和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
風に舞う
君の名前は?
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(浅葱………。)
1番会いたかった存在。
俺の特服に身を包み、ぐっすりと眠っている。
まるで子供が大人の服着て遊んでて力尽きたみたいな寝方に、笑えてくる。
(………これはこれで………)
面白ぇけど。
可愛い………。
そっとベッドに上がっても、全く起きる気配はなく。
顔にかかった髪をどければ。
アザも消えて、傷もあまり目立たなくなってて。
少しだけ疲れた寝顔。
これが、見たかった………。
そっと頭の横に手を置き、耳元に口を寄せれば。
懐かしい浅葱の甘い匂いがする。
「………お~い………起きねぇと、襲うぞぉ………?」
脅かさない程度の音量で囁けば。
「………ん~………?」
ピクリと反応して、眠そうに目を擦りながら声のするこちらに顔を向けてうっすら目を開く。
眠そうな瞳と視線がぶつかる。
「………け………ん………?」
まだ覚醒してないのか、寝ぼけてるのか。
うっとりと顔を撫でられて。
思わずニヤリと笑って頬に触れた手を掴み甘く噛み付く。
「帰ったぞ………。」
声をかけてやれば。
やっと覚醒してきたのか。
声にならず目だけが大きく開いてる。
「………堅!?」
やっと気付いた。
あまりにも可笑しくて。
そのまま浅葱に体重をかけて覆い被さる。
「お前、人が入ってきてるのにガチ寝とか(笑)
待ちくたびれた子供か。」
笑いながら、強く抱き締めれば、胸の中でパタパタと抵抗する手足。
「掃除してたら気持ちよくて………。
ってか、重いっっ!苦しいっっ。」
俺の背中に手を当てて必死にもがいてる姿はあまりにも可笑しくて。
笑いながら抵抗する浅葱を抱きしめたまま、重くないように降りて浅葱を抱きしめる。
「俺の特服着て掃除か?」
笑いながら顔を見れば。
「お前………なに、泣いてんだ………(笑)」
口元は笑ってるのに、瞳からは大量の涙が溢れ出ていて。
ポロポロと零れる。
「………お……か……えり……。」
言葉にならない声で呟くと。
腕を伸ばして首にしがみついた。
「…………。」
嗚咽に合わせて揺れる体を抱きしめて。
触れたかった体温を確かめる。
抗争に巻き込まれて、刺された時。
冷たいアスファルトに倒れながら。
もう触れることは出来ないんじゃないかって思ってた。
「………悪かったよ。」
子供をあやすように背中を撫でれば。
フルフルと頭を振る。
「生きててくれて良かった………。」
体を少し離した浅葱は、涙でボロボロな顔で笑うから。
願望が溢れそうになる。
「それ以上泣くと、キスするぞ?」
驚いて泣き止むと思ったから、ニヤリと笑って挑発すれば。
浅葱の口元が笑う。
「………できるものなら。」
少しの間に強くなった浅葱に驚かされる。
「………言ったな?」
そう言うや、後頭部を引き寄せ唇を奪う。
一瞬ビクリと跳ねた浅葱の体は。
まるで縋るように俺の服を掴む。
その手を掴み、ベッドに押し付ければ。
弱々しく握り返してくる。
「んっ……。」
しばらく唇の感触を楽しんでから解放してやれば。
はぁはぁと息を切らして顔を顔を赤くする浅葱の姿。
脱力してるのに。
手だけは離さないでいる。
「泣き止んだか……?」
顔が見えないように胸に抱き締めれば。
「………もぅ……。」
恥ずかしそうに胸の中で頷く。
「刺されて意識飛ぶ時、浅葱に会いてぇって思ってた。
早く帰りてぇって。」
抱きしめた背中を撫でながら、思ってた事を話す。
「浅葱を抱きしめたいって思ってた。」
腕の中で顔を上げてこちらを見る浅葱。
やっと、帰ってこれた………。
泣き止んだ浅葱の目元を撫でると、擽ったそうに目を閉じるから。
また、キスをした……。
腫れぼったい目元に。
柔らかい、浅葱の唇に。
抵抗せずに、背中に手を回し。
うっとりとした瞳を向けてくる。
「もう……泣き止んでるよ………。」
優しく笑う浅葱を見てると、本当に生きてて良かったって思う。
「そんな顔すんのが悪ぃ。」
おでこにキスを落として、また抱きしめると。
「私もね、堅に触れて欲しいって思ってた………。
堅が刺されたって知った時、胸が痛くて。
でも、マイキーさん達が大丈夫だって言ってくれたから。」
信じてた………。
そう、呟いて。
「いつの間にか、堅のこと好きになってた………。
私の前から居なくならないで………。」
甘えるような声が。
唇が触れている胸に響く。
クスリと笑って、顔を上げさせる。
「マイキーと、お前にテッペン見せるまでは勝手に死なねぇよ。」
ニカッと笑うと。
浅葱も笑う。
「それ、マイキーさんも言ってた。
堅がマイキーさんに頂点見せるって約束したから、堅は死なないって。」
浅葱は起き上がり、俺を起こすと両手で顔を包んで真っ直ぐこちらを見つめる。
「約束。守ってね。」
そう言うと。
