和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
死にたがりの君に捧ぐ華
君の名前は?
お前、名は?
夢主は刀剣女士となります。
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本丸に降り立ち、そっと背中から降ろしてもらった。
やはりおぶられているところは見られたくない。
肩をかしてもらい、足を引きずりながら城に入ると、五虎退たちが走って出迎えてくれた。
「紅蓮丸さん!!良かった~!!」
半泣きになる五虎退を撫でると安心したように笑ってくれた。
そして、自分のために開けていてくれた手入れ部屋に入ると、こんのすけが「主からです。」と、手伝い札を出してくれて、時間をかけずに回復することができた。
部屋に戻り、汚れた着物を脱いでサラシも外す。
細い手足に似合わない膨らんだ胸。
何度も呪った姿。
そんな姿を見ないように目を背け、新しいサラシを巻き、軽装に身を包む。
(明日、日本号の手拭いも洗わなきゃ………)
洗うために軽く畳んだ着物の上に日本号に借りた手拭いを置く。
日本号にはバレてしまった。
きっと、今後、日本号の部隊での出陣はないだろう………。
でも、日本号が言う通り、自分があそこで破壊されていたら、五虎退の心には一生消えない傷が残る。
生きていて良かったと、少しだけ思えた。
しばらく手拭いを見つめたままぼーっとしていると、誰かが部屋に近づく気配があった。
「紅蓮丸、今いいか?」
声から和泉だとわかり、そっと手拭いを置いて振り替えると襖が開き、和泉が覗き込んだ。
「はい。なんでしょうか?」
「主が五虎退とお前の初陣祝いをしたいって用意してるんだが、出てこれるか?」
初陣祝いって……。
「五虎退は初陣祝いにふさわしいとは思いますが、自分は祝われるようなことはしていません。」
少しだけ行くことを渋ると和泉が苦笑いをした。
「なぁに、祝いって言っても夕げに毛が生えたようなもんだよ。
酒飲めるやつらは勝手に飲むしな。
とりあえず、顔だけでも出しておけ。」
少し考えた末、まぁ、夕げもあるし、顔をだすくらいなら、と、立ち上がると和泉について広間に歩き出した。
やはりおぶられているところは見られたくない。
肩をかしてもらい、足を引きずりながら城に入ると、五虎退たちが走って出迎えてくれた。
「紅蓮丸さん!!良かった~!!」
半泣きになる五虎退を撫でると安心したように笑ってくれた。
そして、自分のために開けていてくれた手入れ部屋に入ると、こんのすけが「主からです。」と、手伝い札を出してくれて、時間をかけずに回復することができた。
部屋に戻り、汚れた着物を脱いでサラシも外す。
細い手足に似合わない膨らんだ胸。
何度も呪った姿。
そんな姿を見ないように目を背け、新しいサラシを巻き、軽装に身を包む。
(明日、日本号の手拭いも洗わなきゃ………)
洗うために軽く畳んだ着物の上に日本号に借りた手拭いを置く。
日本号にはバレてしまった。
きっと、今後、日本号の部隊での出陣はないだろう………。
でも、日本号が言う通り、自分があそこで破壊されていたら、五虎退の心には一生消えない傷が残る。
生きていて良かったと、少しだけ思えた。
しばらく手拭いを見つめたままぼーっとしていると、誰かが部屋に近づく気配があった。
「紅蓮丸、今いいか?」
声から和泉だとわかり、そっと手拭いを置いて振り替えると襖が開き、和泉が覗き込んだ。
「はい。なんでしょうか?」
「主が五虎退とお前の初陣祝いをしたいって用意してるんだが、出てこれるか?」
初陣祝いって……。
「五虎退は初陣祝いにふさわしいとは思いますが、自分は祝われるようなことはしていません。」
少しだけ行くことを渋ると和泉が苦笑いをした。
「なぁに、祝いって言っても夕げに毛が生えたようなもんだよ。
酒飲めるやつらは勝手に飲むしな。
とりあえず、顔だけでも出しておけ。」
少し考えた末、まぁ、夕げもあるし、顔をだすくらいなら、と、立ち上がると和泉について広間に歩き出した。