和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
細雪
君の名前は?
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『御鎮座四百年記念ライブ』
ライブが決まった。
浅葱と別れたあの仏閣で………。
正直、色々思うところはあったけど、これもきっと何かの縁なのかもしれない。
だから、またこの満開の桜をこの場所で見られているのかもしれない………
ライブの準備の為に会場に入ったけど、まだリハまで時間があるから一般の人が入ってこれない裏路地まで散歩をしていた。
肩にはギターをかけて。
満開の桜はまるで吹雪のように降り注ぐ。
(キレイだな………)
低い石垣に腰をおろすとなんとなく浮かぶメロディーをギターにのせる。
もう、1年も過ぎてしまった。
でも、手紙に書いてあったとうり、浅葱は世界のどこかでちゃんと俺の曲を聞いてくれている。
それだけで、幸せなのかもしれない。
もし、今回のアルバムを聞いていたら、浅葱は何か思うだろうか?
そんなわけないか。
自傷気味に笑うと前に動く白い物体に目が止まった。
(………白蛇?)
ギターを弾くのをやめて、じっと観察すると、視線に気づいたのか白蛇は顔を上げた。
もちろん目が合っている。
「………珍しい………」
あまりにもキレイな白蛇。
アルビノなのか真っ赤な目がじっと此方を捉えている。
「たしか、白蛇って守り神だっけ………
じゃあ、君はここの守り神なんだな~」
さすがに触ることはできないけど、姿を見れるだけでもなんとなく神聖な気分になれて。
白蛇が此方に飽きて去っていくまでじっと見続けていた………。
ライブが決まった。
浅葱と別れたあの仏閣で………。
正直、色々思うところはあったけど、これもきっと何かの縁なのかもしれない。
だから、またこの満開の桜をこの場所で見られているのかもしれない………
ライブの準備の為に会場に入ったけど、まだリハまで時間があるから一般の人が入ってこれない裏路地まで散歩をしていた。
肩にはギターをかけて。
満開の桜はまるで吹雪のように降り注ぐ。
(キレイだな………)
低い石垣に腰をおろすとなんとなく浮かぶメロディーをギターにのせる。
もう、1年も過ぎてしまった。
でも、手紙に書いてあったとうり、浅葱は世界のどこかでちゃんと俺の曲を聞いてくれている。
それだけで、幸せなのかもしれない。
もし、今回のアルバムを聞いていたら、浅葱は何か思うだろうか?
そんなわけないか。
自傷気味に笑うと前に動く白い物体に目が止まった。
(………白蛇?)
ギターを弾くのをやめて、じっと観察すると、視線に気づいたのか白蛇は顔を上げた。
もちろん目が合っている。
「………珍しい………」
あまりにもキレイな白蛇。
アルビノなのか真っ赤な目がじっと此方を捉えている。
「たしか、白蛇って守り神だっけ………
じゃあ、君はここの守り神なんだな~」
さすがに触ることはできないけど、姿を見れるだけでもなんとなく神聖な気分になれて。
白蛇が此方に飽きて去っていくまでじっと見続けていた………。