ゆっくりと浅葱から重ねてくれる唇。
浅葱が居るならオレは死なない。
何があっても………。
東卍と、浅葱はぜってぇ守り抜く………。
1番会いたかった存在。
俺の特服に身を包み、ぐっすりと眠っている。
まるで子供が大人の服着て遊んでて力尽きたみたいな寝方に、笑えてくる。
(………これはこれで………)
面白ぇけど。
可愛い………。
そっとベッドに上がっても、全く起きる気配はなく。
顔にかかった髪をどければ。
アザも消えて、傷もあまり目立たなくなってて。
少しだけ疲れた寝顔。
これが、見たかった………。
そっと頭の横に手を置き、耳元に口を寄せれば。
懐かしい浅葱の甘い匂いがする。
「………お~い………起きねぇと、襲うぞぉ………?」
脅かさない程度の音量で囁けば。
「………ん~………?」
ピクリと反応して、眠そうに目を擦りながら声のするこちらに顔を向けてうっすら目を開く。
眠そうな瞳と視線がぶつかる。
「………け………ん………?」
まだ覚醒してないのか、寝ぼけてるのか。
うっとりと顔を撫でられて。
思わずニヤリと笑って頬に触れた手を掴み甘く噛み付く。
「帰ったぞ………。」
声をかけてやれば。
やっと覚醒してきたのか。
声にならず目だけが大きく開いてる。
「………堅!?」
やっと気付いた。
あまりにも可笑しくて。
そのまま浅葱に体重をかけて覆い被さる。
「お前、人が入ってきてるのにガチ寝とか(笑)
待ちくたびれた子供か。」
笑いながら、強く抱き締めれば、胸の中でパタパタと抵抗する手足。
「掃除してたら気持ちよくて………。
ってか、重いっっ!苦しいっっ。」
俺の背中に手を当てて必死にもがいてる姿はあまりにも可笑しくて。
笑いながら抵抗する浅葱を抱きしめたまま、重くないように降りて浅葱を抱きしめる。
「俺の特服着て掃除か?」
笑いながら顔を見れば。
「お前………なに、泣いてんだ………(笑)」
口元は笑ってるのに、瞳からは大量の涙が溢れ出ていて。
ポロポロと零れる。
「………お……か……えり……。」
言葉にならない声で呟くと。
腕を伸ばして首にしがみついた。
「…………。」
嗚咽に合わせて揺れる体を抱きしめて。
触れたかった体温を確かめる。
抗争に巻き込まれて、刺された時。
冷たいアスファルトに倒れながら。
もう触れることは出来ないんじゃないかって思ってた。
「………悪かったよ。」
子供をあやすように背中を撫でれば。
フルフルと頭を振る。
「生きててくれて良かった………。」
体を少し離した浅葱は、涙でボロボロな顔で笑うから。
願望が溢れそうになる。
「それ以上泣くと、キスするぞ?」
驚いて泣き止むと思ったから、ニヤリと笑って挑発すれば。
浅葱の口元が笑う。
「………できるものなら。」
少しの間に強くなった浅葱に驚かされる。
「………言ったな?」
そう言うや、後頭部を引き寄せ唇を奪う。
一瞬ビクリと跳ねた浅葱の体は。
まるで縋るように俺の服を掴む。
その手を掴み、ベッドに押し付ければ。
弱々しく握り返してくる。
「んっ……。」
しばらく唇の感触を楽しんでから解放してやれば。
はぁはぁと息を切らして顔を顔を赤くする浅葱の姿。
脱力してるのに。
手だけは離さないでいる。
「泣き止んだか……?」
顔が見えないように胸に抱き締めれば。
「………もぅ……。」
恥ずかしそうに胸の中で頷く。
「刺されて意識飛ぶ時、浅葱に会いてぇって思ってた。
早く帰りてぇって。」
抱きしめた背中を撫でながら、思ってた事を話す。
「浅葱を抱きしめたいって思ってた。」
腕の中で顔を上げてこちらを見る浅葱。
やっと、帰ってこれた………。
泣き止んだ浅葱の目元を撫でると、擽ったそうに目を閉じるから。
また、キスをした……。
腫れぼったい目元に。
柔らかい、浅葱の唇に。
抵抗せずに、背中に手を回し。
うっとりとした瞳を向けてくる。
「もう……泣き止んでるよ………。」
優しく笑う浅葱を見てると、本当に生きてて良かったって思う。
「そんな顔すんのが悪ぃ。」
おでこにキスを落として、また抱きしめると。
「私もね、堅に触れて欲しいって思ってた………。
堅が刺されたって知った時、胸が痛くて。
でも、マイキーさん達が大丈夫だって言ってくれたから。」
信じてた………。
そう、呟いて。
「いつの間にか、堅のこと好きになってた………。
私の前から居なくならないで………。」
甘えるような声が。
唇が触れている胸に響く。
クスリと笑って、顔を上げさせる。
「マイキーと、お前にテッペン見せるまでは勝手に死なねぇよ。」
ニカッと笑うと。
浅葱も笑う。
「それ、マイキーさんも言ってた。
堅がマイキーさんに頂点見せるって約束したから、堅は死なないって。」
浅葱は起き上がり、俺を起こすと両手で顔を包んで真っ直ぐこちらを見つめる。
「約束。守ってね。」
そう言うと。
ゆっくりと浅葱から重ねてくれる唇。
浅葱が居るならオレは死なない。
何があっても………。
東卍と、浅葱はぜってぇ守り抜く………。