和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
Blue Tears
君の名前は?
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浅葱の家に置いてある工具を取りに寄れば、出かけてるのか家の明かりは消えていて。
携帯にかけても出ることもなくて。
少し心配になり家の前に居れば、鼻歌を歌いながら帰ってくる浅葱の姿。
「………お前な………。」
いくら強いとはいえ、電話も出ないで何処に行ったのかと思えば。
「堅じゃん~♪どしたー??」
笑いながら浅葱が近づいてくる。
それと同時に感じる、嗅ぎなれた血の匂い。
「お前、何やってた?」
睨んで話しかけると。
キョトンとした表情で。
「コンビニで飯買ってきたとこー!」
笑いながらコンビニ袋を見せるてきた。
上げた腕に付いている返り血。
思わず掴んでしまう。
「浅葱 、お前は血の匂いさせて帰ってきて何やってんだって聞いてんだよ。」
1人でいる時に喧嘩するなって何回も言ってる。
強いからやられることはほぼ無いとしても。
浅葱がキレたら加減なんてしないから。
俺が喧嘩したことを気づいたのをマズイと思ったのか、苦笑いする。
「いやぁ、悪い高校生がガキ虐めてたから、ちょびーっと天誅食らわしてきただけ(笑)」
殺してないよ?
笑いながら浅葱は手を解き玄関を開ける。
「そーゆー問題じゃねぇだろ。
浅葱は東卍の中でも有名なんだぞ?」
裏からついていきながら説教を続けようとすると。
ハイハイ、と手を上げてコンビニ飯を出す。
「とりま、ご飯食べよ~。
腹減って力出なかったんだ(笑)」
反省はしてない顔に呆れる。
目の前に出されるカルビ丼。
浅葱の分じゃないのかと思ったけど、浅葱の分は別にあるようで、サラダを出す。
「喧嘩するなとは言わねぇけど。」
貰った飯を頬張りながら。
勝てるか考えてやれよと説教する。
たぶん、浅葱がキレたら三ツ谷でも勝てるか微妙な程強い。
だけど。
女なんだから。
その言葉は飲み込む。
「分かったよ~。悪かったって。」
流石に反省したのか謝って。
ムシャムシャとレタスを食べる。
「お前、サラダだけか?」
まさか俺のカルビ丼が浅葱 の分だったのかと思い、焦ると。
「いや、あとパンあるよ?
カルビ丼は堅来たら食べるだろうと思って買ってきただけだよ。」
コンビニ袋からはパンや飲み物。
それを掴む拳が切れている。
「………。」
見ないふりをしようと思ったけど。
カルビ丼を食べ終えると、浅葱の腕を掴みキッチンに連れていく。
「なっっ、まだパン食べてない~!!」
プンプンと怒る浅葱を気にせず、腕を捲って手に水をかける。
染みるのか、少ししかめっ面になったけど。
手をタオルで拭きながらリビングに戻り、勝手に救急箱を出す。
「顔面殴る時は歯は避けろって言ってんだろが。」
女に言うセリフじゃないと思いながら。
切れた拳に絆創膏を貼り。
ごめんと笑う浅葱。
「まぁ、小指骨折しなくなっただけましだけどな(笑)」
昔は殴り方も下手だったからしょっちゅう小指の骨折したりして。
マイキーや俺に拳の握り方から教えられてた。
「そうだね(笑)あの頃は弱かったもんね!」
しみじみと懐かしそうに。
手当てが終わると、袋から出したパンをかじりながら俺の横に座る。
「堅も食べる?」
食べかけの菓子パンを差し出す。
無言でかじりつき、テレビをつける。
「工具取りに来ただけなのになんでこんなに疲れるんだ。」
ムッとしながらソファに寝転ぶと。
「ごめんて。でも、ありがとう。」
テレビを見ながら、浅葱の安心する声が聞こえる。
「ケン~?寝んなよ~??」
腹も満たされて、帰るのが面倒になる。
浅葱は呆れるだろうけど。
このまま寝ちまうか………。
「浅葱、わりぃ………。泊まるわ~………。」
浅葱が何か文句言ってるのは分かったけど。
ウツウツと眠りに引き寄せられる。
『堅、大きくなったら、お前が浅葱のこと守ってやってくれな。』
懐かしい、浅葱の親父の笑顔と声が頭の中にこだましていた………。
携帯にかけても出ることもなくて。
少し心配になり家の前に居れば、鼻歌を歌いながら帰ってくる浅葱の姿。
「………お前な………。」
いくら強いとはいえ、電話も出ないで何処に行ったのかと思えば。
「堅じゃん~♪どしたー??」
笑いながら浅葱が近づいてくる。
それと同時に感じる、嗅ぎなれた血の匂い。
「お前、何やってた?」
睨んで話しかけると。
キョトンとした表情で。
「コンビニで飯買ってきたとこー!」
笑いながらコンビニ袋を見せるてきた。
上げた腕に付いている返り血。
思わず掴んでしまう。
「浅葱 、お前は血の匂いさせて帰ってきて何やってんだって聞いてんだよ。」
1人でいる時に喧嘩するなって何回も言ってる。
強いからやられることはほぼ無いとしても。
浅葱がキレたら加減なんてしないから。
俺が喧嘩したことを気づいたのをマズイと思ったのか、苦笑いする。
「いやぁ、悪い高校生がガキ虐めてたから、ちょびーっと天誅食らわしてきただけ(笑)」
殺してないよ?
