第一章 守り隊この平和を

処女航海が出来るくらいの環境は整ったヘルキャット号であったが……ここで問題点があり、どうやら現時点では長期の航海には適していないことが判明した。
しかしプププキングダムのあちこちで暴れている海のクエストには一応就航できそうではある。
とりあえずクエストボードを眺めながら、地道に進めていくことにしたゴロゴロ猫艦長と速水きゅん達なのであった。
メンバーはゴロゴロ猫艦長!
速水きゅん!
シュワちゃん!
サンタ・グラーフ!
ブロリー!
ラムダスさん!
カーマイケルさん!
ラルフ・クルー!
約一名……ラスボス級クルーが混じっていませんか?
ガハハと笑うおっさん猫艦長はニブくて気づいていないぞ?
いいぞぉ?
もっとドゥンドゥン行こうじゃないか?
世界が終わるまでは……【通信が遮断されました★】
あれ?
ナニカおかしい……。
そしておともの装備とかも考えた方が良いですよ。
とりあえず地道にジェムリンゴを収穫して、マホロアからプレゼントボックスに入ったジェムリンゴを受け取り、旅人の鐘を鳴らして旅人からお土産をもらって、ゆうしゃミッションを順調にこなしてから一気にたたみかけるのもまあアリかなぁ……サンタ・グラーフはそんなことを言う。
ああ、装備は初期装備のままジェムリンゴとかけらとかためて一気に強化でも良いね。
課金は健全なキッズの教育上良くないからねと、ゆうしゃとけんじゃのプレイスタイルがまあ健康的なのかもしれない。
そしてイレブンジスになり、とりあえず喫茶店エリアに戻って、つけ麺とジャスミン茶をいただいて、おゆうごはんのカレーライス楽しみですね。
なんて会話を交わしながら、ゆうしゃとけんじゃは伝説のイメチェンセットにお着替えしてお座敷部屋にてゴロゴロ猫タイムに突入するのだった。マリナさんのゴロゴロソングをカラオケしたりしながら、スペインの村ののどかなおひるねタイムだった。
おゆうごはんのカレーライスに合わせるお茶は何が良いかななんておはなしをしながら、喫茶店エリアでいくつかお茶を作り置きしておき、あら熱をとり、少し冷ましてから冷蔵庫で冷やしておこうねとなり、大絶賛シエスタ日和のシエスタ休憩の時間帯を大切に各々まったりと過ごしていた。
やはりゆうしゃとけんじゃのプレイスタイルは教育上正しいプレイスタイルだったのだ。
課金で解決するなんて教育上良くないからねとエーデルワイスの先生はキッパリと断言するのだった。
だって何でも金で解決できるなんて、そもそも大間違いだからだ。何でも金で解決しようとかそんな風に子供が覚えて間違った大人の悪い見本の背中を見て育つと絶対ロクな大人にはならないからだと、ゆうしゃとけんじゃは色々ゲームで遊んだり、義援金おガチャに預金全部食わせたりもしたので、自ずと課金嗜好の強いゲームは遊ばなくなり、結局お金を使わずにゆっくりまったりとマイペースで無課金でもそれなりに遊べるゲームしか遊ばないようになっていた。
最近のゲームは比較的お金を落とさなくても探せばそれなりに遊べるゲームが増えたねとゆうしゃとけんじゃはキラキラ笑顔でけんじゃなんかはお星様のように笑うのだった。
お座敷部屋の座敷わらし的存在にもなると視点の切り替えが上手でうまくエンジョイしているなぁとゴロゴロ猫艦長と速水きゅんは昔どこかに置き忘れた子供心の何たるかを見つけた気分になり、まあなるようになりますよとマイペースに日課をこなそうかななんて結論に至るのであった。
焦らずじっくりと……ローマの道は一日にしてならずとも言いますねと速水きゅんは確かにその通りだなと自分で言った言葉の重みに思わずハッとなるのだ。
言の葉が言霊のように自身を強く正しい方向に導いている……深層心理かナニカだろうかとそんな風に自問自答するのだった。
美しいホワイトユールの海岸線を眺めていると、とてもちっぽけな悩み事だったのかもとも思うのだ。
ゆうしゃとけんじゃはゆうしゃとけんじゃなりにそこに存在して、様々な人々にポジティブな気づきを与えたりしているんだなぁとゴロゴロ猫艦長はサンタ・グラーフと子供ならではの発想に目を丸くして感心するのだった。
処女航海と福の神という……ゆうしゃとけんじゃみたいな座敷わらし的存在を丁寧に扱っている限り金運に恵まれたりする……というのは何となくゆうしゃとけんじゃと接していて体感気づいてはきたんだとサンタ・グラーフはそんな風にエーデルワイスの先生とカロル先生と雑談していた。
不思議なめぐり合わせでそれぞれこの場所に引き寄せられたのかもしれませんねぇとエーデルワイスの先生はカーチャンとカロル先生とカレーを煮込みながら和むのだった。
本当にあたたかみがあり、とても優しい世界だなとみんなそう思うのだろう。
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