和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
Blue Tears
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「帰るって言ってどんだけかかってんだよ!腹減った!!」
やっとのことで浅葱の家に帰り着けば、案の定マイキーは腹が減ったと怒っていて。
「おかえり。冷蔵庫の中のやつで適当にメシ作っといたぞ?
とりあえず風呂入ってこい。」
三ツ谷は浅葱の無事を確認すると浅葱を風呂に送り出す。
「三ツ谷のごはん!?やった!お風呂行ってくる!三ツ谷好き~♪」
浅葱は三ツ谷に抱きついて風呂に走ってった。
キッチンで手を洗い終えて拭いていると。
「………なんか、浅葱、雰囲気変わったな。」
レンジでチャーハンを温める三ツ谷は笑ってこちらを向いた。
「あぁ?そうか?」
いつも見てるせいか、あれが普通だからよくわからなくて。
冷蔵庫を開けて飲み物を出そうとした時。
「けーん!!ちょっと手伝って~!!」
風呂から浅葱の叫び声が聞こえる。
「………はぁ、めんどくせぇ。」
あの状態で風呂行けば、そりゃ入りずらいとかあるとは思ったけど。
まさか呼ばれるとは思わなかった。
「お前なぁ、状況考えて………っておいっ!」
呆れながら風呂のドアを開ければ。
「脱げない………。」
片方の袖を脱いだまま立ち尽くす浅葱の情けない顔。
それより。
半分さらけ出された脇腹よりやや上に目が行ってしまう。
「脱げないなら初めからコレ外していけよ。」
固定された腕を覆う布すら外せなくて、もがいてる姿は、東卍でもトップクラスに強い奴とは到底思えない。
呆れながらも、なんとなく可愛いと思ってしまい。
首に下がる布を外してやると。
「ありがとう♪」
自由になったことにより、ご機嫌な浅葱。
体中擦り傷やアザだらけで。
華奢な細い腕。
「………。」
ぎこちない動作で服を脱いでいる姿を無言で眺めていると、ハッとこちらを見る。
「も、もう大丈夫だから、戻れよ。」
見られていることに気付いて、少し恥ずかしそうにする浅葱を見ると、すこし楽しくなる。
そっと腕を掴んで腕の中に引き込む。
「どんなに嫌でも、浅葱は女なんだ。
俺以外のやつにこんな姿見せんなよ。」
露出された首筋に唇を這わすと、
「くすぐったいってっっ。」
擽ったそうに体をよじって逃げようとする。
それでも離さないでいると。
諦めたように腕に収まる。
「もう、お前を離さねぇから。」
力を込めたら折れそうな体。
もう二度と、見えないところで危ない状況にはさせない。
「………わかったよ。
でも、ずっとこんなだったから、今更女らしくしろとか、無理だから。」
いつものようにニカッと笑うと。
そっと腕を外してバスタオルを巻いた風呂場に向かう浅葱を見送る。
「………あ………。」
俺も諦めて出ていこうと思った瞬間。
浅葱の困ったような声がして振り返る。
「どうした?」
振り返ると。
シャワーを出したまま固まる浅葱の姿。
「頭、洗えなくね?」
シャワーを片手に持ったまま苦笑いする浅葱の姿を見て、思わず吹き出す。
「………はぁ。予測しろよっっ。………ったく。」
呆れながらも、腕をまくり風呂に入っていく。
「ケンチーン!浅葱の風呂まだ?」
勢いよくドアを開けるマイキーの声に浅葱の体は跳ねて。
「あぁ?風呂入れねぇから介護してやってんだよ!」
「介護されてねぇし!!」
マイキーに向かって叫べば、浅葱の反論する声。
「介護だろうよ!服も脱げねぇ、頭も洗えねぇ奴がごちゃごちゃ言うな!大人しくしてろ!」
言い争う声に、マイキーが笑いながら風呂のドアを開ける。
「俺も入る!!」
いつ服を脱いだのか、腰にタオル巻いただけのマイキーが浴槽に飛び込んできた。
「マイキーっっ!!」
ばしゃんとお湯がかかり、さらにイラッとする。
「ったく、騒がしいな。なにやって………!?」
呆れながら様子を見に来た三ツ谷はバスタオルを巻いたまま座る浅葱を目撃して思わず目をそらす。
「っっ!悪ぃ。」
慌ててドアを閉める三ツ谷を見送り、びしょ濡れのまま笑う。
「まぁ、どんな姿であれ、お前が女でも、零番隊ってことは変わらねぇ。
それでいいんじゃねぇ?」
騒がしい俺たちを見てマイキーは笑う。
「まぁ、零番隊は俺が譲らないし、このまま東卍に居られるならありがたいかな。」
な?と、髪を洗われながら顔を上げる浅葱を見て諦める。
浅葱は女だって、東卍でやってくなら、危ない時は俺が守る。
「勝手にしろ。ただし、俺の女だってことは忘れんなよ?」
ワシャワシャと、泡を立てると、マイキーが驚いたようにこっちを見た。
「え!?浅葱、ケンチンの女になったの!?
俺のだと思ったのに!!」
ブーブー言うマイキーをよそに、笑う浅葱。
「まぁ、そうなったみたいだから。」
「みたいじゃねぇよ。」
これから先、また半間に会っても。
浅葱は殺そうとは思わないだろ。
全力で伸してやればいい。
危ない時は俺が守る。
ただ、それだけ。
ーおわりー
やっとのことで浅葱の家に帰り着けば、案の定マイキーは腹が減ったと怒っていて。
「おかえり。冷蔵庫の中のやつで適当にメシ作っといたぞ?
