和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
死にたがりの君に捧ぐ華
君の名前は?
お前、名は?
夢主は刀剣女士となります。
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ぼんやりと、月明かりに照らされて目が覚めた。
一瞬、ここはどこだか考えたが、そう言えば帰ってきて主と話した後、いつもどうりに紅蓮丸の部屋で呑もうとしたら、和泉守と陸奥守がいて。
紅蓮丸が残しておいてくれたおにぎりを食べながら呑んでいたが、いつのまにか眠っていたらしい。
(ってことは、ここは紅蓮丸の部屋か………)
ぼんやりとした頭で見回すと、横には規則正しく寝息を立てる紅蓮丸がいた。
眠っているときは、女らしい顔になる。
少し驚いたが、無防備に眠ってる姿がもう少し見たくて布団から出ると眠ったままの紅蓮丸の頬を指で撫でる。
(柔らけぇ………)
男とは、まったく違う柔かい頬。
ずっと死にたがりだったのに、だんだん笑うようになった顔。
もっと触れたくて、でも、起きたらなんて言い訳するかとか考えて。
髪に触れても、頬に触れてもまったく起きない。
(こりゃ、俺も末期かな………)
今までこんな気持ちになったことなかった。
女に対して興味なんて無かったし。
でも、紅蓮丸と知り合ってから、もっと知りたいって思うし、触りたいって思う。
抱き締めた時は心臓が壊れるかと思った。
唇を指でなぞった瞬間、思わず覆い被さるように眠っている紅蓮丸の頭の横に手を掛けて唇を重ねていた。
深い口づけじゃない。
ただ唇を重ねただけ。
ゆっくりと離すと、
「ん……」
紅蓮丸は少し眉をひそめてから目を開いた。
(やべぇ………起きちまった。)
少しだけ身を離して何から説明しようかと考えていると
「眠れないの?」
「え?」
聞き返す間もなく、紅蓮丸は自分の布団を開けて俺を引き寄せた。
「風邪引くからちゃんと布団かけてね………」
俺を抱き締めたまま背中をポンポンとして寝かせようとしている。
(なんか………勘違いしてないか?)
そういえば。
最近たまに短刀のちびっこたちが泊まりに来たりしたって言ってたっけ………。
短刀達には無防備なことに少しむっとしたが、
それでも紅蓮丸がこんなに近くに居ることが嬉しくて。
「頼むからあんまり煽るな。俺だって一応男なんだから。」
そう言って紅蓮丸の首筋に唇を這わすとくすぐったそうに首をすくめる。
明日の朝起きたら虫にかじられたとでも思ってくれ。
と、首筋に綺麗な花びらのような跡を残すと、逆に紅蓮丸を抱き締めて眠りについた。
一瞬、ここはどこだか考えたが、そう言えば帰ってきて主と話した後、いつもどうりに紅蓮丸の部屋で呑もうとしたら、和泉守と陸奥守がいて。
紅蓮丸が残しておいてくれたおにぎりを食べながら呑んでいたが、いつのまにか眠っていたらしい。
(ってことは、ここは紅蓮丸の部屋か………)
ぼんやりとした頭で見回すと、横には規則正しく寝息を立てる紅蓮丸がいた。
眠っているときは、女らしい顔になる。
少し驚いたが、無防備に眠ってる姿がもう少し見たくて布団から出ると眠ったままの紅蓮丸の頬を指で撫でる。
(柔らけぇ………)
男とは、まったく違う柔かい頬。
ずっと死にたがりだったのに、だんだん笑うようになった顔。
もっと触れたくて、でも、起きたらなんて言い訳するかとか考えて。
髪に触れても、頬に触れてもまったく起きない。
(こりゃ、俺も末期かな………)
今までこんな気持ちになったことなかった。
女に対して興味なんて無かったし。
でも、紅蓮丸と知り合ってから、もっと知りたいって思うし、触りたいって思う。
抱き締めた時は心臓が壊れるかと思った。
唇を指でなぞった瞬間、思わず覆い被さるように眠っている紅蓮丸の頭の横に手を掛けて唇を重ねていた。
深い口づけじゃない。
ただ唇を重ねただけ。
ゆっくりと離すと、
「ん……」
紅蓮丸は少し眉をひそめてから目を開いた。
(やべぇ………起きちまった。)
少しだけ身を離して何から説明しようかと考えていると
「眠れないの?」
「え?」
聞き返す間もなく、紅蓮丸は自分の布団を開けて俺を引き寄せた。
「風邪引くからちゃんと布団かけてね………」
俺を抱き締めたまま背中をポンポンとして寝かせようとしている。
(なんか………勘違いしてないか?)
そういえば。
最近たまに短刀のちびっこたちが泊まりに来たりしたって言ってたっけ………。
短刀達には無防備なことに少しむっとしたが、
それでも紅蓮丸がこんなに近くに居ることが嬉しくて。
「頼むからあんまり煽るな。俺だって一応男なんだから。」
そう言って紅蓮丸の首筋に唇を這わすとくすぐったそうに首をすくめる。
明日の朝起きたら虫にかじられたとでも思ってくれ。
と、首筋に綺麗な花びらのような跡を残すと、逆に紅蓮丸を抱き締めて眠りについた。