謝罪だと思い、笑った。
「別に手拭いくらい気にしないよ(笑)」
「いや………。まぁ、それでいいか。」
「ん?」
「いいから、今日くらいは首につけとけ。」
そう言うと、さっさと日本号は行ってしまった。
不思議に思ったが、言われたとうり、その日はずっと手拭いを首にかけたまま過ごした。
夜中のうちに帰ったのかと、少しがっかりしながらゆっくり起き上がり、両腕を伸ばして深呼吸をすれば、冬の冷たい空気が一気に肺に入り少しだけ目が覚める。
着替えを済ませ、手拭いを持って井戸に向かう途中、空気を切る音が聞こえた。
(誰かが素振りでもしてるのかな?)
音のする方に近寄れば、それは朝焼けに照らされて、白い息を吐きながら槍の稽古をしている日本号で。
(あ、こんなとこに居たのか………)
真剣に見えない敵と戦ってる姿は朝焼けが照らしとても綺麗で。
声をかけられずに見入っていると、ふと動きを止めて呼吸を整えた日本号はまっすぐこちらを見据えた。
「よぉ、やっと起きたか。」
見つかったことに少し焦りつつ姿をだすと、日本号はゆっくりとこちらに歩いてきた。
すぐ目の前に立たれると、ある程度自分が身長ある方でも日本を見上げる形になる。
「日本号、おはよう。早起きだね。」
まだ、少し息が荒い日本号を見上げると日本号は少し首の当たりを見た後、
「あ、あぁ………。ゆっくり寝れたからな。顔洗いに行くのか?」
手拭いを片手に持った姿に、俺も、と日本号はついてきてくれた。
「寒いけど、空気が綺麗だから気持ちいいね。」
「そーだな。お前もやるか?なんなら手合わせしてやるぞ?」
井戸に着き、二人で冷えた水で顔を洗う。
日本号は体を動かした後だからきっと大したことはないだろうが、自分は起き抜けの為、半端無く寒い。
「うぅ、冷たい~。
日本号は強そうだから、手合わせしたら確実にコテンパンにされそうだ(笑)」
自分が顔を拭いた後、日本号手拭いを渡すと荒々しく顔を拭いて首にかけた。
「まぁ、あるかもな(笑)
でも、お前だってあの岩融相手に一撃入れたんだろ?岩融がえらい悔しがってたぞ?」
前の手合わせのことか………
「あれは、岩融が無理矢理吹っ掛けてきたから避けながらたまたま………。」
「二人とも早起きだね。おはよう。」
声に驚き振り返ると、野菜を持った燭台切が歩いてきた。
「よぉ、燭台切。」
「燭台切、おはよう。朝食の用意?手伝うよ。」
野菜を受け取り、洗うのを手伝い始めると、日本号はまた稽古に戻ると行ってしまった。
「今日の朝食はなぁに?」
冷たい水で痛くなる手を我慢しつつ燭台切に顔を向けると、なぜか燭台切は一点を見つめて固まっていた。
「??」
「紅蓮丸、首、どうしたの?」
「首?何かなってる?」
鏡なんて見てないから自分の首がどうなってるのかわからず、冷えた手で触れる。
特に痛いとかはないけど………
「虫さされ?赤くなってる。痒くないなら、後で確認してみて。」
不思議な顔をしていたけど。
特に痒くなかったから気にせず食事の準備を続けた。
後で鏡を見ると、まるで首筋に花びらのような赤い跡があった。
何も心当たりが無いからきっと虫に刺されただけだと思いながらも、何となく気になり首を触ってしまう。
しばらくして稽古を終えて戻ってきた日本号は自分が首を触ってる所を見ると
「どうした?」
と、声をかけてくれた。
「さっき燭台切に言われて知ったんだけど、首筋に虫刺されみたいな跡があって。痒くないから大丈夫と思うんだけど………。」
そう言いながらも首を触ってると、さっき持っていってしまった手拭いを首にかけてくれた。
「………わりぃ。」
日本号の顔が少し赤い気がしたけど、手拭いを持ってったことに対しての謝罪だと思い、笑った。
「別に手拭いくらい気にしないよ(笑)」
「いや………。まぁ、それでいいか。」
「ん?」
「いいから、今日くらいは首につけとけ。」
そう言うと、さっさと日本号は行ってしまった。
不思議に思ったが、言われたとうり、その日はずっと手拭いを首にかけたまま過ごした。