和楽器バンドの夢専用の名前になります♪
細雪
君の名前は?
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とある日こと。
俺は思い立ってあるものを手に入れていた。
鼻唄を歌いながら雑誌を読む浅葱に後ろからそっと近付くと
首にカチューシャのような機具を付けた。
「え?え?
何コレ?眞、何付けたの??」
急なことにびっくりしている浅葱のこめかみ辺りにもうひとつ、シリコン製の物を付けてあげると、何がおこったからわからない浅葱はちょっと不安そうで。
「浅葱、ちょっと来て?」
浅葱の手を引き、自分のギターがあるところまで連れてくると、浅葱の首に付けた機具にパソコンから伸びたケーブルを付ける。
そしてパソコンのエンターキーを押すと………
「………うわぁ!!
何コレ?音が聞こえる!!」
一気に浅葱の表情が明るくなった。
浅葱の首に付けたのは『咽喉(いんこう)マイク』という特殊なマイク。それにこめかみに付けたのは骨伝導で音を伝えるスピーカーみたいなもの。
声を伝えて会話をするにはそこにまた話す側のマイクが必要になるけど、浅葱がいつも歌ってるのはわかってるから、音楽を聞かせることはできる。
もちろん、そこにギターも繋げば、俺が演奏しながら一緒に歌うことも可能だったりする。
「眞、すごいね~♪
よくこんなの思い付いたね!!」
とても嬉しそうにする浅葱を見ながら久々にギターを持った。
「俺が弾くから、浅葱が歌って?
浅葱の知ってる曲弾くから。」
「でも!!私下手だよ??」
「大丈夫だって。誰も聞いてないから(笑)
俺もたまには指動かさないと。」
そういうと少し調整した後、出だしを弾き出す。
初めて会ったときに彼女が歌ってた『ノラネコ』。
ちょっと悩んだ後、俺に背中を向けたと思ったらちゃんと歌いだした。
はじめての時も思ったけど。
浅葱は歌がうまい。
たぶん、本人は本気で歌ってないだろうけど。
ふと、思い立って途中で弾くのを止めると、浅葱が振り返った。
「ごめん、ちょっとしくじった。
もう一回初めからやろ?」
目の前で手を合わせると、あんまり気にしてないのか、聞こえることが嬉しいのか、頷いてまた背中を向けた。
もう一回初めから。
こっそりとRECボタンを押したのは、浅葱には内緒の話……………
俺は思い立ってあるものを手に入れていた。
鼻唄を歌いながら雑誌を読む浅葱に後ろからそっと近付くと
首にカチューシャのような機具を付けた。
「え?え?
何コレ?眞、何付けたの??」
急なことにびっくりしている浅葱のこめかみ辺りにもうひとつ、シリコン製の物を付けてあげると、何がおこったからわからない浅葱はちょっと不安そうで。
「浅葱、ちょっと来て?」
浅葱の手を引き、自分のギターがあるところまで連れてくると、浅葱の首に付けた機具にパソコンから伸びたケーブルを付ける。
そしてパソコンのエンターキーを押すと………
「………うわぁ!!
何コレ?音が聞こえる!!」
一気に浅葱の表情が明るくなった。
浅葱の首に付けたのは『咽喉(いんこう)マイク』という特殊なマイク。それにこめかみに付けたのは骨伝導で音を伝えるスピーカーみたいなもの。
声を伝えて会話をするにはそこにまた話す側のマイクが必要になるけど、浅葱がいつも歌ってるのはわかってるから、音楽を聞かせることはできる。
もちろん、そこにギターも繋げば、俺が演奏しながら一緒に歌うことも可能だったりする。
「眞、すごいね~♪
よくこんなの思い付いたね!!」
とても嬉しそうにする浅葱を見ながら久々にギターを持った。
「俺が弾くから、浅葱が歌って?
浅葱の知ってる曲弾くから。」
「でも!!私下手だよ??」
「大丈夫だって。誰も聞いてないから(笑)
俺もたまには指動かさないと。」
そういうと少し調整した後、出だしを弾き出す。
初めて会ったときに彼女が歌ってた『ノラネコ』。
ちょっと悩んだ後、俺に背中を向けたと思ったらちゃんと歌いだした。
はじめての時も思ったけど。
浅葱は歌がうまい。
たぶん、本人は本気で歌ってないだろうけど。
ふと、思い立って途中で弾くのを止めると、浅葱が振り返った。
「ごめん、ちょっとしくじった。
もう一回初めからやろ?」
目の前で手を合わせると、あんまり気にしてないのか、聞こえることが嬉しいのか、頷いてまた背中を向けた。
もう一回初めから。
こっそりとRECボタンを押したのは、浅葱には内緒の話……………