笑いながら浅葱は手を解き玄関を開ける。
「そーゆー問題じゃねぇだろ。
浅葱は東卍の中でも有名なんだぞ?」
裏からついていきながら説教を続けようとすると。
ハイハイ、と手を上げてコンビニ飯を出す。
「とりま、ご飯食べよ~。
腹減って力出なかったんだ(笑)」
反省はしてない顔に呆れる。
目の前に出されるカルビ丼。
浅葱の分じゃないのかと思ったけど、浅葱の分は別にあるようで、サラダを出す。
「喧嘩するなとは言わねぇけど。」
貰った飯を頬張りながら。
勝てるか考えてやれよと説教する。
たぶん、浅葱がキレたら三ツ谷でも勝てるか微妙な程強い。
だけど。
女なんだから。
その言葉は飲み込む。
「分かったよ~。悪かったって。」
流石に反省したのか謝って。
ムシャムシャとレタスを食べる。
「お前、サラダだけか?」
まさか俺のカルビ丼が浅葱 の分だったのかと思い、焦ると。
「いや、あとパンあるよ?
カルビ丼は堅来たら食べるだろうと思って買ってきただけだよ。」
コンビニ袋からはパンや飲み物。
それを掴む拳が切れている。
「………。」
見ないふりをしようと思ったけど。
カルビ丼を食べ終えると、浅葱の腕を掴みキッチンに連れていく。
「なっっ、まだパン食べてない~!!」
プンプンと怒る浅葱を気にせず、腕を捲って手に水をかける。
染みるのか、少ししかめっ面になったけど。
手をタオルで拭きながらリビングに戻り、勝手に救急箱を出す。
「顔面殴る時は歯は避けろって言ってんだろが。」
女に言うセリフじゃないと思いながら。
切れた拳に絆創膏を貼り。
ごめんと笑う浅葱。
「まぁ、小指骨折しなくなっただけましだけどな(笑)」
昔は殴り方も下手だったからしょっちゅう小指の骨折したりして。
マイキーや俺に拳の握り方から教えられてた。
「そうだね(笑)あの頃は弱かったもんね!」
しみじみと懐かしそうに。
手当てが終わると、袋から出したパンをかじりながら俺の横に座る。
「堅も食べる?」
食べかけの菓子パンを差し出す。
無言でかじりつき、テレビをつける。
「工具取りに来ただけなのになんでこんなに疲れるんだ。」
ムッとしながらソファに寝転ぶと。
「ごめんて。でも、ありがとう。」
テレビを見ながら、浅葱の安心する声が聞こえる。
「ケン~?寝んなよ~??」
腹も満たされて、帰るのが面倒になる。
浅葱は呆れるだろうけど。
このまま寝ちまうか………。
「浅葱、わりぃ………。泊まるわ~………。」
浅葱が何か文句言ってるのは分かったけど。
ウツウツと眠りに引き寄せられる。
『堅、大きくなったら、お前が浅葱のこと守ってやってくれな。』
懐かしい、浅葱の親父の笑顔と声が頭の中にこだましていた………。