とりあえず風呂入ってこい。」
三ツ谷は浅葱の無事を確認すると浅葱を風呂に送り出す。
「三ツ谷のごはん!?やった!お風呂行ってくる!三ツ谷好き~♪」
浅葱は三ツ谷に抱きついて風呂に走ってった。
キッチンで手を洗い終えて拭いていると。
「………なんか、浅葱、雰囲気変わったな。」
レンジでチャーハンを温める三ツ谷は笑ってこちらを向いた。
「あぁ?そうか?」
いつも見てるせいか、あれが普通だからよくわからなくて。
冷蔵庫を開けて飲み物を出そうとした時。
「けーん!!ちょっと手伝って~!!」
風呂から浅葱の叫び声が聞こえる。
「………はぁ、めんどくせぇ。」
あの状態で風呂行けば、そりゃ入りずらいとかあるとは思ったけど。
まさか呼ばれるとは思わなかった。
「お前なぁ、状況考えて………っておいっ!」
呆れながら風呂のドアを開ければ。
「脱げない………。」
片方の袖を脱いだまま立ち尽くす浅葱の情けない顔。
それより。
半分さらけ出された脇腹よりやや上に目が行ってしまう。
「脱げないなら初めからコレ外していけよ。」
固定された腕を覆う布すら外せなくて、もがいてる姿は、東卍でもトップクラスに強い奴とは到底思えない。
呆れながらも、なんとなく可愛いと思ってしまい。
首に下がる布を外してやると。
「ありがとう♪」
自由になったことにより、ご機嫌な浅葱。
体中擦り傷やアザだらけで。
華奢な細い腕。
「………。」
ぎこちない動作で服を脱いでいる姿を無言で眺めていると、ハッとこちらを見る。
「も、もう大丈夫だから、戻れよ。」
見られていることに気付いて、少し恥ずかしそうにする浅葱を見ると、すこし楽しくなる。
そっと腕を掴んで腕の中に引き込む。
「どんなに嫌でも、浅葱は女なんだ。
俺以外のやつにこんな姿見せんなよ。」
露出された首筋に唇を這わすと、
「くすぐったいってっっ。」
擽ったそうに体をよじって逃げようとする。
それでも離さないでいると。
諦めたように腕に収まる。
「もう、お前を離さねぇから。」
力を込めたら折れそうな体。
もう二度と、見えないところで危ない状況にはさせない。
「………わかったよ。
でも、ずっとこんなだったから、今更女らしくしろとか、無理だから。」
いつものようにニカッと笑うと。
そっと腕を外してバスタオルを巻いた風呂場に向かう浅葱を見送る。
「………あ………。」
俺も諦めて出ていこうと思った瞬間。
浅葱の困ったような声がして振り返る。
「どうした?」
振り返ると。
シャワーを出したまま固まる浅葱の姿。
「頭、洗えなくね?」
シャワーを片手に持ったまま苦笑いする浅葱の姿を見て、思わず吹き出す。
「………はぁ。予測しろよっっ。………ったく。」
呆れながらも、腕をまくり風呂に入っていく。
「ケンチーン!浅葱の風呂まだ?」
勢いよくドアを開けるマイキーの声に浅葱の体は跳ねて。
「あぁ?風呂入れねぇから介護してやってんだよ!」
「介護されてねぇし!!」
マイキーに向かって叫べば、浅葱の反論する声。
「介護だろうよ!服も脱げねぇ、頭も洗えねぇ奴がごちゃごちゃ言うな!大人しくしてろ!」
言い争う声に、マイキーが笑いながら風呂のドアを開ける。
「俺も入る!!」
いつ服を脱いだのか、腰にタオル巻いただけのマイキーが浴槽に飛び込んできた。
「マイキーっっ!!」
ばしゃんとお湯がかかり、さらにイラッとする。
「ったく、騒がしいな。なにやって………!?」
呆れながら様子を見に来た三ツ谷はバスタオルを巻いたまま座る浅葱を目撃して思わず目をそらす。
「っっ!悪ぃ。」
慌ててドアを閉める三ツ谷を見送り、びしょ濡れのまま笑う。
「まぁ、どんな姿であれ、お前が女でも、零番隊ってことは変わらねぇ。
それでいいんじゃねぇ?」
騒がしい俺たちを見てマイキーは笑う。
「まぁ、零番隊は俺が譲らないし、このまま東卍に居られるならありがたいかな。」
な?と、髪を洗われながら顔を上げる浅葱を見て諦める。
浅葱は女だって、東卍でやってくなら、危ない時は俺が守る。
「勝手にしろ。ただし、俺の女だってことは忘れんなよ?」
ワシャワシャと、泡を立てると、マイキーが驚いたようにこっちを見た。
「え!?浅葱、ケンチンの女になったの!?
俺のだと思ったのに!!」
ブーブー言うマイキーをよそに、笑う浅葱。
「まぁ、そうなったみたいだから。」
「みたいじゃねぇよ。」
これから先、また半間に会っても。
浅葱は殺そうとは思わないだろ。
全力で伸してやればいい。
危ない時は俺が守る。
ただ、それだけ。
ーおわりー
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