和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
死にたがりの君に捧ぐ華
君の名前は?
お前、名は?
夢主は刀剣女士となります。
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「紅蓮丸さん、こっちです♪」
五虎退に連れられて胡瓜畑に入っていく。
畑には大小様々な胡瓜が実っていて、やはり自分にはどれが良いのかわからない。
「えっと………、あ!これなら大丈夫です!」
五虎退が背伸びをして1つの胡瓜を指差す。
五虎退には微妙に届かないらしく、一生懸命指差す先にある胡瓜に手を伸ばすと小刀で切る
「これで、良いのか?」
取った胡瓜を見せると五虎退は嬉しそうに頷いた。
それからは、あれやこれやと教えてもらいながら胡瓜と枝豆を収穫していた。
「おーい!五虎退~!紅蓮丸~!主様が皆に差し入れくれたから来いよ~!」
畑から出てる自分の頭を見かけて、和泉が声をかけてきた。
「紅蓮丸さん、差し入れですって!なんでしょうね?行きましょう♪」
五虎退は嬉しそうに胡瓜と枝豆をたくさん入れたザルを持とうとする。
「自分が持とう。」
さっと、ザルを受けとると畑から歩きだした。
縁側に着くと、睦奥守や、日本号、短刀達がすでに集まっていた。
「ほら、紅蓮丸、饅頭だ。」
和泉にから饅頭を受け取り、ザルを燭台切に届けて戻るとなにやら騒がしかった。
その中心には、泣きそうになる五虎退と、今剣。
「だって、一人1個なんて聞いてないし~!
もう、食べちゃったもん!」
どうやら、五虎退が手を洗って戻るうちに、今剣が五虎退の分を食べてしまったらしい。
「だ、大丈夫ですよ………。ボクはお腹空いてませんから。」
「では………」と、今にも泣きそうに、その場を離れようとする五虎退を途中で捕まえた。
「五虎退!」
突然声をかけたせいで、体が跳ね上がる五虎退。
「あ、紅蓮丸さん、燭台切さんに届けて頂いたんですね。ありがとうございました。」
自分の懐から饅頭を出して五虎退に差し出すと、びっくりした顔をした。
「これは、紅蓮丸さんのですよ?」
「………さっき、燭台切の所で夕げの味見を頼まれてな。
食べてしまったのでこれを食べると夕食か入らなくなる。
悪いが五虎退、自分の代わりに食べてくれないか?
このまま固くなると主にも悪い。」
ありったけの言い訳を付けてもう一度差し出すと困った表情のまま、五虎退が受け取った。
「本当に良いんですか?」
「あぁ。温かいうちに食べてくれ。自分は手を洗って部屋に戻る。」
それだけを言い残し、井戸に歩きだした。
(大丈夫だったかな?)
言い訳に無理があった気はしたが、まぁ、良いと手と顔を井戸で洗い、手拭いで拭く。
「おい。」
急に響いた声にびっくりして振り返ると、壁に寄りかかった日本号が、苦い顔をして立っていた。
「日本号………」
「お前な……」
半分イラつきを隠せない表情は、何を言いたいのかわからずいた。
ゆっくりと近付いて来たと思うと、手を振り上げた。
殴られると思い、思わず目をつむると、ポフッと頭に何かを乗せられた。
「??」
目を開いて頭の上の物を取ると、それはまだ温かい饅頭だった。
「言い訳がヘタすぎなんだよ。」
「これ………日本号の分だろ?」
「は?俺は甘いものが苦手なんだよ。これから酒飲むのに甘いものなんか食ってられるか。
お前が主に初めて貰ったものなんだから、感想くらい伝えてやれ。」
そう言うと背中を向けて歩きだした。
「日本号、ありがとう。」
やはり言い訳は苦しかったかと思いながら礼を言うと、日本号は無視してそのまま歩いていってしまった。
五虎退に連れられて胡瓜畑に入っていく。
畑には大小様々な胡瓜が実っていて、やはり自分にはどれが良いのかわからない。
「えっと………、あ!これなら大丈夫です!」
五虎退が背伸びをして1つの胡瓜を指差す。
五虎退には微妙に届かないらしく、一生懸命指差す先にある胡瓜に手を伸ばすと小刀で切る
「これで、良いのか?」
取った胡瓜を見せると五虎退は嬉しそうに頷いた。
それからは、あれやこれやと教えてもらいながら胡瓜と枝豆を収穫していた。
「おーい!五虎退~!紅蓮丸~!主様が皆に差し入れくれたから来いよ~!」
畑から出てる自分の頭を見かけて、和泉が声をかけてきた。
「紅蓮丸さん、差し入れですって!なんでしょうね?行きましょう♪」
五虎退は嬉しそうに胡瓜と枝豆をたくさん入れたザルを持とうとする。
「自分が持とう。」
さっと、ザルを受けとると畑から歩きだした。
縁側に着くと、睦奥守や、日本号、短刀達がすでに集まっていた。
「ほら、紅蓮丸、饅頭だ。」
和泉にから饅頭を受け取り、ザルを燭台切に届けて戻るとなにやら騒がしかった。
その中心には、泣きそうになる五虎退と、今剣。
「だって、一人1個なんて聞いてないし~!
もう、食べちゃったもん!」
どうやら、五虎退が手を洗って戻るうちに、今剣が五虎退の分を食べてしまったらしい。
「だ、大丈夫ですよ………。ボクはお腹空いてませんから。」
「では………」と、今にも泣きそうに、その場を離れようとする五虎退を途中で捕まえた。
「五虎退!」
突然声をかけたせいで、体が跳ね上がる五虎退。
「あ、紅蓮丸さん、燭台切さんに届けて頂いたんですね。ありがとうございました。」
自分の懐から饅頭を出して五虎退に差し出すと、びっくりした顔をした。
「これは、紅蓮丸さんのですよ?」
「………さっき、燭台切の所で夕げの味見を頼まれてな。
食べてしまったのでこれを食べると夕食か入らなくなる。
悪いが五虎退、自分の代わりに食べてくれないか?
このまま固くなると主にも悪い。」
ありったけの言い訳を付けてもう一度差し出すと困った表情のまま、五虎退が受け取った。
「本当に良いんですか?」
「あぁ。温かいうちに食べてくれ。自分は手を洗って部屋に戻る。」
それだけを言い残し、井戸に歩きだした。
(大丈夫だったかな?)
言い訳に無理があった気はしたが、まぁ、良いと手と顔を井戸で洗い、手拭いで拭く。
「おい。」
急に響いた声にびっくりして振り返ると、壁に寄りかかった日本号が、苦い顔をして立っていた。
「日本号………」
「お前な……」
半分イラつきを隠せない表情は、何を言いたいのかわからずいた。
ゆっくりと近付いて来たと思うと、手を振り上げた。
殴られると思い、思わず目をつむると、ポフッと頭に何かを乗せられた。
「??」
目を開いて頭の上の物を取ると、それはまだ温かい饅頭だった。
「言い訳がヘタすぎなんだよ。」
「これ………日本号の分だろ?」
「は?俺は甘いものが苦手なんだよ。これから酒飲むのに甘いものなんか食ってられるか。
お前が主に初めて貰ったものなんだから、感想くらい伝えてやれ。」
そう言うと背中を向けて歩きだした。
「日本号、ありがとう。」
やはり言い訳は苦しかったかと思いながら礼を言うと、日本号は無視してそのまま歩いていってしまった。